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山 名
弥山(535m) 広島県廿日市
登山日 2014年11月15日(土) 晴れ 帰りのフェリーより望む弥山
帰りのフェリーより望む弥山
参加者 夫婦
コース 紅葉谷登山口(9時50分)〜あと1km標識(10:25)〜(10:35)主稜線鞍部(10:40)〜弥山本堂(10:55)〜(11:05)弥山山頂(11:25)〜仁王門(11:40)〜駒ヶ林西側鞍部(11:55)〜(12:40)大元公園登山口
お弁当 下山してから大元公園で食べました
駐車場 今日は普段は500円のところも1000円でした
トイレ 弥山山頂展望台(とてもきれいです)
まとめ 今日は一家で宮島に紅葉狩りに出かけた。自分たちは弥山登山で、別行動の子どもと孫は宮島水族館で遊ぶとのこと。弥山山頂では新しく建て替えられた山頂展望台に対面した。2階が休憩所、3階が展望台で売店は姿を消していた。

いつも利用しているJR宮島口山側の駐車場の駐車料金は1000円だったので、それよりも少し安いコインパーキングに駐車した。桟橋から少し離れているが節約・節約です。それはそうと自宅の庭を臨時の駐車場にしていた民家があったのには驚いた。年間で一番人出の多い時期なので松大汽船の切符売り場は長蛇の列だ。それを横目にパスピーを使って、すっ〜と改札口を通過する…気持ちがいいね。


もみじ橋 宮島桟橋を出ると…人…人…人の波、観光客が殆どだが山歩きの格好をした人もかなり見受けられる。子どもたちとは別れて、混雑する海沿いの道を避けて、みやげ物屋通りを歩き紅葉谷に入る。

もみじ橋付近の紅葉はいつもながら青空によく映える。見頃は来週末だろうか。未だ染まっていないカエデが多いですね。紅葉谷橋を渡り、左にロープウェイ入口を過ごすと人数はまばらになってきた。
ロープウェイ入口
もみじ橋付近の紅葉 ロープウェイ入口の先

紅葉谷登山口 紅葉谷を奥へと詰めたところに紅葉谷登山口がある。登山口から4分くらいで舗装が切れて歩き易い土道になった。楽な道も最初のうちだけで、そのうち延々と石段が続くタフな道へと変わっていった。

色とりどりのカエデが見られた道も、登山道に入ると常緑樹の弥山原生林へと植生が変わり、眺望の得られない谷道を黙々と登っていく。
最初は楽な道
紅葉谷登山口 最初は楽な道

原生林の雰囲気 弥山の公式登山ルートの中では紅葉谷ルートが最も歩き易いと思うが、それでも石段にはうんざりしてしまう。時折り石段が途切れて左のようなフラットなところがあるので息抜きができるのは有難い。

どこか景色のよいところで休憩しようと思っていたが、その機会を得ることができないまま、弥山東側の主稜線鞍部に上がった。ウリハダカエデの紅葉の下でようやく休憩を取る。
主稜線鞍部
原生林の雰囲気が漂う 主稜線鞍部に出る

大砂利が見える ロープウェイを利用して登ってきた観光客に混じって遊歩道を上っていく途中に大砂利方面が見えるポイントがある。畑地には今は何が植えてあるんだろうか?

それにしても鞍部から弥山山頂まで比高140mの上りは如何に整備された道と雖も観光客には辛いだろうな。不消霊火堂の右手から東回りの三鬼堂経由ルートで山頂に向かう。
不消霊火堂
大砂利の農地が見える 不消(きえずの)霊火堂

展望台 登るにつれて行き交いの難しくなる狭い石段を登り大岩の間を潜りぬけると弥山山頂広場に出て、新しく建て替えられたスリムな展望台が目に飛び込んできた。2階が休憩コーナーで3階が展望台になっている。3階の床面には周囲に見える地形が描かれていて島の名前などが添えられていて、遠くから訪れた人にも地理が判ってもらえると思う。ただ山の名前までは…ですから山座同定には役立ちません。

地下はトイレになっている。男性用トイレの横に尾根コースが上ってきているが、その付近は進入禁止になっている。登山者の皆さんは、紅葉谷コース、大聖院コース、大元コースの3本の公式登山道を歩いて下さいということだ。売店は無くなっていた。山全体が火気厳禁(何故?世界遺産だからか?)なので営業は難しく今後とも売店を設ける予定はないとのことでした。
建て替えられた展望台

山頂展望台からの眺め 弥山は宮島で一番高い山だから展望台からは360度の眺めだ。原生林が少し景観を損ねるが仕方がないこと。駒ヶ林の大岩の上に登山者がゾロゾロ、その後方は羅漢山だ。今日は空気が比較的澄んでいるので遠望が効く。

以前サクラの樹のところにあった山頂標識は支柱もろとも撤去されて、大岩の上に新しい?山頂標識が立て掛けてあった。
山頂標識
山頂展望台からの眺め(桟橋方面) 弥山の山頂標識

仁王門 下りは大日堂経由の西側ルートで降り、石段をズンズン下っていくと2年前に再建された仁王門がある。阿形と吽形の仁王様は里側に安置されているので左の写真では見えていない。

仁王門を潜り十字路鞍部で登り返し、右に駒ヶ林の登り口を過ごすと展望岩があった。岩の上に立つと502mピークの右後方に岩船岳が見える。さすがに遠いねえ。
展望岩からの眺め
2年前に再建された仁王門 展望岩からの眺め

駒ヶ林の断崖 駒ヶ林と焼山の鞍部からは、右手に駒ヶ林の断崖を見ながら下っていく。断崖の割れ目からは幾本かのド根性樹木が幹を延ばしているが良く耐えているものだと感心する。

このルートを利用する登山客は少なかったが、若い外国人の夫婦を何組か見かけた。設定タイムより15分遅れで大元ルート登山口に下り、モミの原生林の中を公園入口を目指して歩く。
大元ルート登山口
駒ヶ林の断崖 大元ルート登山口

トウカエデ(カエデ科) イロハモミジ(カエデ科) ウリハダカエデ(カエデ科) コムラサキ(クマツヅラ科) ムクロジ(ムクロジ科)

五重塔 【おまけの話】 待ち合わせ場所の大元公園入口付近のベンチで娘たちとお昼にする。今日は自分がガスを忘れたので暖かいラーメンを作ることができず、おにぎりだけのお昼だと思っていたが、そのおにぎりさえも荷物を開けてみれば無い…無い…どこにも無い…どこへ行った?結局おかずだけの侘しい昼食となってしまったので、後で五重塔近くの茶屋で甘いものをいただくことになった。

さらには、帰り道で国道2号線西広島バイパスで事故があり、木材港の方に迂回したが多くの車が流入したためピタっ〜と動かず!普段ならば自宅まで30〜40分程の時間が3時間近くもかかってしまった。本当についていない日だった。
紅葉の映える五重塔

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