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山 名
猫山(1195m) 広島県庄原市西城町
登山日 2013年7月20日(土) 晴れ 国道から入ったところより
国道183号付近から望む猫山
参加者 武田山グループSさん
コース 登山口(8時5分)〜右折してトラバース道へ(8:30)〜折り返して尾根道へ(8:45)〜(8:55)ミズナラ巨木(9:00)〜猫山山頂(9:20)〜南峰〜猫山山頂(11:00)〜(12:00)登山口
お弁当 下山してから月見ヶ丘で食べました
駐車場 登山口駐車場(軽く20台は停められます)
トイレ 登山口付近にはありません。近くにクロカンパークがあります。
まとめ 例年ならば、やっと梅雨が明け夏本番を迎えね時期であるが、今年はとっくの昔に梅雨が明けてしまい、その後は連日猛暑日に近いような暑さが続いていて、すでにバテ気味ではあるが、避暑目的で庄原の高山を訪ねてみることにした。実は避暑は二の次で本来の目的は「蛇紋岩マジック」です。たくさんの山野草に会えました。

早朝6時に広島市内の自宅を出て、広島北ICから高速に乗る。千代田の町に入る付近から霧が出てきて視界が悪くなってきた。何時ものことだが今日に限っては三次を過ぎるまで、づっと霧の中を走り続けた。猫山スキー場手前の登山口駐車場に着いたのは午前8時頃で、一番乗りかなと思っていたが、既に2台の車が駐車していた。


登山口 広い駐車場の隅っこのいつものところに今年もシモツケソウが咲いていた。他にはオオバギボウシ、カワラナデシコ、レダマと夏の花のオンパレードで、これから先が楽しみだ。

駐車場の西端から登山道に入る。取り付きには指導標が見当たらなかったが少し入ったところにあった。左右に別荘地を見ながら雑木林の緩斜面を登っていくと植生がヒノキ林に変わっていき、いつの間にか左手に猫山スキー場のゲレンデが現れた。
植林地
猫山登山口 ヒノキの植林地を登る

屈曲点 リフトの終点から少し登ると屈曲点がある。薄い踏み跡が山頂方面に向けて続いているのが気になるところだが無暗に踏み込むのは止め、案内標識に従って直角に右折してトラバース道に入る。

すぐに水量の少ない沢を渡るとヒノキ林の中の平坦な道を進む。左手に山上さんを過ごしなおも進んでいく。咲く花はヤマアジサイだけだ。少しづつ高度を上げていき左手に折り返して尾根に乗る。
フラットな道
屈曲点の標識 フラットな道が続く

展望地 尾根に乗ると山頂まで一本道だ。涼しい風が吹き抜けているかなと期待していたが残念ながら無風。暑い!10分くらい我慢して登っていくとスキー場の方に派生する支尾根が見えてきて、程なくミズナラの巨木のある展望地に着いたので小休止。

目の前には道後山スキー場、岩樋山〜道後山の双耳峰がくっきりと見える。今日は視界が良さそうなので草原展望地からの眺望が期待できるぞ。展望地からは急登が続く。
道後山
ミズナラ巨木の展望地 展望地から道後山を望む

猫山三角点 急登が終わると広葉樹林の緩やかな道に変わり、トラバース気味に登っていくと左手に三角点がある。樹林の中で展望はなく、ただの通過点で、南に100mほど進むとササ原の展望地に出る。

期待していたとおり正面眼下に小奴可の町が箱庭のように見える。涼しい風を期待していたが、思いのほか蒸し暑く、カワラナデシコは強い日差しを浴び可哀そうなほど草臥れていた。
ササ原展望地
樹林の中の猫山三角点 ササ原展望地からの眺め

【南峰からの眺め】
猫山のササ原を少し下ると西に比婆山が見えるがもう少し足を延ばして南峰まで進むと、さらに良く見えてくる。角度の関係で猿政山は見えない。
比婆山

南峰ピーク 南峰ピークから南に派生する尾根沿いに草原が広範囲に広がっていて、イブキジャコウソウ、イブキトラノオ、オオバギボウシ、カキラン、カワラナデシコ、カワラマツバ、キバナカワラマツバ、シモツケ、シュロソウ、ヒヨドリバナ、ママコナ、ユウスゲなど、いろんな科の花が咲き乱れ、薄い踏み跡を外さないように注意しながら草原を歩きまわってみた。

猫山三角点まで戻り木陰で小休止をして下山にかかる。下りでは7〜8組のグループとすれ違った。流石に今の時期の猫山は人出が多いですね。広い駐車場にはたくさんの車で溢れていた。
南峰ピークの南斜面

シモツケソウ クサレダマ ヤマアジサイ ユウスゲ カワラナデシコ
シモツケソウ(駐車場) クサレダマ(駐車場) ヤマアジサイ(尾根道) ユウスゲ(ササ原) カワラナデシコ(ササ原)
シモツケ イブキジャコウソウ キバナカワラマツバ オオバギボウシ カキラン
シモツケ(ササ原) イブキジャコウソウ(ササ原) 黄花カワラマツバ(ササ原) オオバギボウシ(岩場) カキラン(岩場)

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