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山 名
黒ダキ山(1084m)
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広島県廿日市市
登山日 2015年6月4日(木) 快晴 南麓の吉和より望む黒ダキ山
南麓の吉和より望む黒ダキ山
参加者 単独
コース 立野野営場(7時40分)〜小松原橋(7:55)〜肩の大ツガ(8:20)〜(8:55)882m峰(9:00)〜914m峰(9:25)〜(10:00)合流地点(10:05)〜黒ダキ山(10:35)〜合流地点(11:15)〜細見谷への降下地点(11:25)〜850m台ピーク(12:00)〜(12:30)774m峰(12:45)〜下山林道(13:05)〜(13:35)立野野営場
お弁当 774m峰付近で食べる(ハエが多い)
駐車場 立野野営場(台数は気にしなくても良い)
トイレ 立野野営場(簡易水洗です)
まとめ 先月中旬以降、地区の行事や登山会が続いたので個人山行きができないまま、とうとう6月に入ってしまった。先日梅雨入りが発表された中国地方の天気は当分芳しくない予報なので、花が散らないうちにと思い休暇を取ってベニドウダンを見に出かけたものの…花は殆ど終わっていました。今年は全般的に花の時期が少し早いようです。

今日は平日だから少しでも高速代を節約しなければ…と思い…中国自動車道を戸河内ICで降りて吉和に向けて国道186号を走る。女鹿平スキー場の前の道を立野に向けて走っていると通行止めの看板が立っていた。注意書きを読むと小松原橋の先で土砂崩れがあったようで、立野野営場までは問題なく行けそうなので、そのまま進んでいく。幅員が狭く離合し難い道だが前方から車が来ることは恐らくないので安心して走れます。


立野野営場 立野野営場に駐車してゆっくりと登山支度をして県道まで戻ると、吉和側から数台の車がやってきた。工事関係者の車でした。少し寒いがそのうち暖かくなるだろう。道ばたに咲く花を観察しながら県道をのんびりと歩いていくと小松原橋が見えてきた。

橋を渡ると目と鼻の先に車が何台も停まっている。そこが土砂崩れヶ所なんだろう。『山火事防止』の丸い看板が打ち付けられている大きなトチの樹の手前から山に分け入る。
小松原橋
早朝の立野野営場 小松原橋の先が取り付き

岩尾根 すぐに明瞭な踏み跡が現れてジグザグに付けられた道を登っていくとはっきりとした尾根地形となる。イワカガミが多いが花は完全に終わっている。高度が上ってきて振り返ると女鹿平山が見えてきた。

間もなくナガ谷へのトラバース道があった。『火の用心』の長方形の看板が樹木の幹に打ち付けられている。←西中国山地に記載の内容と比較して標高が低いので違うかも。そこから5分くらいで肩の大ツガに上がった。
肩の大ツガ
岩尾根を登る 肩の大ツガ

882m峰 下生えが少なく歩き易い道で灌木が少しだけ煩いがヤブ漕ぎ派にとっては痛くもかゆくもないだろう。植生はツガの純林?でマツが多い。ミズナラやブナもちらほら。肩の大ツガから35分で882m峰に着いたので小休止する。

次の境界標柱のあるコブから下っていくと若いブナが主体の広葉樹の森が広がっている。見る分には美しいが、林床には背丈が胸くらいのササが生えているので鞍部からの登り返しがしんどいね。
広葉樹の森
倒木が目印の882m峰 ブナの広葉樹の森

914m峰 変形十字尾根の914m峰の手前には菱形の保安林標識が、奥側には境界見出標がある。北西には細見谷からの登路との合流地点が見える。稜線まではもうじきだ。

蒲鉾板を大きくしたような境界見出標は稜線に何ヶ所も取り付けられているが、一体何の境界なんだろうか?スギの木が目印の屈曲点からは傾斜が急になるが、すぐに稜線が見えてきた。
屈曲点
保安林標識の立つ914m峰 屈曲点(右から手前へ)

吸殻入れ 赤い吸殻入れのところに出た。黒ダキ山の吸殻入れは目印となるところに設置してあるので歩くときは役に立つ。

小休止して黒ダキ山山頂を目指す。花は下りで観賞することにして登りでは、時折り左右に開ける眺望を楽しむ。右手には間近に十方山や市間山が見える。左手には赤白鉄塔の向こうに吉和冠山が…右の方に寂地への稜線が延びている。
吉和冠山
稜線の吸殻入れ(手前が黒ダキ山) 稜線から吉和冠山を望む

豊平の山 【稜線からの眺め】 今日は視界が良いので懸崖の上の稜線からはタテイワ谷の向こうに豊平の山がくっきりと見えている。豊平の名峰龍頭山は広島市内側からとでは違った山容に見えるので少し戸惑ってしまう。龍頭山手前の山は戸河内の正教山(今回の調べで初めて名前を知った)のようだ。

黒ダキ山山頂 合流地点から30分で赤い吸殻入れのある黒ダキ山に着いた。相変わらず展望は全く無い。仏石まで行くと帰りの登り返しが辛いので今日はここで引き返すことにする。

山頂付近にはかなりのベニドウダンが見受けられるが殆ど終わりかけだ。そこよりも標高の低いゴロシの崖付近の方が花が残っているように見受けられる。のんびりと花を観賞しながら合流地点まで戻ってきた、
ベニドウダン
黒ダキ山山頂 鈴なりのベニドウダン

細見谷降下地点 合流地点から南東尾根を下っていく。ベニドウダンは終わってしまったのか全く見られなくなった。赤い吸殻入れの30m先が細見谷降下地点で付近にはテープがたくさん付いている。ここで直進して南尾根に乗る。

テープを追って歩いている訳ではないが、テープがやたらと目に付く。930m台の尾根が分れる地点にも下るべき方向にテープが…そんなに付けなくても判るのに…少し食傷気味だ!
930m台
細見谷降下地点で直進 930m台の尾根が分れる地点

850m台ピーク 林班界標石のある850m台ピーク(25,000地形図の等高線は閉じていないがれっきとしたピークだ)でお昼にしようと思い立ち止まるとハエがわんさかと寄ってきたのでお昼は諦めて前進する。ここからの下りでは尾根が見えないので少し苦労したが直に尾根地形となり一安心。

774ピークで右に振れて下がったところでお昼にする。シャツを脱いでそばに置くと半分くらいのハエがそちらの方にたかってくれたので助かった。
774mピーク
850m台ピーク 774mピーク

下山林道に降りる 標高700mくらいで薄い踏み跡が谷に下っているように見えたが頑固に尾根通しに下っていくと下山林道の上に出た。真下にカーブミラーが見える。しかし前方は崖になっていて降りることができそうのないので右に移動して斜面をずり落ちるようにして林道に降りた。位置はカーブミラーの40mほど奥だった。

後の調べでやはり谷に下りるのが正解でした。林道に咲く花を観察しながら30分ほど歩き細見谷橋を渡って立野野営場に戻る。
細見谷橋
下山林道に降りる 細見谷橋を渡ると野営場

コガクウツギ゛(県道) ヤマツツジ(岩尾根) ベニドウダン ウツギ(下山林道) バイカウツギ(下山林道)

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