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山 名
恐羅漢山(1346m)
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島根県益田市匹見
登山日 2013年11月2日(土) 晴れ 春日山より望む恐羅漢山(12/09/22写す)
春日山より望む恐羅漢山
参加者 武田山グループ
コース 亀井谷林道車止め(8時)亀井谷奥橋(8:15)〜(8:30)ジョシ谷落ち口(8:35)〜トラバース道(9:10)〜大トチ(9:30)〜(9:50)ジョシのキビレ(9:55)〜ミチガ谷(10:10)〜広見林道(10:30)〜ハゲノ谷林道終点(10:45)〜(11:05)三本栃(11:20)〜広見林道終点分岐(11:35)〜カマノキビレ(11:50)〜(12:25)旧羅漢山(13:00)〜(13:20)恐羅漢山(13:25)〜(14:05)台所原(14:20)〜33曲り〜洞窟探検10分〜亀井谷(15:05)〜広見入口刻印(15:30)〜亀井谷奥橋(15:50)〜(16:10)スタート地点
お弁当 旧羅漢山で食べました(他の候補はもちろん恐羅漢山)
駐車場 亀井谷林道車止め手前の路肩(広場がありますがロープが張ってあり駐車できません)
トイレ 国道191号線出合原の道の駅(屋外トイレなので早朝でもOKです)
まとめ 以前から武田山グループの面々に 「ジョシのキビレは素晴らしいところなので一度訪ねてみませんか?どんなところかは、その名から想像してちょうだい。」 と吹き込んでいたが、ようやく皆さんがその気になったので、SMさんに計画を立ててもらい、台所原の紅葉に合わせて今の時期に亀井谷を基点に周回することにした。

広島ICから戸河内ICまで高速を利用する。霧のかかった戸河内の町を抜けて国道191号線をひた走り県境を越えて匹見の出合原まで下ったところでトイレ休憩をとる。道川から亀井谷に入る道にはこれといった目印がないので見逃さないように注意して走る。当初は県道または倉渡瀬橋付近を出発点と考えていたが、運転手のSMさんに無理を言って、路面の荒れた亀井谷林道を車止め手前まで入って貰った。


車止め 駐車地点の50m先にある車止めの鎖を跨いで先に進む。進入禁止の看板は掛かっているものの、車止めの鎖はフック方式で簡単に外せるようになっているので、自己責任で入っていく車は少なからずあると思う。

すぐに亀井谷橋を渡り紅葉の進んだ林道を奥へと入っていく。木々は木の葉を落とし始めていて、亀井谷の11月は既に晩秋の雰囲気だ。亀井谷奥橋が見えてきた。橋を渡った先で亀井谷に入る。
亀井谷奥橋
駐車地の先にある車止め 亀井谷奥橋

どこを渡ろうか 今の時期、亀井谷川の水量はさほど多くはないが渡渉には気を使う。左岸、右岸、左岸と渡渉を繰り返し、中州のようになったところを歩いていくと名物?の 「広見入口」 と刻まれた立木がある。ここで衣類調節を兼ねて小休止する。

それにしても 「これに沿って歩いて下さい」 と言わんばかりのテープの多さにはうんざりだ。これではルートを探しながら進んでいくという楽しみは全く得られない。残念なことだ。
広見入口刻印
どこを渡ろうかな 広見入口の刻印

二俣 ジョシ谷に入ると左岸に付いている薄い踏み跡を辿って高度を稼いでいく。小休止を挟んで30分弱で二俣に着いた。地形図の破線径は左谷の方向に付いているが、ここでは右谷に入る。

右谷に入ると踏み跡は今までより薄くなってくる。数本まとまったサワグルミの大木を通過すると、次なる目標はトラバース道だ。見過ごさないように右手に注意して荒れた谷を進んでいく。
サワグルミ
790m台の二俣 すくっと立つサワグルミ

トラバース道 トラバース地点で右に折り返してトラバース開始!古くからある踏み跡を辿って進んでいく。紅葉が始まり付近は錦色に染まっているが紅葉を楽しむような余裕はあまりない。

大きな谷を渡り左に右に折り返していくうちに、だんだんとササが濃くなってきた。ササ床の斜面を登っていくと大トチがあった。計測はしていないが幹回り5mはありそうだ。
大トチ
ジョシ谷からトラバース道へ Yさんが小さく見える大トチ

ヤブ化が進む 大トチから3分で分岐点がある。直進は谷を登るルートだが、ここでは左に振れてササの密生した斜面を登っていく。広島山稜会の皆さんが5年前に整備された道なんだが、今では踏み跡すら怪しくなってきている。テープを追っていくとジョシのキビレに着いた。

皆に「どうだ、素晴らしいところだろう。」 と言いたいのだが言えなかった。ジョシのキビレの正体は想像とは全く異なり、何時クマが飛び出してきてもおかしくないような大ヤブです。
ジョシのキビレ
ヤブのトラバース道 ジョシのキビレ

スギ林 ジョシのキビレからはスギの植林帯を下っていく。地形図上のキビレの位置を取り違えていたので方向取りに混乱してしまい左に振れ過ぎてしまったがスグに軌道修正をすると踏み跡が見つかった。「植林の中を下っていけば必ずミチガ谷に下りる」という油断があったんだろう。

植林の手入れ径を下っていくと15分でミチガ谷の広見山登山道に飛び出した。右の写真はジョシノキビレへの取り付きを説明しているところだと思う。
ミチガ谷
スギ林の中を下る ミチガ谷(向こう側が広見林道)

錦秋のミチガ谷 ミチガ谷には町有林の作業径が奥の方まで延びている。一昔前までは車が入っていたと思われるほどの立派な道だ!ここからハゲノ谷林道終点までは広くて平坦な道なので気楽に歩ける。紅葉も見頃で紅葉を楽しむ余裕も出てきたぞ。

沢を渡ると広見林道に出た。林道を上っていけばカマのキビレに出るが、今日は三本栃を見にいくので右折して林道を5分ほど下っていくと、「広見の三本栃」の立派な標識があった。左折して進路を東にとりハゲノ谷に入っていく。
広見林道に出る
錦秋のミチガ谷 広見林道に出る

ハゲノ谷林道 ハゲノ谷林道終点に架かる木橋は流されたまま放置されているので、飛び石で本流を渡り三本栃へと続く遊歩道?に入る。三本栃までの道は明瞭だが途中に何ヶ所も渡渉があり進行方向も変わっていくので初めての人は戸惑うかもしれない。

ハゲノ谷林道終点から20分で三本栃に着いた。一番太い幹が倒れて今では二本栃になってしまったが、それでも圧倒されてしまう。幹に発生しているサルノコシカケは草臥れてしまっていた。
三本栃
ハゲノ谷林道 二本になった三本栃

植林地を登る 三本栃で少し長めの休憩をとった後、スギの植林地の中を黙々と登っていく。植林地だけにルートがはっきりしないところがあり丹念に踏み跡を辿って進んでいく。

カマのキビレ西側の稜線は右の写真のとおり、背丈ほどのササが密生していて踏破するには体力と根気と勇気が要りそうだ。ここからは傾斜は幾分緩やかになったのでカエデの紅葉を楽しみながら登っていこうと思っていたが、足が上らなくなってきた。だからカマのキビレ〜旧羅漢まではかなりの時間がかかっている。
カマのキビレ
植林地を登る カマのキビレ

広見山 ようやく旧羅漢山に着いた。所要時間は道川を出発して4時間半で予定通りだ。とりあえずはメシにする。天気が良いので汗で濡れた上着を脱いで半袖になったが寒さを全く感じない。本当に絶好の天候だ!

オオヤマレンゲの咲く裏の岩に上がれば、匹見の広見山〜判四郎山の稜線が近くに見える。越えてきたジョシのキビレあたりも見えている。その後方には春日山、いい景色だ。
旧羅漢山
広見山が迫ってくる 旧羅漢山にて

落葉 旧羅漢から一旦鞍部まで下り恐羅漢山に向けて登り返す。恐羅漢には登っても旧羅漢まで足を延ばす人は少ないかなと思っていたが意外や意外に、数組のグループとすれ違った。標高1300m前後の稜線では既に広葉樹は木の葉を落としていてスケスケ状態だ。その中で真っ赤に染まったサラサドウダンがひと際目立っていた。

恐羅漢山頂は賑やかだ。紅葉のシーズン真っ只中だけに大勢のハイカーが登ってきていた。少しの間眺望を楽しむ。
恐羅漢山
落葉した広葉樹林 恐羅漢山にて

紅葉真っ盛り 恐羅漢山の北尾根を少し下り、台所原の案内標識のところで左折して西斜面を下っていく。下るにつれて紅葉の映えが良くなってきたぞ。今年は残暑が厳しかったので紅葉は今一つだと言われているが、なかなか見事なものだ。

台所原の標高は千メートルくらいで、このあたりまで下ってくると緑が目立つようになってきた。時間的に余裕があるので台所原まで往復した。
紅葉の始まり
紅葉真っ盛り 紅葉の始まり

台所原 台所原のミズナラの巨木のところからヤブに突入する。以前より格段に歩き易くなっていると思うが、季節がそう感じさせるのだろうか?紅葉は良い塩梅だ!

大きな谷を渡るところはササの勢いのある斜面を歩くことになるので要注意!うっかりササの上に足を乗せてしまうと、つるりと滑ってしまうのだ。谷を渡り終えるとササは極端に少なくなり、歩き易い道に変わった。
ヤブの谷
台所原からヤブに突入 ヤブの谷を渡る

一直線に近いような長いトラバースが終わると33曲りが始まる。その名のとおり道は稲妻型に付いていて何度も折り返しながら高度を下げていく。

枝沢の手前には遠目にもよく目立つピンクのリボンが下がっていた。枝沢を渡った先に洞窟があるので少し探検して10分のロス。何かを採掘していたんだろうか?以前はもう少し下側で枝沢を渡っていた。ルートが微妙に変わっている。
振り返る
33曲りを下る 枝沢から33曲りを振り返る

古道 枝沢から先は右岸に径がある。桑原先生の「西中国山地」には径に関しての記述はないが、立派な石積みが残っているので何らかの作業に使われていたんだと思う。これから先は、もう難しいところはないので径のある歩き易いところを探して亀井谷を下っていく。

踏み跡を辿らなくても谷の地形からどこを歩いていけば良いかが判り、しかも滝やゴルジュも無いので、比較的易しい谷だと思う。渡渉を繰り返して下っていくとジョシ谷の落ち口まで戻り、その少し先で「広見入口」の刻印が、お帰りなさいと迎えてくれた。
亀井谷
右岸に残る古道 亀井谷

亀井谷奥橋 後は登ってきたルートを逆に下るだけだが、ピンクのリボンがあちこちに付いているので紛らわしい。なんとなくだが通常ルートと増水時ルートがあるように思える。

亀井谷奥橋、亀井谷橋と下りスタート地点に戻ったのは約8時間後の4時過ぎで、予定では帰着は5時前と踏んでいたので30分くらい早かったかな。ともあれ武田山グループの皆さんにジョシのキビレの正体を知ってもらうことができたので良かった良かった!
スタート地点
亀井谷奥橋に戻ってきた スタート地点に戻ってきた

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