HOME 戻る
山 名
三坂山(1169m) 小郷山(1121m)
工程図を見る
広島県廿日市市吉和
登山日 2012年9月2日(日) 曇り時々晴れ 北側より望む
北側より望む三坂山
参加者 単独
コース 御境(8時)〜判城橋(8:15)〜(8:50)ヨソウ谷林道終点(8:55)〜(9:05)ニセ四艘船岩(9:10)〜休憩5分〜三坂山(9:55)〜林道に出る(10:10)〜(10:20)釣橋林道終点(10:30)〜1059m独標(10:55)〜(11:40)小郷山(12:00)〜(12:45)御境
お弁当 下山してから食べました
駐車場 御境(峠の広島県側に10台くらい) 判城橋を渡ったところに2台くらい停められます。
トイレ 登山口付近にはありません
まとめ ネットのトピックス一覧に「NHKの小郷アナ結婚」の記事が載っていた。知性的なルックスと落ち着いた話しぶりで好感が持てたアナウンサーだけに残念だ。そうだ、小郷山に登らなくては…ついでに四艘船岩も探してみよう…という訳でチャレンジしたんだが、予定していたルートを外し納得のいかない山行きになってしまった。

中国自動車道を吉和ICで下りる。今日の吉和冠山は山頂部に雲がかかっていてすっきり見えない。しかし部分的に青空が広がっているので天気の方は大丈夫だろう。大向長者原林道を走り峠を越えて下っているときに車道で戯れているツキノワグマの親子を目撃した。向こうさんは慌てて山に逃げ込んだがクマがうろついているという実態を目の当たりにして気分が滅入ってしまう。後になって考えてみれば、自分が運転中だったので冷静で居られたが、これが歩行中だと凍りついてしまうだろう。国道488号に出て御境(県境峠)手前の駐車スペースに停める。


判城橋 まずは御境から1.4kmの車道歩きだ。国道488号線の吉和−匹見間は元々車の通行が少ない区間だが、匹見町内で落石のため通行止めが続いているので御境まで登ってくる車はなく、グリーンシャワーを浴びながらのんびりと15分ほど車道を下っていくと、カーブミラーの先に判城橋が見えてきた。

判城橋を渡ってヨソウ谷林道に入りスギの植林地の中を進んでいく。夏草が茂っているが歩くのに支障は無い。道ばたにはオタカラコウ、キンミズヒキ、ゲンノショウコ、シシウド、ダイコンソウ、ツリフネソウ、ノブキ、ヒヨドリバナ、ミゾソバなどの花が咲いている。橋を2回渡り林道を奥へと詰めていきます。
判城橋を渡る(手前の道は国道)

自然に還る 林道の向きが南西へと変わる頃から夏草の勢いが強くなり、それに路面には低灌木が生えてきていて歩き難いこと甚だしい。林道は自然に還りつつあるようだ。

判城橋から35分で終点に着いた。虫や鳥の声も水の流れも聞こえず、し〜んとしている。ここでルート確認を兼ねて小休止。付近にはクサアジサイ、ツルニンジン、ミカエリソウが咲いていた。
林道終点
自然に還りつつある林道 ヨソウ谷林道終点

ニセ四艘船岩 林道終点から方向を定めて谷に入っていく。谷の左岸側がスギ林で赤テープが付いていた。スギ林の沢に近いところを歩いて登っていくと目の前に沢を塞ぐ巨石が現れた。下から見上げると如何にも船のような形をした岩のように見える。右手から巻いて岩全体が見下ろせるところまで上がってみると、立木の枝に「四艘船岩」と記されたプレートが掛かっていた。

でもこれは四艘船岩ではないと思う。大きな岩は二つしか見当たらないし、桑原先生の著書「西中国山地」の千両山の頁に載っている写真とは明らかに大岩の周囲の地形や景色が違って見える。
ニセ四艘船岩

大岩の上流に出て暫くナメラ状の谷を遡る。振り返れば五里山あたりの稜線が見えている。左手の斜面に上がりたいんだが薮がひどそうなので、右手のスギ林にかわして植林地の中の急斜面を登っていく。暫く登っていくと傾斜が緩んできて一息つくが、この時点で目的の谷(ヨソウ谷林道終点から南に延びる谷)とは随分離れてしまったぞ。

谷が分かれる地点で中尾根に乗り15分ほど登っていくと、三坂山から東に派生する尾根に乗った。そこから5分でテープだらけの三坂山に着いた。残念ながら展望は全くない。林道終点からの比高は200m足らずだが、蒸し暑さとヤブ漕ぎでかなり草臥れてしまった。
三坂山
展望のない三坂山

三坂山からは稜線を南へと下った。倒木が多くまるでジャングルのようなところで難渋したが、ちょうど1年前に歩いていて山の雰囲気や地形が判っていたので迷うことなく歩けた。右に振れて西に向けて下っていくと、ブナの混じるスギの原生林が現れる。素晴らしい森だ。

三坂山から15分で釣橋林道に出た。左を見れば峠が近い。当初はここから県境尾根を歩こうかと思っていたが訳あって右折して林道を下っていく。すぐに右手に大きな岩が見えるが、これはただの大岩で、二艘船岩はもう少し下ったところの、林道が右カーブする地点にある。
釣橋林道
釣橋林道に出る

ニソウ谷 ニソウ谷には小振りのブナが気持ち良い。グリーンシャワーを浴びながら緩やかに下っていくと左手に掘割が見えてきた。それを抜けると大神ヶ岳に行くことができる。いつかは歩いてみたい。

林道に出てから10分で終点に着いた。ニソウ谷の右岸に踏み跡が続いていたので少し探検してみたが、踏み跡はすぐに消えた。林道終点に戻り、白いビニールひもの掛かったスギの大木のところから県境稜線に向けて斜面を登っていく。
林道終点
ニソウ谷を下っていく 釣橋林道ニソウ谷側終点

1059ピーク 倒木の多い斜面を苦労して登っていくと1090m台ピークに上がった。ここからスタート地点の御境まで県境尾根を辿って進んでいく。稜線上には薄い踏み跡があった。ササはせいぜい腰までの高さで大したことはない。北西方向に木の間越しに高い山が見えるが立木が分厚いので同定は難しい。程なく1059mピークに着いた。進行方向にうっすらと小郷山が見えている。

1059mピークから先も薄い踏み跡が残っている。歩く人は少ないと思うが尾根が細いが故に踏み跡が維持できているんだろう。事実、地形が丸尾根の急斜面に変わると踏み跡が失せてしまった。自分が見失ったのかも?
1059mピーク

【小郷山の肩からの展望】 肩まで登ると再び踏み跡が現れた。ヤセ尾根を東に向けて歩いていると低灌木の上に三坂山周辺の稜線が覗いている。辿ってきた県境稜線も見えるが写真では少し判り難い。展望がないと思っていたので見られて嬉しいね。 肩からの展望

小郷山 肩からは灌木が煩く進むのに時間がかかってしまう。それでも1059mピークから45分で小郷山に着いた。三角点は何等だったのか?確認するのを忘れている。目の前に恐羅漢周辺のパノラマが展開していたので、そちらの方に気を取られていたんだろう。

北側に踏み跡があるので少し下ってみたが、灌木が煩いので山頂に戻った。山頂で眺望を楽しみながらのんびりとする。ここでお昼をと考えていたが、狭い山頂は居心地が悪く落ち着けそうもなく、天気の方もいつザーときてもおかしくないような状況なので、下山してから食べることにした。
灌木に覆われた小郷山

【小郷山からの展望】 ここからの眺めを楽しみにしていたんだが空気が湿っていて遠望が効かないのが残念だ。正面に恐羅漢山が見えているが、匹見方面や女鹿平方面は霞んでいる。下山路となる1114mピーク手前の鞍部は深く切れ込んでいるように見える。← 実際はそうでもない。 恐羅漢山

鉄塔保守道に出る さてどこから下ろうか?山頂から心持ち南に下ったところにテープがあった。覗きこむと急斜面だが、騙されたと思ってテープのところから急下る。比高で20mくらい下ると鉄塔保守道に出合った。テープの付いた灌木が切り倒されていたので、判り易いところに赤テープを付けておいた。右折すると大杉があった。緩やかに下っていくと1100m台ピーク西側の鞍部に出た。鞍部からは小郷山への登り道は無かったのでハイカーの皆さんは鉄塔保守道を歩いているんだろう。

後日の調べで判ったことであるが、御境から小郷山へ登るには、ずっと鉄塔保守道を歩き、自分が急下った地点からさらに進んでいき小郷山の北側に回り込んで、北斜面を登ると良さそうだ。
鉄塔保守道に出る

鉄塔保守道 1100mピークの北尾根を回り込むと崩落地があった。ここは要注意!うっかり足を滑らすと谷底まで落ちてしまうぞ。用心して渡った心算だが滑ってしまった。危ない危ない。

1114mピークを左から巻いて下っていき、左手に相次いで2本の鉄塔を見送るとスタート地点の御境に戻ってきた。登山靴は水を吸って重たくなり、雨具やスパッツはドロドロ状態だ。それらを車道に脱ぎ捨ててお昼にする。どうでもいいからビールが飲みた〜い (T△T)
御境
鉄塔保守道(最初の鉄塔手前) 御境に戻ってきた

シシウド ツリフネソウ ミカエリソウ クサアジサイ アケボノソウ
豪快に咲くシシウド あちこちにツリフネソウ 林道終点にミカエリソウ ひっそりとクサアジサイ 谷の奥にアケボノソウ

SEO [PR]  ローン比較 再就職支援 バレンタイン 無料レンタルサーバー SEO