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山 名 |
中野冠山(1003m) 一兵山家山(952m) | 広島県芸北町 |
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登山日 | 2012年10月20日(土) 快晴 |
才乙スキー場入口より望む中野冠山
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参加者 | 夫婦 Hさん | |
コース | サイオト集会所(9時45分)〜(10:30)中野冠山(10:45)〜鞍部林道終点(11:05)〜872m峰(11:25)〜(11:50)ノベリ山三角点峰(11:55)〜野上山933m峰(12:20)〜(12:45)一兵山家山(13:20)〜(14:00)来尾峠 所要時間4時間15分 | |
お弁当 | 一兵山家山で食べました(イチ押しは中野冠山、他にはノベリ山が適しています) | |
駐車場 | サイオト集会所(10台くらい停められます) | |
トイレ | サイオト集会所(仮設のトイレがあります) | |
まとめ | 中野冠山から一兵山家山は才乙の集落を馬蹄形に取り巻く稜線の一部です。時間・体力・気力の3拍子が揃えばぐる〜っと一周できるのだが、今回は西側半分を歩くことにした。少し霞んではいるが申し分のない天候の下、芸北の山歩き満喫しました。 |
今回は才乙に島根県側から入ることにして、広島北ICから高速に乗り瑞穂ICで下りた。旭町市木で「来尾」の標識に従って左折するのだが、そこにはスキー場の案内がなかったので滑りに行く人は要注意かも?標高が上がるにつけて道がだんだんと細くなり、対向車が来ないかヒヤヒヤしながら登っていった。来尾峠を越えて広島県側に入ると、ユートピア才乙スキー場入口に大型バスが停まっていて、バスのそばで30名くらいのグループが準備体操をしていた。西側の山に登るならどこかですれ違う筈だ。
サイオト集会所に駐車する。車道を100mほど北に歩くと三角屋根の洒落た建物があり、「冠山」と記された指導標が立っている。ここが冠山の登山口です。 登山口を入ると明るいミズナラ林が迎えてくれる。麓の方は緑が濃かったが標高が上がるにつれて黄葉が目立つようになってきた。まだ黄葉は始まったばかりだ。 |
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三角屋根の建物が登山口 | 黄葉が始まってきた |
久々に銭形にお目にかかった。もうじき姿を消すと思うが、もう暫くは要注意ですね。深い広葉樹林の中を歩いているので展望は全くないが、振り返ると高杉山付近のシルエットが見える。スタートして約40分で稜線に出て左折する。草原に咲く秋の花を観察しながらのんびりと歩いていくと間もなく3等三角点の鎮座する中野冠山に着いた。 この山は急登が続くが、比較的短時間で登られ、山頂からの眺望も見事です。この日は澄みきった青空で360度の大パノラマを楽しんだ。島根県の三瓶、大江高山火山群、石見冠山などのメジャーな山が確認できたが、深入山方面が逆光のため見難くなっていたのが残念だった。 |
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中野冠山の花のお嬢さん |
【中野冠山から北側の眺め】 サイオトの集落を取り巻いている山が一望の下に見えている。中野冠山から一兵山家山に続くアップダウンの多い稜線〜来尾峠〜オオヤマレンゲの咲く天狗石山〜スキー場のある高杉山〜夫婦山〜井屋山までを歩くと1日たっぷりかかる。 |
展望を楽しんだ後は、一兵山家山に向けて縦走を開始する。まずは登ってきた道を戻り分岐点を直進してブナ林の斜面を急下っていく。ツタウルシが紅葉が目立つねえ。 ヤオノ谷鞍部まで下っていくと林道終点で右手から林道が上がってきていた。登り返すと展望のよいところがあり行く手にノベリ山が見えてきた。右手には高杉山、振り返ると中野冠山の頂きが高いところにある。随分下ってきたものだ。 |
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ヤオノ谷に向けて急斜面を下る | ノベリ山が迫ってきた |
シバグリが落ちている道を登っていくと872m峰に着いた。樹林の中で展望がないので給水タイムをとっただけで進んでいくと鞍部シシノ谷に下った。右手に道がありそうに見えるがよく判らない。シシノ谷から登り返すと展望地があり左手に雲月山がきれいに見えた。 展望地から程なく4等三角点の鎮座するノベリ山に着いた。正面には高杉山〜井屋山の稜線が見え、西には雲月山が見える。位置的には縦走路の中間点に当たり比較的展望もあるので、ここでお昼をとる心算だったが、時間的にも少し早いのでもう少し先に進むことにして歩き始めると、件のグループが前方からやってきた。皆さん自分より年配のようにお見受けしたが元気ハツラツですね。 |
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ノベリ山から望む雲月山 |
ノベリ山からの下りで大佐山方面が望める展望地があった。ヒツガイケ谷鞍部まで下り少し登り返すと右手から林道が上がってきていて、そこから天狗石山や高杉山が近くに見えるようになってきた。 野上山は展望が無いのでノンストップで通過する。野上山から先は土塁の道が現れてきた。 |
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林道終点から天狗石山を望む | 展望のない野上山 |
幾つもの軽いアッフダウンの末にようやく一兵山家山に着いた。山頂は縦走路上になくて、ほんの少し離れたところにあるので、特に来尾峠側からのときは注意が必要だ、まさかうっかり行き過ぎることもないと思いますが。 山頂は中央に三角点があり周囲が刈り込まれているが狭いので多人数での休憩には不適だ。周囲は灌木等が茂り展望がないが、あちこちに伸びる踏み跡(誰かが付けた踏み跡が自然発生的に伸びていっている)を辿っていけば何かが見えるかも?なお、東に伸びる踏み跡を20mほど下っていけば島根県の山が見えるヨ! |
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一兵山家山の山頂 |
一兵山家山から来尾峠に向けて下る。林道が上がってきている鞍部から登り返したところにあるコブの東側直下に新しい林道が迫ってきていた。この林道はどうやら島根県側から上がってきているようだ。 次の939mピークを越えて暫くは土塁の道が続く。イワカガミの葉がたくさんあるので花の時期に訪れると良いだろう。一兵山家山から40分で来尾峠に下りてきた。 |
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新しい林道が出来ている | 来尾(きたお)峠に下山する |
ヤマラッキョウ | リンドウ | ホクチアザミ | ツルリンドウ | シラヤマギク |
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