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山 名 |
聖山(1113m) 高岳(1054m) | 広島県北広島町芸北 |
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登山日 | 2012年9月23日(日) 曇りのち晴れ |
湖畔より見上げる聖山
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参加者 | Sさん(武田山グループ) | |
コース | 高岳登山口(8時30分)〜中ノ甲林道入口(8:50)〜十文字峠(9:15)〜(9:50)聖山(10:00)〜(10:50)県境コブ(10:55)〜(11:25)高岳(12:10)〜(12:50)高岳登山口 | |
お弁当 | 高岳山頂で食べました(お昼は断然ここでしょう) | |
駐車場 | 高岳登山口(膨らんだところに5台くらい停められます。樽床ダム堰堤駐車場が無難です。) | |
トイレ | 民族博物館入口(樽床ダム堰堤駐車場のスグ近く。水洗です) | |
まとめ | 最近、深入山に登ったSさんは、林間コースの途中にある展望大岩からの眺めに魅せられたようで、「次回は方向と場所を変えて高岳から」との計画に付き合って聖山〜高岳を縦走しました。朝のうちははっきりしない天気だったがお昼前には青空が広がってきて、高岳山頂から眼下に広がる「芸北の松島」の眺めを楽しみました。 |
広島北ICから高速に乗り戸河内ICで降り、すぐのところにある「おふくろ弁当」でお昼を調達する。後は国道191号線を益田方面に向かい道戦峠の先で左折して樽床ダム堰堤を向こう側に渡り、高岳登山口付近の道路が膨らんだところに停めた。
中ノ甲林道入口に向けて堰堤の方に戻っていく途中で「大竹山の会」がチャーターした大型バスに出合った。この会の皆さんは自分たちとは逆コースを歩くんだろうね? 中ノ甲林道に入りダート道を上っていく。壊れたカーブミラーが幾つかあった。何度も折り返して道が平坦になると十文字峠に着き、「聖山山頂入口」と記された標識のところから山道へと入っていく。 |
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中ノ甲林道入口 | 十文字峠 |
整備された道を暫く登っていくと植生がカラマツ林に変わってきた。登山道は比較的緩やかで、道ばたに咲く花を観賞しながらルンルン気分で登っていると、あっという間に高岳分岐まで登ってきた。 古いガイドブックには高岳分岐付近に展望の良い岩があるとの記述があるが、今では展望は失われていて、落葉期でさえも満足のいく展望は得られないだろう。 |
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カラマツ林 | 高岳分岐 |
ササを掻き分けて(掻き分けるほどでもないか)進んでいくと3等三角点の鎮座する聖山山頂に着いた。周囲は樹木が茂り展望がないのでガイドブックに記載の展望地に向かう。 進行方向に薄い踏み跡を辿り50mほど進むと展望地に着いた。岩の上に登ってみても立木を通して山並みが微かに見えるくらいで、ここも展望がないと言ってもいいだろう。岩の近くに飛行機の部品?のようなものが落下していた。 |
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3等三角点の聖山山頂 | 今は展望のない展望地 |
高岳分岐まで戻り、左折して広葉樹林の中を急降下していく。この傾斜がきついので縦走する場合は、聖山⇒高岳のルートを採っている人が多いようだ。その方が高岳でのんびりとお昼が食べられるからね。鞍部からは細かいアップダウンを繰り返し、シダノ谷鞍部から急登を喘げば展望の良い1114m独標の北尾根に乗る。右手に聖湖や深入山がきれいに見えている。 程なく県境コブに着いた。少し天杉山方面に下ってみたがササが刈られ快適な道が続いているので、県境を歩くなら今のうちにどうぞ。右折して正面に高岳のシルエットを見ながら緩斜面を登っていく。途中左手350度に形の良い山が見えた。空山かなと思ったが方向違い!不明山だ。 |
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県境コブ |
途中で大竹山の会一行とすれ違うと思っていたが、そのようなことはなく高岳に着いてしまった。速足で歩いて県境尾根に抜けてしまったのか?(後日、大竹山の会のMさんからメールを頂いた。それによると、山の会の皆さんは奥匹見峡から登り高岳登山口に下山したとのことでした。どうりで会わない筈だ) 高岳は西〜北の展望こそないが、他の方向はというと北には芸北町の八幡高原、東には聖湖、南西に聖山…と素晴らしい眺めだ。特に聖湖と後方に聳える臥龍山〜深入山のコラボは、そこに横長の額縁を置けば本当に価値ある風景画のようだ。偵察中のハチが飛びまわっていたがスズメバチではないので気にはならない。展望に見とれつつ山頂草原に咲く秋の花を観賞しながら、のんびりとお昼を食べる。ビールがあれば申し分ないのだが…そんな訳にはいかないのだ。 |
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3等三角点の高岳山頂 |
高岳山頂からの眺め(聖湖面に浮かぶ幾つかの小島がアクセントを添えている。美しい山容の臥龍山だが…今は登りたくない) |
高岳登山口に向けて下山にかかる。素晴らしい広葉樹の森だが、ナラ枯れ虫の被害で、枯れてしまったナラがブルーシートに閉じ込められて登山道わきに置いてあった。ナラ枯れ防止液?を注入されている病気の樹木も幾つか見かけた。芸北自然保護レンジャーの皆さんが保護活動をされているが、森が早く元気を取り戻して欲しいものです。下りは早い!あっという間に案内標識の立つ高岳登山口に下山した。 時間が余ったので付近の林道を探索したり、八幡高原周辺で花の観察をした。季節が良いので八幡高原では多くの人が繰り出して芸北の豊かな自然を満喫していた。 |
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高岳登山口 |
ノコンギク(中ノ甲林道) | ヤマハッカ(高岳) | アケボノソウ(出合原) | マツムシソウ(八幡原) | ノシメトンボ(八幡湿原) |
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