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山 名 |
皇座山(526m) | 山口県柳井市 |
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登山日 | 2014年2月9日(日) 曇りのち晴れ |
伊保庄より望む皇座山
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参加者 | 夫婦 | |
コース | 相の浦集会所(9時30分)〜登山口(9:43)〜休憩5分〜七合目(10:25)〜八合目(10:45)〜舗装路に出る(11:05)〜(11:15)皇座山(11:20)〜(11:40)駐車場(12:30)〜舗装路から山道へ(12:40)〜(13:05)七合目(13:10)〜登山口(13:45)〜(14:00)相の浦集会所 | |
お弁当 | 皇座山山頂駐車場のベンチで食べました。 | |
駐車場 | 相の浦の路肩(台数を気にする必要はない) | |
トイレ | 湯原海水浴場(水洗です) 皇座山山頂駐車場(水洗です) | |
まとめ | 柳井市伊保庄に引っ越した従兄のお宅拝見に伺うことにした。もちろん付近の山とセットで考えて、柳井・上関周辺で未登の山である皇座山に登ることにした。週末、都心では記録的な大雪に見舞われて混乱が起こっているが、広島では大した降りではなく、ましてや今回は気候温暖な瀬戸内海沿岸の山だから雪は無いだろうと思っていたが大きな間違いだった。 |
山陽自動車道を玖珂ICで降りて柳井市に向けて県道を南下する。柳井の市街地を抜けるのに手間取るかなと思っていたが、すんなりと通過できたので予定より早めに登山口のある相の浦に着いた。古いガイドブックには相の浦集会所に駐車可能との記述があったが、集会所の広場は今ではバスの転回場となっていて駐車できないので、釣り人の皆さんに倣って路肩に縦列駐車した。相の浦の先は上関半島の付け根の室津方面だが通行する車は少なさそうなので、そんなには支障はないだろう。
相の浦集会所から走ってきた道を80mほど戻り、よく目立つ 「報恩寺入口」 の案内のところから山の方に向かって延びる生活道路に入る。ウォーミングアップをする暇もなく、いきなり急坂が現れ少し堪える。道ばたには山口県知事選挙の大きな看板が立っていた。保守王国の山口県のことだから自民系の新人が勝つんだろうけど、国会議員の傀儡知事になってしまうんだろうね。 道は益々傾斜を増していく。平地の少ない海辺の集落なので、自家用車の駐車スペースを確保するのも大変なことだ。こんなところに停めるの?とビックリするようなところに車が停められていたぞ。 |
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報恩寺入口 |
右に報恩寺を見ながら右カーブして山の方に延びる道を登っていき、道ばたに佇むお地蔵様の先で左折する。石垣に掛っている可愛らしい私製の標識を見落とさないように! ミカン畑とビワ畑の間の少し細い道を進んでいくと朱色の大きな矢印と皇座山登山口の案内がある。ここが皇座山の登山口のようだ。 |
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お地蔵様の先で左折する | 皇座山登山口 |
登山口を入るといきなり火山岩の堆積した道に変わる。すぐに分岐があり左折して迂回するように登っていくが直進しても結局は登山道に復帰すると思われる。登山道は少々荒れ気味だ。掘割のように深く抉れたところは繁った羊歯の下を潜って進んでいくことを余儀なくされる。 登山道は沢から少し離れたところを沢から付かず離れずに登っていく。推定標高200mを過ぎると少し歩き易くなってきたが、推定標高250mあたりから雪が目に入るようになってきた。伊保庄付近から遠目に眺めた限りでは雪は無さそうに思えたが考えが甘かった。結果として軽アイゼンがあった方が楽だっただろう。 |
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火山岩の堆積した道 |
七合目の水場で休憩する。チョロチョロと流れている水は白く濁っているが…異臭などはなく口に含んでみても普通の水と変わらない。下山後に集会所のそばを流れる川の水を確認したが、やはり白濁している。何かの火山性の成分が含まれているんだろうか? 七合目〜八合目まではガレ谷が続き、積雪でルートが判り難くなっていることもあり、相当時間がかかった。八合目を過ぎると普通の山道となり少しは歩き易くなったが、雪が多くなってきたぞ。ロープ場を過ぎると皇座山から北に派生する尾根に出て、そこから僅か30mで車道のヘアピンカーブのところに飛び出した。 |
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八合目付近の様子 |
車道には相当の雪が積もっていて歩くのが難儀だ。どこまでが車道で路肩はどこなのか?ラッセルとまではいかないが、それでもズボッとはまってしまう。 車道の終点が皇座山山頂だ。山頂は広場のようになっていて中央に山頂標識がある。三角点を確認した記憶がないので恐らく雪に埋もれていたんだろう。積雪は20cmくらいだった。 |
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車道を上っていく | 皇座山山頂 |
【皇座山山頂からの眺め】 古いガイドブックには「皇座山山頂からは360度の眺望が得られる」とあるが、今では展望があるのは南側だけで目の前に平郡島(写真左)と八島(写真右)が浮かぶ。その後方彼方に愛媛県の佐田岬半島も見えるが流石に半島に建ち並ぶ風車までは認識できない。 |
山頂から登ってきた道を相の浦下山口まで下り、さらに車道を下っていくと車両進入防止用の車止めがあり、その少し先にトイレの併設された駐車場がある。もちろん今日は1台の車も見当たらない。 駐車場に入ったところに白雲稲荷大明神の朱塗りの大鳥居が建ち、鳥居を辿っていくと徐々に下り始めて断崖絶壁の上に立つ本殿に着いた。ここからの眺めも皇座山の山頂からのそれと似たような感じだ。南西には尾根の突端に立つ2階建ての展望台が見えるが今日は時間の関係で残念ながらパスだ。 |
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広い駐車場と白雲稲荷大明神の鳥居 |
白雲稲荷大明神の本殿から駐車場まで戻り、東屋付近にあるテーブル付きのベンチでお昼にする。広場には東屋が2棟、テーブルが4組、ベンチが7組あり多人数でもゆったりとくつろげそうだ。付近にはサクラが植樹されていて、瀬戸の景色を眺めながらの花見は格別だろうね。 駐車場広場には日差しが降り注ぎ、さしもの大雪も随分融けてきて地肌が覗いてきている。低気圧がもたらした湿った雪だから融け易いんでしょう。 |
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広い駐車場と東屋休憩所 |
車道を上っていき案内標識のところから山道へと入る。雪が多くてどこまでが車道なのかはっきりしないので写真を載せてもあまり意味はないか?下りは気を使う。七合目まで下ったところで小休止する。午前中に比べて幾分かは雪が無くなってきたような気がする。 相の浦集落の方が 「長いこと登山道を整備しちょらんので、道が悪うなっちょたじゃろう」 と言ってたが、室津スカイラインが山頂近くまで上っているので、相の浦からの登山道を利用するのは我々のような物好きハイカーだけになってしまったんだろう。 |
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相の浦方面の下山口 |
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