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山 名
野貝原山(719m) 汐見山(636m) 極楽寺山(693m) 広島県廿日市市
登山日 2012年3月25日(日) 曇り時々小雪 JR宮内串戸駅から望む縦走路
JR宮内串戸駅から望む縦走路
参加者 単独
コース 明石バス停(7時45分)〜明石登山口(8:00)〜(8:40)雨宿石(8:45)〜野貝原山(9:00)〜廃墟(9:25)〜展望タワー往復〜泉水峠分れ(9:55)〜泉水峠(10:10)〜途中休憩5分〜694m独標(10:45)〜682m独標(11:15)〜691m独標(11:40)〜(12:05)82号鉄塔(12:10)〜昼食休憩25分〜汐見山(13:20)〜七曲峠下の車道(13:30)〜極楽寺ゲート(14:05)〜展望広場(14:30)〜阿弥陀堂裏の下山口(14:45)〜観音台登山口(15:15)〜(15:30)観音台バス停
お弁当 82号鉄塔の少し先の窪地で食べました。82号鉄塔は風が強くて寒いので諦めた。
駐車場 往復ともJR・広電バスを利用しました。
トイレ 登山口の明石付近にはありませんでした。下山口付近では坪井公園にあります。
まとめ このところ短いルートばかり歩いているので長い距離を歩いてみたくなり、廿日市の山々さんのサイトの 「野貝原山〜極楽寺山縦走」 を参考にロングトレイルを敢行した。生憎冬型の気圧配置ではあったが 「この時期なら大したことはないだろう」 と思い決行したものの、やはり山は平地とは違うぞ!散々な目に遭った。なお、泉水峠〜七曲峠まではしっかりした道が続いていました。

JR宮内串戸駅7:30発の津田行きバスに乗る。国道2号線西広島バイパスを通過すると右手に野貝原山〜極楽寺山のボコボコした稜線が近づいてきた。今日は雲は多いが山日和の良い天気なので充実した1日になりそうだ。帰宅して飲むビールが美味いぞ…と、このときはそう思った。明石バス停で下車して交差点を渡る。


大歳神社 正面に朝日を受けた廃墟を見ながら坂道を登っていく。約5分で道が分岐するので左手の林道野貝原線に入る。おやおや何やら白いものが…小雪が降ってきたぞ。幸いにも雨具を付けるような降りではないのでそのまま進む。

大歳大明神の鳥居の脇を進んでいき、次いで左に住宅地を見ながら舗装路を登っていくと登り詰めたところに取り付きがある。小屋の手前に立つ山火事注意の看板の裏から山道に入っていきます。
取り付き
大歳神社の左手の道を進む 小屋の手前が取り付き

古代参道 取り付きから宅地の裏の道を西に進んでいくと直に尾根道となる。枝道がいくつもあるが直進の道を選んで尾根道を北上していく。登山道には倒木が覆い被さりグチャグチャになっているところもあるので、潜ったり、跨いだり、迂回したりの連続だ。

雑木主体の森だが、見事な松林があったり、明るいコナラ林があったり、常緑樹が多いところがあったりと植生が微妙に変わっていくのが面白い。登るにつれて露岩が多くなり、左手に垂直に近い懸崖が見えてきた。ロッククライミングの練習には格好の場所だが、そこまで登ってくるのが大変だね。
倒木の多い古代参道

取り付きから40分で雨宿石に着いた。すぐ右手には円形鏡石もある。円形の形が全て残存している訳ではないが、見れば見るほど本当に円形の鏡のようだ。どのようにして造ったのかんだろうか?雨宿石の手前で直登道と、塔岩やピラミッド入口を経由するトラバース道に分かれるが、今日のロングコースを考えると短時間で登れる直登道を選択する。

雨宿石からは尾根と別れ、斜面をトラバースして谷に降りて谷を登っていく。右に折り返して斜面をジグザグに登っていくと方位石のところに出た。右手からはピラミッド入口からの尾根道が上がってきている。
雨宿石
屋根が付いている雨宿石

野貝原山山頂 方位石から僅か2分で1等三角点補点の鎮座する野貝原山山頂に着いた。周囲は雑木が茂りそんなには展望はないが、南東側が少しだけ開けていて立木の間から絵下山や江田島が透けて見える。

西に下る道があるが廃墟跡に行くには大回りになるので登って来た道を引き返すことにする。方位岩まで戻り、トラロープの渡された尾根道を下っていくと、高貴人墳墓やタイル石といったピラミッド墳石があり、その先で朽ちかけた木橋を渡ると車道に出た。ガードレールがあるので車道と呼ばせてもらうが、今では落ち葉などが堆積して車で進入することは困難な、元車道だ。
野貝原山山頂

外周道路に出る のうが高原の外周道路に出て右折して廃墟の方に歩いていく。廃墟の両側はスライド門扉が設置され進入できないようになっていたが、歩くだけなので通らせてもらう。

廃墟の北側に円形の展望タワーがある。螺旋階段を登り屋上の展望デッキに出ると、ほぼ360度の展望が得られる。しかし周囲のスギの木が成長しつつあるので、見える範囲は徐々に狭まってくるだろう。登るなら今のうちだ!
廃墟
高原外周道路に出る 廃墟西側のフェンス

展望タワーからの眺め
展望タワーから北側半分の眺め(左端に大峯山。手前の稜線が極楽寺山への縦走路。電波塔の真後ろが極楽寺山)

展望タワーから外周道路に戻り、右手に電波塔群を見ながら北に向かって進んでいく。周囲は植林地だが、木材切り出し用の道が造られていて、これから伐採が始まるようだ。やがて別荘が見えてきた。もちろん今では廃屋となっている。左にカーブして尾根を乗り越して下っていくとコンクリート電柱が現れた。

電柱の先には702m独標点付近に建つ送電鉄塔も見えている。電柱の手前に泉水峠への下山道(鉄塔保守道)がある筈なんだが、今では伐採材の切り出し道が出来ていて付近の様相が少し変わっている。下山道が見当たらないので切り出し道を歩いて北へと下っていくと、5分くらいで切り出し道は終わり鉄塔保守道に変わる。
泉水峠分れ
泉水峠分れ

泉水峠南側の広場 途中で送電鉄塔への道が右に分岐するが、その先で合わさるのでどちらの道を採ってもよい。左手下方に車道とサーキット場が見えてきたが車道には下りずに、尾根通しにヒノキ林の中を抜けていくと泉水峠南側にある広場に飛び出した。

広場を奥の方に進み細い道を進んでいくと目と鼻の先が泉水峠だ。峠で直進して縦走路へ入る。なお、右に行けば川末に下ることができる。
泉水峠
泉水峠南側の広場 泉水峠(写真右側が川末)

694m独標点 今回は野貝原山、縦走路、極楽寺山と3枚の地図を用意していたたので、2枚目の地図に差し替える。泉水峠からは左手がヒノキ、右手が雑木林で、その境を進んでいく。踏み跡は明瞭で地図なしに歩けるが現在地の確認だけは怠らないように進んでいく。サーキット場から聞こえてくる爆音が五月蠅くて仕方がないので音が聞こえなくなるところまで歩いて小休止した。

展望のあまりない尾根歩きだが、木の葉を落とした雑木の間から周囲の景色が透けて見える。進行方向には722m三角点峰の北に位置する山が見えている。赤白カラー塗装の鉄塔は広島西幹線84号鉄塔で、その右手に見えるのは691m独標に建つ83号鉄塔のようだ。694m独標からヒノキ林の中を急下る。
694m独標点

ササが出てきた。せいぜい股〜腰の高さまでなので歩くのに差し障りはない。左に振れてササ床のヒノキ林を下っていく。ササが生えているのは700m台ピーク手前のコブまでなので距離にしても僅かだ。灌木が少し煩いので夏場はかなわんと思う。松の大木の立つ700m台ピークで大きく方向転換する。このあたりは松が多く縦走路には無数の松葉が落ちていてフカフカで気持ち良く歩ける。

植林の中を抜けて下っていった次の鞍部では右手のヒノキ林の中に道が付いているような気がした。682独標からの下りは倒木が多くルートが変わっているが踏み跡を追っていけば問題ない。倒木をかわして下っていくと十字路鞍部に降りた。左手からは未舗装林道が上がってきている。右の下る道は川末方面への道だがそんなに明瞭とは思えない。
700m台ピーク
700m台ピーク(振り返って写す)

分岐点 四差路鞍部から植林と雑木林の境を登っていく。やがて平坦道となり心持ち下っていくと分岐があった。尾根道を下っていくルートは荒れ加減なので、左折してヒノキ林の中を登っていくと5分で691m独標に着いた。

素通りして北に1分ほど下ると広島西幹線83号鉄塔があった。周囲の松が成長して眺めは良くないが、目指すべき次の82号鉄塔付近の位置と地形は良く判る。
83号鉄塔
分岐点(左折して691m独標へ) 広島西幹線83号鉄塔

83号鉄塔からは気持ちよく歩ける鉄塔保守道をズンズン下っていきと谷に下りて、中電の鉄塔標識の立っているところで直角に右に振れて倒木の多い植林谷を緩やかに登り返し稜線鞍部付近に出る。さらに鉄塔保守道を追っていくと広島西幹線82号に着いた。西には先ほど通過した83号鉄塔と、その向こうにカラー塗装の84号鉄塔が見え、反対の東側には648m独標北尾根に建つカラー塗装の81号鉄塔が近い。

稜線を辿る予定が82号鉄塔に出てしまったので、軌道修正して稜線に復帰する。自分と同じように間違える人が多いようで、鉄塔から稜線までは薄い踏み跡があった。
82号鉄塔
広島西幹線82号鉄塔

稜線に復帰してお昼の候補地を探すものの、あまり景色の良いところは見つからないので適当なところでお昼にする。今までずっと小康状態だった雪の勢いが強まってきたぞ。

お昼を済ませ稜線を東へと進んでいく。今まで右手に野貝原山の電波塔が見えていたが視界が悪くて山容すら判らなくなってきた。左手の伐採地から雪が吹き上がってきて舞っているような感じだ。やがて陸軍標石と3等三角点の鎮座する汐見山に着いた。周囲は真っ白けなので断定はできないが雑木が茂っているので展望はないと思う。
汐見山
汐見山山頂

七曲峠 汐見山から40mほど進んだところで、左に振れて谷の渕を廻るように尾根道を下っていく。降る雪ますます激しくなってきて前が見え難くなってきた。少し右に振れて尾根を下っていくと、谷がぽっかりと口を開けているところがあった。深さは10mはあるだろう。うっかり滑り落ちたら大変なことになってしまうだろう。

前方に車道が見えてきて七曲峠の少し下(東側)の車道に飛び出した。やれやれほっとしたというのが素直な気持ちだ!ここからは極楽寺のゲートまでは車道歩きだ。まずは廿日市分岐まで車道を下っていく。
七曲峠で車道に出る

七曲峠から廿日市分岐まで下り10分、次の極楽寺分岐まで上り10分、次いで極楽寺ゲートまで上り15分と辛い車道歩きが続く。極楽寺分岐からゲートまでは勾配がきつく距離は短いが結構時間がかかった。雪は小康状態となり坂道の途中で阿弥陀山〜東郷山〜ニツ山が望めた。

極楽寺のゲートから瀬戸内海国立公園のエリアに入る。ゲートから5分で右手に探勝歩道が下りているがアップダウンのある遊歩道を歩く元気もないので、さらに車道を進んでいくとゲートから10分で第1駐車場に着いた。トイレに駆け込むも冬季につき閉鎖中!もう暫く我慢だ。一部のトイレは12月〜3月まで閉鎖されています。
ゲート
極楽寺のゲート

展望広場 さて展望広場へは極楽寺第2駐車場から往復するのが手っ取り早いが、ピストンは余りにも味気ないので裏側から回り込むことにする。蛇の池の畔を反時計回りに歩き、多目的広場に近いところのキャンプサイトを抜けて蛇の池の外周遊歩道に出て横木の階段を登ると展望広場に着いた。広場には極楽寺最高点693mの山頂標識が設置されている。

そのまま反対側に付けられた横木の階段を下る。こちら側が段差が大きいので少しきついね。下りきったところが第2駐車場で有難いことに、ここのトイレは使用できた。
展望広場(極楽寺山最高点)

第2駐車場から参道を登り極楽寺に向かい境内を突っ切った南側の展望台で小休止する。眼下に広がる広島市佐伯区〜廿日市市街はやや霞んでいるが天気は随分回復してきたようだ。少し戻って阿弥陀堂の裏手にある観音コースの下山口から急斜面をジグザグに下っていく。極楽寺周辺は手付かずの原生林が残っていて、下山口周辺にも数本のアカガシの大木が聳えていた。

横木の階段道を下っていくと15分でベンチのある展望地に着いた。正面に安芸の小富士が見える。さらに8分ほど下っててくと次のベンチがあったが、そここからの展望はない。このコースには塹壕のように深く抉れたところがあった。多くの参拝者や登山者を受け入れてきたからなんでしょうね。
極楽寺展望台からの眺め
極楽寺展望台からの眺め

観音コース登山口 道が緩やかになると登山口に降り立った。車道を下っていき山陽自動車道の下を潜ると左手に坪井公園がある。広い公園だが駐車スペースは10台分くらいしかない。さらに正面に絵下山、灰ヶ峰、野呂山などを見ながら高級住宅地の中を抜けて下っていく。今頃になって視界が良くなってきた。

麓からのバスは1時間おきくらいなので乗り遅れまいと少し速足で下った。お陰で5分待ちで観音台入口15:35発JR五日市駅行きのバスに乗ることができた。ロングコースということもあるが最後に無理をしたので数日間は筋肉痛に悩まされました。
観音コース登山口

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