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山 名
額々山(1279m) 後谷山(937m)
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島根県益田市匹見
登山日 2013年4月27日(土) 晴れ ガクガク尾根(11/09/25)
ガクガク尾根 (2011/09/25写す)
参加者 Sさん(武田山グループ)
コース 三葛(8時)〜車道終点(8:50)〜ヒロコウ谷登山口(9:10)〜管理道に出る(9:45)〜コンクリート橋(10:10)〜(10:30)額々山登山口(10:35)〜(11:00)額々山(11:05)〜カタクリ観賞〜ガクガク岩(11:25)〜ガクガク山(11:40)〜昼食休憩20分〜展望岩(12:30)〜1116m峰(12:45)〜(12:55)西よけ岩(13:05)〜後谷山(13:30)〜ワサビ小屋(14:10)〜峠(14:35)〜(15:00)三葛
お弁当 ガクガク山の少し西で食べました(ガクガク尾根にはお昼に適したところはありません)
駐車場 河内橋を渡りツムギ峡の案内がある付近(路肩の膨らんだところに数台)
トイレ 三葛から先はありません
まとめ 今回はSさんをガクガク尾根に案内した。Sさんには是非とも「西よけ岩」を見て欲しかったので三葛を基点に周回することにして、登りはヒロコウ谷登山道を歩きワサビ田の管理道を利用して額々山に登った。だが、ヒロコウ谷を遡って走る登山道が著しく荒廃してきたのが気になった。ワサビ田管理道が標高1100m付近まで延びてきている現状では仕方のないことなんでしょうね。

中国自動車道を吉和ICで下りる。ドライブインに併設されているコンビニでお弁当を調達する心算だったが店が開いていない。この店が開いていないのは記憶にないぞ!駐車場に何台もの車が停まっていたので直にピンときた。現在時刻は午前6時58分だからおそらく7時に開くんだろうと思い待っていると間もなくシャッターが上がり開店した。同じ轍を踏まないように、このことは記憶に留めておくこしにしよう。


三葛 吉和から向原長者原林道・三坂八郎林道と走り三葛に入り、ツムギ峡の案内標識のある三差路付近に車を停めた。田植えの準備が進む三葛の集落を眺めながらから車道を上っていく。

落葉樹は芽生えが始まったところで、これから日を追うごとに緑が濃くなってくることだろう。車道終点には福山ナンバーの車が停まっていた。そこから車止めのチェーンを跨いでワサビ田管理道へと入っていきます。
車道終点
水が張られた三葛の田圃 車道終点

偽の取り付き すぐに左ヘアピンカーブ(左の写真)が現れる。自分の頭の中にある取り付きのイメージとは異なるので素通りして管理道を上っていったが一抹の不安を感じて引き返して念のため調べてみることにした。やはり道はなかった。

気を取り直して管理道を上っていくと正規の取り付きが現れてホッとした。テープのところから斜面を登り高巻き道に入っていく。このあたりは何回か歩いたことがあるので全く予習もせずに臨んだのがいけなかった。人の記憶は年月を経るごとに薄れていくことを痛切に感じました。
真の取り付き
偽の取り付き(最初のヘアピンカーブ) 正規の取り付き(左ヘアピンカーブ)

高巻き道 右手下方にヒロコウ谷を流れる本流を見ながら高巻き道を奥へと進んでいく。登山道は荒廃が進んでいて、土砂崩れで流失しているところもありルート確認に時間がかかってしまう。

ノブガハラ谷の支沢に出合ったところで、何故か本流と勘違いしてしまい左岸に渡って谷を遡ろうとした。直に目の前に管理道が見えたので間違いに気付いたが、このまま荒れた道を歩いても時間がかかるばかりなので、これ幸いとばかりに管理道に上った。
管理道に出る
高巻き道を進んでいく ノブガハラ谷から管理道に出る

コンクリート橋 管理道を奥の方へと進んでいきコンクリート橋を渡る。以前は左岸沿いに登山道が付けられていたのだが…今では往時の踏み跡は自然に還ってしまいつつあるような気がする。道の傍にはワサビ田が作られているが大規模なものは見当たらない。

コンクリート橋から5分くらいで道が分かれるので右折して上の道に入り、背後に広高山や吉和冠山、行く手に額々山の稜線を見ながら高度を稼いでいくと、やっと額々山登山口に着いたので小休止する。立木の幹に赤テープが何ヶ所も巻かれているので簡単に判る筈。
登山口
コンクリート橋を渡る 額々山登山口

ヒロコウ谷分岐 ワサビ田の端っこを登っていく。緩斜面がだんだんと急になっていくと間もなくガクガク尾根の稜線に飛び出した。左折して2分で最初の目的地の額々山に着いた。右手から山頂直下に回り込むと、東よけ岩がある。

山頂からは広高山、吉和冠山、寂地山が近くに見えるが、立木が景観を遮るので眺めは良くない。寂地山まで往復も考えたが先のことを考えてパスした。
額々山
稜線のヒロコウ谷分岐 3等三角点の額々山

来た道を戻る。ヒロコウ谷の降り口付近では僅かながら東側の展望があり、遠くに西中国山地の山々が望める。30度の方向に二等辺三角形の山が見えるが一体?帰宅後に同定すると恐羅漢山だった。この角度からだと焼杉山〜恐羅漢山にかけてのピークが一直線に並んでいるので端正な形に見えるのだ。

ガクガク尾根を下っていくとカタクリが見られるようになった。訪れる人が少ない尾根には保護ロープなんぞの無粋なものは張られていない。カタクリの花を踏みつけないように注意しながら進んでいくと手持ちのガイドブックに紹介されている「ガクガク岩」があった。上に乗っても全くびくともしない岩が何故ガクガク岩なのか?
ガクガク岩
動かないガクガク岩

ガクガク山 ガクガク岩から鞍部付近まで下ると花が多く見られるようになってきた。ポピュラーながら、エンレイソウ、タチカメバソウ、ミヤマカタバミが群生していて林床いっぱいに広がっている。ここでも踏み下ろす足に注意する程だ。登り返すと展望のないガクガク山(1227mピーク)に着いた。このピークは単なる通過点だ。ガクガク山から5分で左手に層状の岩があった。ガクガク石か?

ガクガク山から1116m独標までは左手に植林が続いていて、稜線には間伐されたスギの丸太や枝が無造作に放置されたままになっているので歩き難くて仕方がない。展望のある岩場を過ぎると少しは歩き易くなりペースが上ってきた。
ガクガク山

落葉広葉樹 1116m独標西側のピークを過ぎると稜線の植生がササ床の広葉樹林へと変わり、左右下方にそれぞれ河津集落、三葛集落を見ながら自然溢れる稜線を降下しながら西に進んでいく。

同行のSさんは「楽園だあ〜っ」と感嘆の声を上げている。その通りで、この辺りから後谷山までの間がガクガク尾根の真髄だと思う。ブナの巨木も目立つようになってきました。そして稜線に屹立する西よけ岩。やっと最終目的地に着きました。
西よけ岩
素晴らしい広葉樹が続く 突然現れた西よけ岩

【西よけ岩から南側の眺め】 手前から西よけ岩を登ってみる。岩は階段状になっていて割れ目から木が生えていることもあり労せず一番高いところに立つことができる。そこからは圧巻の眺め!南に寂地山系、西に安蔵寺山、北に大神ヶ岳や県境尾根と普段見ることのないアングルから西中国山地の山々を堪能することができる。

後谷山 西よけ岩から一旦灌木が煩わしい1074m独標に駆け上がり、その後はダラダラと下っていく。ササの勢いが少し増してきたが背丈はせいぜい腰までなので軽いササ漕ぎといった感じか。

やがて後谷山に着いた。三葛に下る適当なルートも目印のテープも無いので、西側の鞍部まで下ることにした。うっかり河津の方に行かないように注意して鞍部まで下ると、ド派手なテープがあった。三葛へはここから下れということだろう。
鞍部
3等三角点の後谷山 鞍部に目印のテープが…

鞍部から方向を定めて谷に突っ込み2分くらい下っていくと、下方に谷地形が見えてきた。谷の中心部はU字形に浅く抉れていているし下りるにも適当なところもないので、左斜面をジグザグに下りていき、適当なところで猛烈にザレた枯れ沢に下りた。

谷はニリンソウのお花畑だ!アクセントを添えるようにコガネネコノメソウも点在している。谷の傾斜が緩くなってくると下方にワサビ小屋が見えてきた。このときは よかった。これで三葛まで戻れる と心の底からそう思った。歩いたことのある人ならは、この心境が判る筈。やがて沢に水の流れが認められるようになり、足下に注意しながらワサビ小屋を目指してガレ沢を下っていく。
ザレ谷
ザレた枯れ沢を下っていく

ワサビ小屋 ワサビ小屋の手前で谷が合わさる。下ってきた谷とは別のもう一方の谷を窺うと奥の方までワサビ田が造られていた。こんなに大規模なワサビ田は初めて目にした。

ワサビ小屋の左手からワサビ田と用水路の間に付けられた狭い手入れ径を下っていく。暫く下っていき水路に架かる木橋を渡り山道へと入っていく。ワサビ田は谷のずっと下の方まで続いていた。
山道へ
ワサビ小屋とワサビ田 ワサビ田手入れ径から山道へ

後谷山 山道に入ると、ある程度の道幅のある水平道が続く。アップダウンは殆どなくて700m付近の等高線に沿って忠実に道が付けられているではないか!こりゃあたまげた。

振り返ると後谷山が見えるが、1074mピークはそこから派生する尾根に隠れて姿が見えない。後谷山の右に見える深い鞍部はササの密生した小五郎展望地だ。快適なハイウェイが故に、あっという間に709mピーク東側の峠に着きました。*
峠
峠から振り返ると後谷山 峠道(立派なハイウェイが続く)

三葛 峠からスギ林の中を抜けて下っていくと三葛の集落が見えてきた。お婆さんが畑仕事をしていたので挨拶をして少し話し込む。どうやらワサビ田の持ち主のようで、キャタピラでワサビを運ぶので広い道を付けていることや、息子さん?が仕事を抱えているのでワサビ田の管理になかなか手が回らないことを教えてもらった。自分の母親くらいの歳だと思うが、いつまでも元気で野良仕事に精を出して欲しいですね。民家の軒先を回り車道に出て、スタート地点のつむぎ峡入口に戻った。

さて帰りだが、来た道を引き返すのはSさんに申し訳ないし、かと言って六日市まで出るのは遠いので、山越えして長瀬峡を抜けて国道434号線に出た。長瀬峡は初めてというSさんには、この方が良かったかも?
三葛に戻ってきた

カタクリ タチカメバソウ ミヤマカタバミ エイザンスミレ ボタンネコノメソウ
カタクリを一人占め 可愛いタチカメバソウ 半開きのミヤマカタバミ これはエイザンスミレ ボタンネコノメソウ
ユリワサビ ニリンソウ コガネネコノメソウ ワサビ フデリンドウ
谷の上部にユリワサビ 谷はニリンソウのお花畑 コガネネコノメソウ こちらはワサビ もぶれつくフデリンドウ

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