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山 名
黒ダキ(1084m)
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広島県廿日市市吉和
登山日 2012年7月22日(日) 晴れのち曇り 黒ダキ山
十方山より望む(11/09/07写す)
参加者 単独
コース 十方山瀬戸滝登山口(7時30分)〜沢を渡る(8:05)〜(8:25)大ブナ(8:30)〜五合目(8:50)〜(9:10)降下地点(9:20)〜ウシロヤマ谷に下りる(9:45)〜下山林道東側終点(10:00)〜バーのキビレ下方(10:25)〜雨量観測局(10:55)〜(11:15)下山林道西側終点(11:20)〜(11:50)稜線(11:55)〜(12:15)黒ダキ山分岐(12:20)〜(12:35)仏石(12:45)〜黒ダキ山(13:03)〜(13:28)吸殻入れ(13:35)〜914m独標(14:03)〜892m独標(14:25)〜急降下開始地点の大ツガ(14:50)〜(15:10)小松原橋〜(15:20)瀬戸滝登山口
お弁当 仏石で軽く食べました(時間的にも丁度良かったが落ちつける場所です)
駐車場 十方山瀬戸滝登山口(20台くらい停められます)
トイレ 十方山瀬戸滝登山口(手洗い水出ます)
まとめ 黒ダキ山から下山林道に抜けてバリエーションルートを使えば十方山瀬戸谷登山道に抜けられることを知った。その後、下山林道やウシロヤマ谷を歩いてみて周回の目途が立ったので、今回十方山瀬戸谷登山道から反時計周りで歩いてみました。

今日の天気は降水確率午前20%午後40%であまり良いとは言えず、自宅を出たときは空はどんよりと曇っていた。ところが戸河内に入ると青空に変わり内黒山の稜線がくっきりと見えた。当初想定していたよりはクリアーな天気だ。戸河内の中心部から県道吉和戸河内線に入り太田川沿いの道を遡っていくと十方山瀬戸滝駐車場に着いた。先客は3台と少ない。


瀬戸滝登山口 今日はロングコースだ気合いを入れて臨もう。瀬戸滝登山口ではちょうど家族連れが入山しようとしていたが先に行かせてもらう。と言うより先に行かされたんだと思う。登山口を入ると明るい広葉樹林の中に身を置く。朝日に輝く緑が眩しいね。登山口から6分で瀬戸滝分岐に着いた。うっかりよそ見をしていると直進して瀬戸滝の方に進んでしまいそうだが、ここは右折して斜面を登っていく。

傾斜が緩んできて心持ち下ると左手から瀬戸滝経由ルートが合わさり、その先で小滝を見る。小滝の先で沢を右岸に渡る。大きな杉の木がまばらに立っているところを抜けて右岸沿いの少し険しい高巻き道(ロープが渡されているところもあった)を北上していく。
十方山瀬戸滝登山口

やがて登山道が沢に寄り添うと道が緩やかになり、足下にはオトギリソウ、ハエドクソウ、ヤマジノホトトギスの花が咲き、ほんの短い時間ではあるがルンルン気分で楽に歩けるようになってきた。緑滴る谷を、左谷、右谷と詰めていき尾根に乗ったところで休憩する。

右手のニノワラ谷の方から風が吹き上がってきて少しは涼しく感じるが、今日の湿度では、噴き出した汗がス〜ッと引いていくというようなことは全くなく、止め処なく汗が流れる。時折り右手の視界が開けるが十方山の山頂付近は分厚いガスに覆われて姿を現さない。
大ブナ
大ブナのところで小休止

降下地点 登山口から80分で五合目に着いた。三つ倉のピークを右から巻いて進んでいくと左手に大きな谷が見える。この谷を下っていくと標高850m付近でウシロヤマ谷に出合う。もしかしたら下る地点を示した目印があるかなと思っていたが、それらしきものは見当たらなかった。適当に下っていけばいいんだろう。

ウシロヤマ谷方面に派生する最初の1010m台の尾根にも目印はなかった。そこから8分で二つ目の1080m台の尾根まで登ってきた。前回歩いたときに目星を付けていた降下地点だ。予定どおりここから尾根を下ることにする。お世話になった手製の杖は後から登ってくる登山者のために置いていくことにしよう。
1080m台の降下地点

灌木が少なく歩き易い尾根道だ。等間隔にテープも付いていた。降下を開始して6分でヒノキ林が現れた。植林帯の一番右側の雑木林との境を暫く下っていくと左手に尾根が見えたのでトラバースして尾根に復帰して220度に下る。

しかしこのまま尾根通しに下っていくと下り過ぎてしまうのと、尾根道が荒れ加減になってきたので、右に振れて植林地の中を急下っていき、斜面をずるずると滑り落ちるような感じで沢に下りた。ぴったり林道終点付近に下りたかったんだが、そうは問屋が卸さない。
尾根を下る
二つ目の尾根を下る

トラバース地点 谷に下りてウシロヤマ源頭域に向けて右岸の歩き易いところを選んで遡っていくと、7分で下山林道に上がるトラバース道があった。すくっと伸びた1本の樹木の幹に何ヶ所も赤テープが巻かれているので気付く筈。

足下が不安定なトラバース道に入り、テープを辿って斜面を上っていくと下山林道の東側の終点に出た。← 林道からウシロヤマ谷出合いまでは等間隔にテープが付いている。
東側終点
林道へのトラバース地点 下山林道の東側終点に出る

雨量観測局 下山林道を峠に向けて登っていく。足下にはウツボグサ、オオバギボウシ、オカトラノオ、オトギリソウ、ダイコンソウ、ミズタビラコ、ヒヨドリバナ、ヤマアジサイ、ヤマジノホトトギスなどの色とりどりの花が咲いているが、デジカメの電池残量が少なくなってきたのでカメラに収めるのは諦めた。

樹木が途切れると真夏の強い日差しが降り注ぐ。木陰・日差しを繰り返したストレステストを受けているような感じだ。小屋跡を過ぎると左手に黒ダキ山が見えてきたが、樹木が邪魔をしてすっきり見えないのが残念だ。ようやく十方山雨量観測局の設備が見えてきて、その手前で西に延びる林道に入る。
雨量観測局の手前で枝林道へ

【下山林道からの眺め】 今の時期の下山林道は樹木が茂り眺望は得難いが、雨量観測局周辺〜峠、西側林道のカーブミラー周辺は樹木が切れて、瀬戸谷や立岩山方面が望める。ちょうど三ツ倉のピークと十方山瀬戸滝ルートの稜線がきれいに見えたのでパチリ。朝方は晴れていたんだがだんだ雲が広がってきて、空気の透明度も低くなったようだ。 林道からの眺め

西側終点 西側の林道は背丈ほどのカヤが茂って地面は全く見えず悲惨な状況を呈している。我慢して進んでいくと尾根を回り込むところで、おそらく役に立たないであろうカーブミラーがあった。木の間越しに黒ダキ山が見えて、それがだんだん近づいてくるのが判る。

途中で展望を楽しんだりして時間を喰ったのと林道が歩き難いのとで西側終点まで結構時間がかかってしまった。終点からは立木の向こうに意外と近くに黒ダキ山が見える。仏石は判らなかった。等高線に沿って進んでいきたいが…それは無理な相談というものだ。水と塩分を補給して出発する。
下山林道の西側終点

終点の先にピンクのリボンが下がっているのが見えたのでそこまで進む。もしかしたら…次のテープがあるのかな?と思ったが、そんなものある訳はない。意を決して物凄いブッシュの斜面に突入する。水が流れた形跡のあるところがササが少ないので、そこを登っていく。両手でササを分けてササを掴んでヨイショと体を持ち上げる。それを15分ほど繰り返すと傾斜が緩んできて少しは楽になった。

方角を定めずに歩き易いところを登っていったので予定ルートより右に振れてしまったようだ。ようやく稜線に出るとテープがあった。十方山林道に下る地点を示すものなのか?
稜線に出る
ようやく稜線に出る

黒ダキ山分岐 稜線のササは胸くらいまでの高さだ。幸いにもササが絡み合っていることはないので苦労はしない。コンパスを合わせ進んでいくと尾根が分かれているところに来た。そこから前方に小高いピークが見えたので少々混乱してしまった。もしや行き過ぎたか?と思い、高いところから周囲の地形を観察するなどして、現在地は黒ダキ山分岐の手前だと確認した。前方のピークは密生する立木が森のように見えただけで目の錯覚だった。

左の尾根に入り心持ち登っていくと黒ダキ山分岐に着いた。稜線にはところどころテープがあったが、踏み跡はなかったように思う。「ササが刈ってある」 という情報もあったがそれは過去のことだ。歩く人が少ないうえに、広い尾根だから踏み跡が維持できないんだろう。
黒ダキ山分岐

黒ダキ山分岐で左折してササの海を下っていく。この尾根道はササの下に薄い踏み跡が残っていたので踏み跡を辿って下っていくと仏石が見えてきた。左手には谷を隔てて下山林道西側終点付近(のり面が崩れているところ)が見える。仏石は上側から眺める分は迫力はないが、左手から回り込んで下側から見上げるとそれなりの高さがあることが判る。

ここでお昼にするが、今日の県北は「お昼過ぎからところによりにわか雨」の予報が出ているので、軽く食べただけで天気が崩れないうちに出来るだけ前進することにする。
仏石
仏石(手前が黒ダキ山)

黒ダキ山 仏石から先は踏み跡がある。細い尾根道を進んでいき、一登りすると3等三角点の鎮座する黒ダキ山に着いた。山頂は展望もなく、また灌木が繁り腰を下ろす場所もなく、ないないづくしだ。左の写真で赤く見えるのは営林署が設置した吸い殻入れだ。当時は喫煙に関しては寛大だったんでしょうか?でも重要なポイントにあるので目印として使われていたような気がする。

稜線ではホツツジが咲き始めていた。木本の花の少ない時期だけに嬉しいね。だがツツジ科などの灌木が煩わしくてかないません。夏場だからそう思うのか?
灌木が繁る黒ダキ山山頂

【痩せ尾根からの眺め】 立野キャンプ場からのルートと小松原橋からの尾根ルートが合わさる地点から黒ダキ山方面に痩せ尾根があり十方山方面が開ける。十方山を間近から眺めるには絶好のロケーションだ。足下は深く切れ落ち、ゴロシのタキ(懸崖)と呼ばれている。 十方山

降下地点 右手に吉和冠山が見えるポイントがあるが、空気が湿ってきてすっきりとは見えなくなってきた。軽いアップダウンを繰り返しながら細い尾根を進んでいく。ゴロシのタキの上部まで来ると今度は左手に十方山や立岩山が見えてきた。

登山道に被っている灌木を避けながら進んでいくと広島営林署の赤い吸い殻入れがあった。小松原橋方面に下るポイントだ。吸殻入れのところで左手の急斜面に突入する。斜面を急下ること6分でスギの木のところで右に派生する小尾根に乗り換える。ここは判り難いかなと思っていたが、下るときに右手に派生している尾根が見えていたことと、スギの小枝に赤テープが付いていたので無難に突破することができた。
吸殻入れが降下地点

914m独標 薄い踏み跡のある尾根道を東に進んでいくと菱形の保安林標識のある914m独標に着いた。その先で尾根が分かれる。ここは要注意ポイント!うっかり直進して東に派生する尾根に入ると瀬戸谷の方に下ってしまう。ここでは右手に派生する尾根に乗る。

次の保安林標識のある880m台ピークで右に振れてササの斜面を下っていくと広葉樹林が現れた。ワォー!素晴らしい森だ!そこから10分余りで882m独標に着く。ピーク周辺は倒木が多く、また灌木も多いので通り抜けるのに難渋するものの、暫く我慢していると明瞭な踏み跡が現れた。
保安林標識のある914m独標

急降下 ツガの大樹のところから急下る。幸いにも踏み跡はジグザグに付いているので足の負担は軽減される。なおナガ谷へのトラバース道は判らなかった。

最後にナガ谷の沢の左岸をかすめて小松原橋の大トチのところに下りていく。途中の水場で顔を洗って車道をトコトコ歩いてスタート地点の十方山瀬戸滝駐車場に戻った。今日は大量に水を摂取した暑い1日だった。
小松原橋
大ツガの樹のところから急降下 小松原橋に下山する

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