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山 名
額々山(1279m) 寂地山(1337m) 右谷山(1234m)
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島根県吉賀町(六日市町)
登山日 2012年4月29日(日) 晴れのち薄曇り 小五郎山北峰より望むガクガク尾根
小五郎山北峰より望むガクガク尾根
参加者 単独
コース 河津集落入口(8時10分)〜河津集会所(8:30)〜(9:20)河津越(9:25)〜展望の良い鞍部(10:00)〜(10:25)後谷山937m峰(10:30)〜(11:10)西よけ岩(11:20)〜1116m峰手前のピーク(11:35)〜(12:10)展望岩(12:15)〜(12:40)1227m峰(12:50)〜ガクガク岩(13:07)〜額々山(13:20)〜(13:45)寂地山(13:50)〜(14:40)みのこし峠(14:45)〜右谷山(15:15)〜(15:30)小五郎展望地(15:35)〜薮ヶ峠(15:50)〜(16:25)河津集落入口
お弁当 1227m峰で軽食を食べました(ハエが異常発生していて食事どころではなかった)
駐車場 河津集落入口にある橋の袂(探せば何ヶ所かあります)
トイレ 深谷駐車場(水洗です。深谷大橋から島根県側に200mのところにあります) 長瀬峡キャンプ場(水洗です)
まとめ ガクガク尾根はヤブ山突撃隊殿が推奨されている展望の良い尾根です。どこから取り付いても長時間の山歩きを余儀なくされるので、気候が良く、また落葉期の今の時期を選んで出かけた。

錦帯橋まつりに駆り出される娘を吉川公園付近まで送って、その足で国道187号線〜434号線と走り向峠を経由して河津に向かう。早朝の国道は比較的空いていて、吉川公園から1時間15分で河津に着いた。集落入口の橋の袂に駐車して、そそくさと登山支度をして出発する。河津集落からガクガク尾根の稜線が見えることを期待していたんだが、見えるのは河津越周辺だけだった。


取り付き 深谷川の右岸沿いの道を上っていくと集落が見えてきた。田んぼには水が張られて田植えの準備が進行中だ。自分の実家では ヒノヒカリという品種を生育しているので田植えは5月下旬〜6月上旬なんだが、ここは早稲なんだろうね。「ようやく春が来たよ」 と嬉しそうに話されていた。

河津集会所の手前には葉ワサビ畑が広がり、ご夫婦で畑の手入れをされていた。聞けば農協と契約して葉ワサビを育てているとのことでした。河津集会所のところから山に入り前述の葉ワサビ畑の間を抜けていくと、吉賀霊場札所のお社があり、その左手から谷に入っていく。
河津集会所のところから取り付く

谷に入るとテープがあった。しかし踏み跡はなく谷は多くの倒木で埋まっている。比較的歩き易い右斜面を辛抱して登っていくと10分ほどで古道が現れた。やれやれこれで一安心と思ったのも束の間で、ササが出てくるわ、古道に灌木が倒れ込んでいるわで難渋する。歩き難いところは左右にかわして古道から離れずに登っていく。

右手に後谷山937m三角点峰が見えているので、現在位置を確認するものの遅々として進まない。それでも谷に入って20分で、左に振れて尾根に乗る。その少し先で地形図上のルートが合わさる筈なんだが気付かなかったので消失したのではないかと思う。
古道
古道が現れる

トラバース道 尾根に乗って17分でトラバース道に入る。古道を外さずに歩いていたので運よくトラバース道に入れたが、勝手気ままに歩いていたら見逃してしまい尾根を直登していたかもしれない。トラバース道は谷を回り込むように水平に付いているが、薄い踏み跡を見失わないように慎重に進んでいく。左の写真では踏み跡は判らないが、ちゃんと付いています。

長いトラバースが終わると谷を斜めに登っていく道に変わり道も明瞭になってきた。振り返れば木の間越しに右谷山付近の稜線が見えている。今までの遅々とした前進は何だったんだろうと思うくらい一気に距離を稼いだような気がする。
トラバース道

取り付きから50分で鞍部に出た。最初はそこが河津越だとは思わずに河津越はどっちだ?と地形図を取り出してみて、あれあれ河津越に着いたんだと認識した。小休止ののち右折してササの被った尾根道を登っていく。ササは胸くらの高さだが有難いことに密生していないので平泳ぎの要領でササを左右に掻き分けて進んでいくようなことはなく当初の想定よりは楽に歩くことができた。

いくつかのピークを越えながらジワジワと高度を上げていく。地形的には難しいところはないが、尾根が分れているピークがあるところはうっかりしていると、あらぬ方向に進んでしまうことになるので油断は禁物だ。
河津越
一面のササの河津越

後谷山 小五郎山とカリマタ峠が目の前に見える展望地(ササ原の鞍部)から、ササの密生した急斜面を登ると後谷山手前のコブに上がる。ここから後谷山まではササが少なくなってきたので、ようやくヤブ漕ぎから解放されると思ったのも束の間で、後谷山の直前から深いササに行く手を阻まれる。それでも河津越から1時間で、土中から頭だけ覗いた三角点の鎮座する後谷山937m峰に着く。

木の間越しではあるが周囲360度透けて見える。目に付く主だった山は南側に右谷山や小五郎山、西に安蔵寺山、北に高井山といったところですね。
後谷山(奥側が河津越)

後谷山を過ぎるとササはせいぜい股〜腰までの高さまでとなり、勢いが弱まってきた。そしてブナが目立つようになり素晴らしい自然林が広がってきた。後で振り返ってみるとガクガク尾根の稜線では、後谷山〜1074m独標〜西よけ岩付近までが、最も歩き易かったと思う。

徐々に高度を上げていくと1074m独標に着いた。展望はないが340度に三葛の集落が見えている。そこから下っていくと西よけ岩があった。だんだんと大きく見えてくるのではなく、突然目の前に現れてびっくりした。高さは10mはあるだろう。左手から巻いて東端に回り込み、東端から岩の上に登った。思いのほか簡単に登ることができて少し拍子抜け!
西よけ岩
稜線上に屹立する「西よけ岩」

西よけ岩からの眺め 【西よけ岩】 岩の上からは南東〜南西方向が良く見える。白旗山の稜線の背後には平家ヶ岳付近の稜線や鈴ノ大谷山が見えている。しかし西〜北は立木が邪魔をして、すっきりとは見えないのが残念だ。

広葉樹林 西よけ岩からはブナが多くなってきた。芽吹き前の広葉樹林を透かして左手に赤谷山〜大神ヶ岳の稜線が見えている。う〜ん黄葉の時期を選んで歩いてみたい場所だね。優に幹回り3mはありそうなブナがあった。

遠目にピンクのリボンが見えてきた。1116m独標点手前のジャンクションピークだ。この派手な目印は一体何のため?ヒノキ林が稜線まで迫っていて右手下方に尾根が見えている。
1116m峰手前のピーク
芽吹き前の広葉樹林 1116m独標手前のピーク

展望岩からの眺め 【展望岩】 稜線上に展望のよい岩があった。この岩も簡単に上がることができ、大岩の上に立つと寂地山系の稜線が指呼の間に見える。反対の大神ヶ岳側は立木が邪魔をする。なお、岩の上は傾斜があるので休憩にはふさわしくない。位置は1116m独標から35分のところです。

1116m独標からは右手が植林地へと変わってきた。それは良しとするが、間伐作業が行われているようで、稜線には伐採されたスギやヒノキの幹や枝が無造作に置かれていて歩き難いこと甚だしい。灌木も多く二重苦を強いられるが我慢して高度を稼いでいく。タラの芽がいっぱい出ているが採るのも億劫だ。

1227m独標の手前で、沢登り用のカラビナを腰に付けた若い男性に出合った。びっくりしたが向こうも同じで 「こんなところで人に会うとは思わなかった。これから1116mのところから河津に下る予定。」 だと… 「下山地点にはピンクのリボンの目印があり、稜線から下るべき尾根が見える。」 ということを伝えると安心されたようだった。
スギ
スギの木が多い稜線

鞍部 お昼に適したところがないので、仕方なく枯れ立木のある1227m独標でお昼にする。あまり食欲がないのと、ハエが多いのとで簡単に済ませることにした。ハエは油断していると纏わりついてくる。ハエの他にブヨを大きくしたようなのも飛んでいた。

1227ピークから鞍部に下るとニシノヤマタイミンガサ(だと思う)が地面一面に生え、エンレイソウ、タチカメバソウ、ミヤマカタバミが咲いている。登りにかかるとカタクリが見られるようになってきた。カタクリを一人占めだ!花を踏みつけないように注意してカタクリの絨毯の緩斜面を登っていく。
春の花が咲く鞍部

ガクガク岩 ガクガク岩が見えてきた。下側から眺めると大きな二枚貝があんぐりと口を開けたようなイメージです。

ガクガク岩からは植林の中を歩く。踏み跡は間伐されたスギの木や枝で隠されているところがある。平坦になると左手に広高山や吉和冠山が見えてきて間もなく3等三角点の鎮座する額々山に着いた。三角点周辺はたき火の跡や、チェーンソー用燃料入りのボトルが何本もころがっていた。何てざまだ!
間伐作業
ガクガク岩 間伐作業の様子

額々山の直下にある東よけ岩を右側から回り込んで、植林の中を下っていく。この辺も間伐作業中のようで、踏み跡が寸断されていて余計なロスが発生する。登りの途中で足の指が痙攣し出した。ヤブ漕ぎで指も草臥れてきたようだ。立ち止まって指の体操をする。

登山者の姿が認められるようになると縦走路に飛び出し、右折して緩い斜面を登っていくと寂地山に着いた。お昼を下がっているので少ないだろうと思っていたが、ざっと見渡しただけでも50人くらいはいるだろうか。さすがに大型連休中の寂地山系は賑わうね。
寂地山
賑わう寂地山

カタクリロード 【カタクリロード】 寂地山からはカタクリロードが続く。少し早いかなと思っていたが寂地山頂でちょうど見頃で、みのこし峠付近では終わりかけていた。西中国山地にはカタクリの咲く山はいくつもあるけど、規模的には寂地山系のカタクリが一番だと思っている。咲く花が美しい分だけ、その裏に自生地を維持管理している人たちの苦労があるのだ。麓から高いところまで登って登山道周辺の下刈りをされた方々に感謝します。ところで、熱心に花を写真を撮るのはいいけど、決して他のハイカーの足を停めるようなことにはならないようにして欲しいね。お互いに気をつけなければ!

長く続く横木の階段を下っていくとみのこし峠に着いたので傍らのベンチに腰をおろして小休止する。さて右谷山に向けて今日最後の登りだ。整備された階段道を一段づつゆっくり登っていくと前方から年配の女性が下ってきた。昔に比べると女性の単独行が増えたような気がする。錦ヶ岳のピークに上がるとやれやれだ。左折して下っていくと右谷山に着いた。

右谷山南尾根に薄い踏み跡が下っている。うっかりそちらに入り込んでしまったら大変だ。右谷山から薮ヶ峠に向けて下っていくと絶景の展望地があり、容谷山〜小五郎山が指呼の間に望め、その後方には鬼ヶ城山、羅漢山、大将陣、白旗山などの山が取り巻いている。
右谷山
誰もいない午後の右谷山

薮ヶ峠 ヒノキ林の中を下っていくと薮ヶ峠に着いた。右折してトラバースして一旦尾根に乗り、河津を目指して降下していく。スギの植林された斜面をジグザグに下っていき、次いで谷沿いの高巻き道を下っていく。沢を渡渉すると間もなくスタート地点に戻ってきた。理由あってとばしたので薮ヶ峠から河津までの所要時間は参考にならない。

それから大事な用を済ませるために大急ぎで寂地峡に向かう。この大事な用に関しては、河津の漁業監視員のTさんを巻き込んでしまいお世話になった。内容については触れないでおく。寂地峡に着いたのは午後5時を回っていたが売店は未だ開いていた。
薮ヶ峠

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