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山 名
井原荒谷山(620m)
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広島市安佐北区
登山日 2012年3月3日(土) 曇り時々晴れ 白木町井原より望む
白木町井原より望む井原荒谷山
参加者 単独
コース スタート地点(8:00)〜武田武将の墓(8:08)〜取り付き調査5分ロス〜沢を渡る(8:20)〜464m独標点(8:50)〜車道に出る(8:57)〜(9:10)フライト広場(9:15)〜井原荒谷山(9:30)〜フライト広場(9:43)〜車道から尾根へ(9:50)〜最上部堰堤(10:14)〜武田武将の墓(10:17)〜(10:23)スタート地点 (下りは訳あって急いだので所要時間は短めです)
お弁当 午前中登山のためありません(候補はフライト広場だけです)
駐車場 慰霊碑から300mほど入った地点に停めました(その先にも何ヶ所か駐車可能場所あり)
トイレ 登山口付近にはありません。JR井原市駅にはあると思います。
まとめ あさきた里山マスターズ対象の山をようやく10座登頂したのは昨年末のことだ。この勢いで…と言っても集中的に登っている訳ではないので登頂数は一向に増えないが根気良く一座づつクリアーしていけばいいだろう。今回は時間的制約があるので短時間で登ることのできる井原荒谷山を選んだ。ネットの情報は少ないながら、修行僧 さんの山行記を参考にして気ままに登ってみることにした。

所用があって早立ちをするという娘を最寄りの駅まで送り届けた足で山に向かう。県道37号線を北上しJR井原市駅の手前で大林方面に抜ける県道に入り、道路拡幅工事中の狭隘区間を過ぎると、左手に甲田バス停と戦没者慰霊碑がある。その手前で右折して山の方に向けて走っていくと前方の高いところにガードレールが見える。これが荒谷山山頂直下を巻いて延びる赤柴林道だ。


耕作放棄地 慰霊碑のところから300mくらい入ったところの右手に、修行僧さんの山行記の情報どおり、駐車スペースがあったので有難く駐車する。もっと先まで車で入ることができるが、それだと登山にならないのでできるだけ麓に近いところを選んだ。

登山支度をして赤柴林道を上っていくとスギ林があり、そのあたりは比較的道幅が広いので駐車できそうだ。ここに停めるのが誰にも迷惑を掛けないだろう。スギ林を抜けると耕作放棄地があり、シカの食害を防ぐために金網で保護された梅の若木が何本も植えられている。さらに上がっていくと廃屋があった。
棚田風の耕作放棄地

武田武将の墓付近の景色 廃屋のすぐ先に赤柴林道の標識があり、山の方に細い舗装路(帰りに使った)が上がっていた。その先に武田武将の墓が建っていた。左の写真の林道標識の向こう側に墓がある。

さらに赤柴林道を上がっていくと5分くらいで取り付き予定地に着いた。ところが思ってたより尾根の傾斜があるので迷った挙げ句、少しばかり引き返して谷を入り目的の尾根に乗ることにした。
武田武将の墓
武田武将の墓付近の景色 ひっそりと佇む武田武将の墓

枝沢 沢に下りて向こう側に渡り、枝沢の右岸の踏み跡らしき道を辿り左手の斜面を登っていくと直に尾根に乗った。灌木は少なく歩き易い尾根だが、落ち葉の堆積した急斜面が故に滑る!滑る!

眺望は殆どなく160度の方向に高い山の稜線が見えているが同定は不能だ。東隣の稜線からお日さまが顔を出してきた。間もなく目線より少し高いところにハングライダーのフライト広場が見えてくる。だいぶ高度を稼いできたぞ。
尾根
枝沢の右岸側から尾根に取り付く 灌木の少ない歩き易い尾根

464m独標点 スタート地点から50分で464m独標点に上がる。ピークに立つと西に派生する尾根上に踏み跡があるように見える。地形図からもこの尾根道を使った方が易しいと思われるが、如何せん大回りになるので今回は利用しなかった次第です。独標点から先は今までより格段に歩き易い道に変わり、前方に白いガードレールが見えてきたら間もなく赤柴林道に飛び出した。

飛び出した地点は林道が直角にカーブしているところで、50mほど上ったところに 「落石注意」 の看板があった。事実落石が発生しそうなところは急斜面がロックネットで覆われていた。路上にも落石が散乱しているところがあったので、雨後などの地盤が緩んでいるときの林道歩きには注意しよう!
464m独標点

林道からの眺めはとても良い。山並みを見ながら林道を上がっていくと林道から突き出た尾根に造られたフライト広場に着いた。逆光のため黒っぽい写真になってしまったが、写真の奥の方へと進んでいくと、一面にシートが敷かれた立派なフライト場があった。

北東から西にかけての眺望が素晴らしく、大土山〜カンノ木山〜鷹ノ巣山〜硫黄山〜金明山〜安駄山〜高鉢山〜白木山〜備前坊山〜大掛山が見え、文句なしに一級の展望地だ。麓には井原市の集落が広がり幾つものビニールハウスが見える。主に青物野菜が作られているようです。
フライト広場
ハングライダーのフライト広場

フライト広場からの眺め
ハングライダーフライト広場からの素晴らしい眺め

荒谷山山頂 林道に戻り、さらに奥へと進んでいき、右手に雨量観測局の建物、左手に水場(飲めそうもないかも)を過ごし、新宮神社に下る尾根を乗り越すと林道は下り始める。下り始めて50mくらいのところの赤テープから急斜面に取り付いて、赤テープを追っていくと 「あさきた里山マスターズ」 のプレートの掛かる井原荒谷山に着いた。周囲は雑木が茂り展望は全くありません。

山頂の裏手に林道らしき道があったが、相当に荒れているので探索せずに登ってきた道を引き返す。山頂の西側にも620m台のピークがあるんだが、どうやらヤブ漕ぎ必至のようなので、これまた探索を諦めた。
展望のない荒谷山山頂

歩き易い尾根道 下りは、上りで使った尾根の東隣の尾根を歩くことにして、赤柴林道を下り目星をつけて尾根に入る。道があったのではないかと思わせるほどの歩き易い尾根だ。

下っていくにつれ薄い踏み跡は道へとに変わってきた。そして傾斜が急になると道は左斜面を下り、ジグザグに折り返していく。運よく古道に乗れたのか?それとも最初から古道を歩いていたのかは定かではない。
古道
歩き易い尾根道 ジグザグ道の古道

ヒノキ林 古道を辿り下っていくと尾根の突端に出た。その先は急に切れ落ちていて道がないので、東側の谷の方に向けて歩き易いところを選んで下っていくとヒノキ林に入った。

植林の手入れ道を辿っていくと谷に下り、枯れ沢を渡って左岸側に出る。折り返すように下っていくと前方に堰堤が見えてきて堰堤の左手から舗装路に飛び出す。舗装路を下っていくと武田武将の墓のところ(7段上の写真)のところに戻ってきた。
砂防堰堤の左岸に出る
ヒノキ林を下る 砂防堰堤の左手に出る


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