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山 名
緑山(613m)
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山口県周南市
登山日 2015年11月21日(土) 晴れ
熊毛町八代より望む緑山
参加者 夫婦
コース 登山口(9時55分)〜道徳山分岐(10:15)〜送電線の真下(10:30)〜伐採地(10:40)〜(10:50)緑山(11:10)〜(12:05)登山口 所要時間2時間10分
お弁当 下山してから須々万で食べました。
駐車場 登山口付近の路肩(2ヶ所で合わせて5台くらい停められます)
トイレ 登山口付近にはありませんでした。山頂にあるというトイレには気付きませんでした。
まとめ 実家の庭の手入れをしに帰るついでに、何時もの如く近くの山に登ってみることにした。今回は山頂からの展望が良いことで知られている須々万の緑山です。周回コースがあるようですが情報が少ないので南麓の松尾からのピストンにしました。

山陽自動車道岩国ICで高速を降りて、欽明路道路、国道2号、国道376号と走り須々万に入り、いつものスーパー 「ピクロス」 でトイレ休憩をする。そして徳山高校徳山北分校の東側の道に入り登山口を目指す。ところが高校を過ぎたとたんに道幅が狭くなり対向車を気にしながら走った。その所為か登山口を通り過ごしてしまったのでUターンしていると近所のおじさんが近寄ってきて 「ここから登るとやぶ漕ぎになるけえずっと向こうの林道から登った方がええ。どうしてもここから登るんなら、登山口はそこで、あの家の向こう側に道があるけえ。車は登山口の近くに停めたらええ」 との親切なアドバイスをいただく。


Uターンして戻っていくと道路が左カーブしているところにネットで紹介されている登山口があった。車は登山口の道路を挟んで反対側の広くなっているところに停めた。左の写真の右奥の草地にも停められそうです。

道ばたに立っている 「毛利元就陣所跡入口」 の石柱のところからコンクリート道を上っていくと電柱の根元に道標があった。道標が車道より一段高いところにあったので車で上って来るときには見落としてしまったんだ。
登山口(駐車場所から写す) 電柱の根元に立つ道標

登山口から暫くは日当たりの良い道を歩く。夏場だと夏草が繁茂しそうな道で、実際にそれを思わせるような山行記がネットで紹介されていた。日当たりの良い道は100mくらいで終わりスギ林へと入っていく。左手は石積みが残っているので以前は耕作地として使われていたんだろう。足下には拳大の石がゴロゴロしていて少し歩き難い。

この山にはアオキが多い。2ヶ月前に登った金峰山もそうだが、概して山口県の山にはアオキが多いように感じる。スギ林の中を登っていくと 「山頂まで1km」 の標識があった。後で判ったことだが、この標識の指す山頂とは道徳山のようです。標識から間もなく尾根を乗り越した。地形図を読む限りでは、きついのはここまでで、これから先はルンルン歩き!
あと1km標識

水平道を進んでいくと道徳山への分岐があった。この山の頂に毛利元就陣所跡があるそうだが、展望が無いということなのでパスする。

登山道には 「緑山周回コース」 の案内標識が立っている。西側の緑山溜池の畔を歩いて周回するルートがネットに掲載されていたので、このルートのことだと思う。ピストンは何となく味気ないので検討はしたが情報が少ないので諦めた。東側を走る林道緑山線が使えないかとも考えたが車道歩きが長くなるので捨てた。
道徳山分れ 平坦な道が続く

平坦な杉の植林帯をトコトコ歩いていると中電の「火の用心」巡回札があり、直に突然前方が明るくなり左手上方に送電鉄塔#277が建っているのが目に入る。送電線の真下まで来ると右手東側が切り開かれていて、遠くに旧本郷村の羅漢山が左右に裾野を広げているのが判る。今日は遠くまで見えるぞ!

再び植林帯に入り込むと 「山頂まで1km」 の標識があった。先ほどのは道徳山で今度は緑山までの距離だろう。しかし紛らわしい!もう少し判り易い表示をして欲しいものだ。
左上に送電鉄塔 送電線真下から東側の眺め

水平道を進んでいくと右手から良い道が上ってきている。これは後の調べで林道緑山線からの近道ルートだということが判った。ここで水平道と別れて緑山へと続く尾根道へと入っていく。

植林が切れると伐採地へと変わり左手西側に四熊ヶ岳が見えてきた。明るい尾根道からは正面にこんもりとした丘のように見える緑山が近づいてきた。尾根道と交差している林道を過ごすとジグザグの登りとなり緑山への最終アプローチに入る。
十字路で尾根道へ 伐採地の向こうに緑山

立派な山頂標識のある緑山山頂からは南側を除いて、ほぼ360度の展望がある。山頂標識の手前にはテーブルが…ハテハテ…周囲の樹木が成長しつつあるのでテーブルの上に乗って眺めを楽しんで下さいということなのか?

南側は逆光のうえ登ってきた道徳山が邪魔をしているが、西には弁当を忘れて登った四熊ヶ岳、発達した低気圧に散々な目に遭った大平山、北には薮化した林道に難渋した石ヶ岳、最近登った金峰山、五万堂渓谷からの階段だらけの道に草臥れた長野山、一級品のヤブのある馬糞ヶ岳、東には未踏の周東物見ヶ岳、ナベヅルの里の熊毛烏帽子岳など過去に登った山を望むことができ、登った山それぞれに出来ごとを思い出して山座同定をしながら感慨に浸った。流石に四国や国東半島は見えないが今日は良い天気だ!
展望の良い緑山山頂

緑山山頂から西側の眺め 緑山山頂から北側の眺め 緑山山頂から東側の眺め

下山はピストンで、今度は道徳山を見ながら伐採地を下っていく。途中でムカゴを採ったので登りと同じ時間がかかってしまった。須々万まで戻りピクロスの隣のラーメン店でお昼を食べる。ついでにピクロスで晩ごはん用にと美味しい弁当を買おうと思ったが既に売り切れていた。やはり最初に買っとくべきだったと反省。

以下は山行きとは関係ないが忘れないよう書き留めておく。奥さんの実家に帰ってツバキ、サザンカ、サルスベリの木を少しだけ残して全て切り倒した。これで畑仕事や庭仕事でドクガにやられることはなくなるだろう。しかししかし…ドクガの粉が残っていたのか…両腕にカイカイが…これが最後のカイカイであることを願う。
道徳山を見ながら下る

11月の下旬に入ると秋の花は殆ど見られなくなりました。今回は今の時期に見られる果実を取り上げてみた。
山口県内には多いアオキ ビロードの肌触り、ヤブムラサキ 晩秋の定番、ヤブコウジ 同じく定番のツルリンドウ 赤い実の成るシロダモ

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