HOME 戻る
山 名
額々山(1279m)
工程図を見る
山口県錦町
登山日 2015年5月5日(祝日) 快晴 下山ルートより望むガクガク尾根
下山ルートより望むガクガク尾根
参加者 単独
コース 河津(7時35分)〜御堂(8:05)〜林道終点手前の橋(8:20)〜トチゴヤ谷(8:35)〜アミダ谷(9:00)〜ルート探索5分ロス〜(9:25)カネホリ谷落口(9:30)〜トラバース〜尾根に乗る(9:55)〜スギ植林(11:00)〜(11:55)ガクガク尾根(12:10)〜額々山(12:35)〜ガクガク山(13:00)〜(13:20)展望岩(13:25)〜下山地点(14:00)〜河津谷に下りる(15:05)〜林道終点手前の橋(15:10)〜御堂(15:25)〜(16:00)河津
お弁当 ガクガク尾根に出た地点(ガクガク山の東側)で食べました
駐車場 河津集落に入る手前の橋の袂(5台くらい停められます) 林道にも何ヶ所かあります
トイレ 深谷大橋駐車場(水洗です) 河津集落にはありません
まとめ カタクリが見頃の大型連休前半に登る予定を立てていたが天候不順により連休後半に延期した。予想はしていたとはいえカタクリは殆ど終わっていて額々山の近くに残り花が数株咲いていただけだった。2週間前の宮島一周海岸歩行の疲れが残っているのか、藩界尾根の急斜面では踏ん張る足に力が入らず何度も地べたにへたり込んでの休憩を余儀なくされ、とっても辛い山登りになりました。

中国自動車道を吉和ICで降りて国道186号線を走る。吉和冠山の稜線やクルソン岩がはっきりと見え視界が良さそうだ。今日は降水確率0%快晴の好天気で絶好の登山日和だ。冠高原から山口県に入り向峠を経由して河津に入る。河津集落手前の橋の袂に駐車する。駐車場所は深谷川の上で島根県と山口県の県境にあたる地点です。


御堂 駐車地から深谷川左岸の道に入る。以前は数軒あったと思われる民家も無住となってしまい今では『猟漁券販売所』の看板の掛る家だけになってしまっている。深谷川を挟んで対岸には河津集会所付近の集落が見える。林道を奥へと進んでいくと葉ワサビ畑があり、前述の民家のご夫婦が葉ワサビの収穫をされていたので少し話をして先へと進む。

コンクリート橋の架かるミノコシ谷(右岸側に林道が延びている)を過ごすと対岸に御堂が建っている。そこに行く径は?付近は流れの緩やかなナメラなので増水していない限りは容易に向こう岸に渡れそうだ。下流にある長瀬峡はもちろん素晴らしいところだが河津の奥にもそれに負けず劣らずの渓谷がある。川床は自然のウォータースライダーだが、ここまで足を伸ばして遊んでいく人は皆無に近いだろう。
深谷川右岸に佇む御堂

コンクリート橋 ピンクのリボンの下がる下マツタゲオ谷、上マツダケオ谷の落ち口を相次いで過ごす。リボンは沢歩きの人たちが付けた目印だろう。その少し先にコンクリート橋があった。林道は路盤がしっかりしているので車でここまで来られるが…無理はしたくないね。

コンクリート橋を右岸に渡ると看板があり、そこからは荒れた林道が奥の方へと続いている。右手にアシガ谷の落ち口を見て林道を進んでいくが林道は橋から200mで終わってしまった。
荒れた林道
コンクリート橋を渡る 橋からは荒れた林道に変わる

滝 林道終点のところの尾根にテープがあった。ここから取り付けばガクガク尾根に上がれるんだろうか?その先に可愛らしい落差の小さい3兄弟滝があった。白い大きな看板のあるトチゴヤ谷の落ち口までは明瞭な道がありすんなりと進むことができた。

見るからに滑りそうな沢を用心して中洲に移る。右岸に上がり少し平坦なことろを進んでいくとゴルジュがあり、右岸の林の中を高巻いて通り抜けた。
トチゴヤ谷の先
最初の落差の小さい滝 トチゴヤ谷の先で中洲に移る

アミダ谷 沢床から右岸に上がるとアミダ谷の落ち口がある。付近は大きな岩が堆積していて通り抜けるのに難儀をした。

アミダ谷の先で左岸に渡りすぐに右岸に渡り返す。ネットの情報ではアミダ谷からは左岸を歩くようになっているので考え込んでしまったが現地判断で歩き易そうなことろを選んで歩いていく。上るにつれて谷が狭まってきて歩き難くなってくる。
沢床
アミダ谷落ち口 苔むした岩の沢床

カネホリ谷 今日の最初の課題 『カネホリ谷に入る』 は現在位置をロストすることなく歩いたので何とかクリアーできた。カネホリ谷は緩やかなので歩き易い。藩界尾根に乗るトラバース道を探しながら谷を詰めていくと谷が分れる地点までやってきた。

右俣のジャレに入り、二つ目の課題の藩界尾根に乗るトラバース道を見つけることができないまま右の写真のところまで進んだが、谷が荒れて進み難くなってきたので、そろそろよかろうと思い右手の斜面に飛び込んだ。
ジャレ
カネホリ谷落ち口 ジャレに入ったところで右の斜面へ

薄暗いスギ林には踏み跡は見当たらない。誰かが付けたのかテープがあるが偽テープのようだ。すぐに尾根に乗った。上方を見上げるとものすごい急斜面だ!この斜面を比高で20mくらい上るとトラバース道に出合った。 『よかった、これで少しは楽になるぞ』 と思った。

ジグザグに付いている踏み跡を辿って登っていった。そして斜面が小崩落を起こしているところで無理矢理崩落斜面を横切ったがその先で踏み跡を見失ってしまった。本来のルートより右にそれているような気がしたので少しづつ軌道修正をしながら藩界尾根に復帰する。今日は沢歩きや急斜面の徘徊で無理をしたのか?足に力が入らなくなってしまい何度も休憩した。その都度塩分や糖分を補給したが効き目はすぐには現れない。
標高1000m付近
標高1000m付近

スギ林 標高1050mくらいからスギ林が現れる。西側から吹き上げてくる風が苦しさを少しは和らげてくれる。尾根道からは左手に稜線が見えているが果たしてどこの山か?

やがて前方に岩壁(板状節理のタキ)が見えてきた。すぐそこなんだが尾根上には間伐された杉の丸太が無造作に放置されていて前進を阻む。散々苦労して岩壁の右手からガクガク尾根に出た。設定タイムを30分以上オーバーしているので少しでも先に進みたいが、疲れたので休憩を兼ねて軽くお昼にする。
岩壁
植生がスギ林へと変わる ガクガク山直下の岩壁

ガクガク岩 額々山方面にカタクリを探しに行く。鞍部付近にはエンレイソウ、コチャルメルソウ、タチカメバソウ、ニシノヤマタイミンガサ、ミヤマカタバミ、開花待ちユキザサが緑の絨毯を作っている。

ガクガク岩まで登ってみたがカタクリは終わっていたのでもう少し進むと草臥れた数本の花が待っていてくれた。スギ林の中を進むと額々山三角点がある。小高いところからは寂地山が見える。カタクリが見られたので良しとして今日はここで引き返す。
額々山
動かないガクガク岩 額々山三角点峰(東のよけ岩)

ガクガク山 杉の大木が天に向かって伸びているガクガク山まで引き返す。縦走路からは直下の岩壁は全く見えないので気付く人は少ないだろう。

ガクガク尾根を西に下っていくと展望岩場がある。尾根上にある大きな岩塊が通せんぼをしているので容易に判ります。狭い岩の上に立つと、ガクガク尾根〜寂地山〜右谷山〜小五郎山までの稜線が見て取れる。残念なのは薮ヶ峠付近が右谷山の裏側に回り込んでいることだ。今日は西よけ岩には行かないのでここで眺望を満喫する。
展望地
展望のないガクガク山 この岩の上が展望地

パノラマ合成
大岩展望地からのパノラマ画像(額々山三角点峰は判り難い。小五郎山の右後方に薄っすらと見えるのは平家ヶ岳付近の稜線)

ヒノキの植林 展望地の先に板状節理の大岩がある。ガクガク尾根にはこのような岩が点在しているが、未だに『西中国山地』に記載のガクガク石はどこにあるのか判らない。

左斜面はヒノキの植林で味気ないが右手三葛側には芽吹いた小振りのブナの緑が鮮やかだ。左手に下る予定の尾根が見えてきて、1116m峰の先の大岩コブを右から巻いて反対側に出て支尾根へと入る。
ここから下る
左手はヒノキの植林 ここから下る(手前が西よけ岩)

界を下る ヒノキ林と広葉樹林の界の支尾根を下っていく。最初は緩やかだったが直に急斜面に変わりヒノキの立木の間をジグザグに下っていき、尾根が落ち込んでいるところで左手の尾根に移った。やがて等高線が直線に近いような斜面に変わり歩き易いところを選んで下っていくと標高700m付近で廃林道に下りた。水平に左右に延びている道はどちらに行っても行き止まりだった。不思議だ!止む無くそのまま斜面を下っていき、最後に斜面をずり落ちるようにして山道に出た。飛び出したところは林道終点から50mくらい上流側だった。

河津集落まで戻ると登るときに出合った御夫婦が自宅で何かの仕事に精を出されていたので、無事帰ってきたことを告げて河津を後にする。帰りに寂地峡に立ち寄ってみた。終わりかけのカタクリにシーズン最後の出合いをという登山者で賑わっていた。
植林と広葉樹林の界を下る

シャク(河津集落の道ばた) ヒメレンゲ(河津谷) ホウチャクソウ(カネホリ谷) サルメンエビネ(藩界尾根) カタクリ(ガクガク尾根)

SEO [PR]  ローン比較 再就職支援 バレンタイン 無料レンタルサーバー SEO