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山 名
平家ヶ岳(1066m) バンドウ山(800m)
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山口県岩国市錦町
登山日 2014年4月16日(水) 曇り 林道より望む平家ヶ岳
林道より望む平家ヶ岳
参加者 単独
コース 林道駐車地(7時55分)〜フカエキ谷分岐(8:20)〜最初の鉄板橋(8:25)〜2つ目の鉄板橋(8:40)〜林道終点(8:50)〜ワサビ田(9:05)〜(9:25)ワル谷分岐(9:30)〜(10:10)尾茂越(10:15)〜(10:35)平家ヶ岳(10:45)〜尾茂越(11:00)〜林道分岐(11:15)〜926独標西側鞍部(11:35)〜(11:50)林道終点(12:10)〜熊押峠(12:20)〜バンドウ山(12:55)〜(13:05)バンドウ山北の肩(13:10)〜北東尾根を下る〜(14:15)林道駐車地
お弁当 林道終点で食べました(時間が合えば平家ヶ岳が最適だ)
駐車場 オモ川沿いに延びる林道の路肩(大型トラックが入っているので注意!)
トイレ 登山口の大野地区にはありません。傍示ヶ峠にある『山賊』の案内には、トイレだけでもお立ち寄り下さいとあった。
まとめ 平家ヶ岳は木谷峡を起点にすると長い林道歩きを余儀なくされる。かと言って平家屋敷や尾茂越まで車で入ると簡単に登れてしまう。だから他のルートが無いものかと探していたところ錦町大野からのレポートが見つかった。当然ヤブ漕ぎルートだ。このところ天候に恵まれていなかったので休暇を取って出かけました。

広島北ICから高速に乗り西に向かう。吉和の女鹿平山スキー場の雪は殆ど融けて滑降コースの白い帯が目立たなくなってしまい、冬の終わりを告げようとしている。六日市ICの2km手前くらいで前方に平家ヶ岳付近の稜線が見えた。高速道路を運転中が故にカメラに収めることができなかったのが残念だ。六日市ICで降りて国道187号線を南下し傍示ヶ峠を越え錦町に入り最初の分岐で右折する。


駐車地 尾茂川沿いの林道を奥へと入っていき、ワル谷の落ち口を過ぎたところで尾茂川を右岸に渡る。ちょうど地形図で387mのところだ。その先の路肩が広くなったところに駐車して今日の出発地点とする。落葉樹には萌黄色の若葉が芽吹き始め、道ばたにはコチャルメルソウやカタバミの花がたくさん見られる。春の気配が濃くなってきました。

両側にはスギの植林が続く。歩き始めて10分で舗装が切れて土道に変わるが路盤はしっかりしていて一般の普通車でも問題なく走れる。日当たりの良いところには山菜が生えていて山菜採りに精を出したので大いに時間をロスしてしまった。
林道駐車地

大型トラック 最初の鉄板橋の手前に、荷台に木材を積んだ大型トラックが並んで停まっていた。そこから先にキャタピラーの跡が続いている。鉄板橋を渡ると直に前方に小さな作業小屋が見えてきて、その先の谷で伐採作業が行われていた。キャタピラーの跡は木材運搬車だった。

重機を操作している人に挨拶をして先を急ぐ。伐採現場から先は車が入っていないものとみえて林道が荒れている。
伐採現場
木材搬出用の大型トラック 伐採現場

2つ目の鉄板橋 林道には広範囲にササが侵入してきていて歩き難いところがあった。2つ目の鉄板橋のところで位置確認を兼ねて小休止する。

左岸には径はなさそうなので鉄板橋を渡り支流沿いに上っていくと、保安林の標識のところで右に振れて再び本流に近づいてきた。やがて林道が終わる。ここにも保安林の標識が立っていた。さて、これから先が本番だ!
林道終点
2つ目の鉄板橋 林道終点

林道終点から暫くは、コガネネコノメソウとハルトラノオの花がびっしりと咲く右岸沿いの川岸を進んでいき、ピンクのテープに導かれて左岸に渡渉して、スギ林の中に続くササ床の古道(植林の手入径?)へと入る。一見ササに覆われているように見えるが、ササの下には確かな踏み跡があるので安心だ!

一旦、沢に寄り添うと今では手入れされていないワサビ田があり白いワサビの花で埋まっていた。暫く沢沿いに歩き、再び植林の中へと入っていく。踏み跡は沢より20mくらい高い所に付いている。そのうち植林の中をジグザグに登っていき始めたので 『こりゃあ地形図にある破線径ではないようじゃ』 と思って踏み跡を追うのを止めて方向転換し沢に下りることにした。
植林の中の踏み跡
植林の中に踏み跡が続く

下りたところはワル谷の落ち口付近(標高800mくらい)だった。付近にはピンクのテープがたくさん付いているが一体何の目印なんだろうか?小休止ののち左岸の歩き易いところを選んで上っていくと炭焼き窯があった。ワサビ田といい炭焼き窯といい、昔の人の生活圏はこんな山奥深くまで広がっていたんだ。

標高850m付近まで上ると水量が少なくなってきたので沢床を歩く。推定標高900mくらいまで上ったところで右手の斜面に踏み跡らしきものが見えたので近づいてみると、それはまさしく古道だった。これは一体どこから?前述のジグザグ道がワル谷を渡ってここまで延びて来ているんだろうか?疑問は尽きない。
標高850m付近
水量が少なくなってきた(標高850m)

尾茂川の源頭部 源頭部の上部はザレ場で半ば崩落気味なので左にかわして登っていくと、ザレ場の方から続く踏み跡に出合った。踏み跡を辿りジグザグに登っていき、最後に背丈を越えるササを掻き分けると尾茂越えの広場に出た。

飛び出したところは平家ヶ岳の案内標識の近くだが、周囲は深いササに覆われているために、そこに踏み跡が上ってきているのを気付く人は無いだろう。
尾茂越えに出る
尾茂川の源頭部 尾茂越えに出る

尾茂越えから平家ヶ岳山頂までは、直線距離で500mとほんの僅かなんだが、思いの外しごかれた。と言うのも雪解け後間もなくササが寝ているようなところがあったので、ササを起こしながら進まざるを得なかったからだ。尾茂越えから20分かけて2等三角点の平家ヶ岳に上がった。山頂からは南側の展望があり、比較的近くに位置する大将陣〜水ノ尾山〜馬糞ヶ岳〜長野山が見えているが、それより遠くの山は霞んで全く見ることはできない。

林道を挟んで対面の1041mピークの北斜面には、ぼんやりとした明かりをあちこちに灯したように広範囲にヤマザクラが咲いていた。これから歩く予定の林道がどのように延びているのかを確認して下山にかかる。
平家ヶ岳
平家ヶ岳山頂

最初の林道分岐 尾茂越えまで下り林道を東へと進んで行く。左手には木の葉を落とした落葉樹が立ち並ぶ平家ヶ岳の北東尾根が見える。きっとササが深いんだろうなあ。吹き溜まりには未だ相当量の残雪が見られる。タムシバの花も結構残っています。

最初の分岐で左手の水平道に入り、植林されたコブを巻いて進んでいくと926m独標点西側の鞍部に着いた。右手後方に桑原先生の『西中国山地』に記載のホドウ道と思われる林道が延びている。
926独標西側の鞍部
最初の林道分岐 926独標西側の鞍部

鞍部から926m峰を反時計回りに巻くように付いている林道に入る。ところが路面にはヒノキの幼木や灌木が入り込みイバラが繁茂していて完全な廃林道だ。厄介なイバラを切り開きながら進んでいくと林道の終点に達したのでここでお昼にした。展望は殆どないが木の間越しにバンドウ山が見える。

【マダニ注意報】 昨年5月にマダニに食いつかれて近くの皮膚科で摘出手術を受けたのが記憶に新しい。それからマダニには注意するようにして、山歩きに限らず外出した後は帰宅してからボディチェックするように心掛けている。今日お昼を食べているとマダニが手の甲を這っているのを運よく見つけたので可哀そうだが潰してやった。見逃すと…去年の二の舞になっていたかもしれない。
林道終点
林道終点

林道終点からヒノキ林の中に突っ込むと谷地形の向こうに下るべき尾根が見えている。イメージどおりの地形だったので安心した。意外にもテープが等間隔に付いていて薄い踏み跡もあった。谷をトラバースして尾根に乗りササの尾根を下っていく。テープは逆方向のときに林道終点に誘導するためのものだろうから、林道終点から峠に下る場合はテープは用を成さない。

熊押峠に下りる。左手のワル谷はササの急斜面で下るのは気を使いそうだ。右手の右谷は谷の両側の斜面が広範囲に伐採されていて明るいが、その分灌木やイバラが茂っているだろうから歩きたくない。何れにせよ谷を下ると碌な事はないので、当初の予定どおり向かい側の斜面に取り付く。
熊押峠
熊押峠に下りる

右谷 ササ床のヒノキ林を登っていくと右手の斜面が皆伐されていて眺めが良い。V字谷の向こうにヤブ山の盟主であるの水ノ尾山が見える。バンドウ山北側の肩まで登るとテープがあった。歩く人は少なからず居るようだ。

バンドウ山手前はササが密生していて難渋する。やはり錦町のササは手強いね。平泳ぎを繰り返して4等三角点の鎮座するバンドウ山に着いた。展望は無いに等しいのでUターンする。
右谷を見下ろす(後方は水ノ尾山) バンドウ山

北東尾根を下る バンドウ山北側の肩まで引き返し、そこから北東に派生する尾根を下っていく。ササは気にならないが、これは下りだからだろう。尾根にはタムシバ、ヤマザクラ、コバノミツバツツジが咲き乱れていて気が和む。標高550m付近の丸尾根で左に振れ過ぎて道誤りを起こしたが軌道修正をする。

あともう少しのところでテープがありワル谷の方に誘導されそうになった。そちらへは行かずに右に振れてヒノキ林の中の歩き易いところを選んで適当に下っていくとワル谷の落ち口付近に出た。この辺りには廃棄耕作地がある。渡渉地点を探しながら本流沿いに少し下り適当なところで左岸に渡る。付近は護岸工事が施してあり石垣をよじ登って林道に上がった。林道を少し奥の方に遡ってスタート地点に戻る。
北東尾根を下る


帰り道、湯来町上多田にカタクリの花を見にいきました。酷道488号線吉和−湯来間を久し振りに走る。
昨年11月に湯来町で開催された野草観察会に参加したときに、湯来西公民館の方から 『春になるとこの辺りにカタクリの花が咲くんよ』 と教わった。時期的には少し遅いかもしれないが湯来の奥地だからきっと咲いているだろうと思って、吉和から酷道488号線を走り現地を訪れると、咲いていました。

場所は湯来町中心部の方からだと上多田地区の新しく出来た2車線道路に入り、みどり会館の入口の反対側のお墓の後ろの斜面です。雲出トンネルまで行くと行き過ぎになります。
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