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山 名
青笹山(1022m) 板敷山(1071m)
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広島県廿日市市佐伯町
登山日 2011年11月13日(日) 曇り カシゴヤ峠より望む板敷山
カシゴヤ峠より望む板敷山
参加者 単独
コース 林道青笹線起点(8:00)〜送電線の真下(8:15)〜T字路(8:40)〜(8:45)東牛首(8:55)〜26号鉄塔分岐(9:10)〜(9:30)27号鉄塔(9:35)〜28号鉄塔(9:45)〜青笹山(9:50)〜鞍部・林道横断(10:00)〜1035m独標(10:25)〜道誤りと休憩で25分ロス〜1070m台ピーク(11:15)〜板敷山(11:30)〜(11:45)尾根が分かれる肩(12:00)〜889m独標(12:25)〜(12:45)145号鉄塔(12:50)〜沢を渡る(13:15)〜林道に出る(13:35)〜(13:55)林道青笹線起点
お弁当 板敷山南尾根(尾根が分かれる肩)で食べる
駐車場 林道青笹線分岐点の路肩(3台くらい停められます)
トイレ 登山口付近にはありません
まとめ 青笹山一帯はブナ林が広がっていて、特に西側の1035mピークにかけてのブナ林は素晴らしいの一言に尽きると言えます。ところが板敷山の南尾根にも立派なブナ林が残っていることを、「廿日市の山々さん」 から教えて頂いた。それ以来、機会があれば登ってみたいと思い今秋の黄葉の時期を狙って青笹山〜板敷山の周回を試みてみました。

佐伯町所山から七瀬川沿いの道を遡っていくと別荘地があり、それを抜けると 「七瀬川渓流釣り場」 が見えてきて、釣り場の建物の先で道が左右に分かれている。左の道は焼山峠を越えて吉和の魅惑の里に通じる県道なので、ここは右の 「林道所山青笹線」 に入る。意外にも適度の道幅があるので離合を心配することはなさそうだ。


スタート地点 釣り場から2.4kmでカシゴヤ峠を越える。峠からは板敷山や838m独標が見えた。冒頭の写真が示すように板敷山南尾根の色づいている部分がブナ林です。峠から0.6kmほど下ったところの左手に林道青笹線の起点があり、路肩の広まったところに駐車する。

登山支度をして林道を上がっていく。左手のコムギ谷は成長したヒノキ林で右手は雑木林だが、部分的に植林が入り込んでいる。耳を澄ませば沢の音が聞こえてくる。林道は沢のすぐそばを走っているんだ。トラックが1台上がっていったぞ。おそらく太田川林業地基幹線の延伸工事の車だろう。旧吉和村エリアの工事は2年くらい前に殆ど終わったが、佐伯町側は未だ継続中なんですね。
林道青笹線の起点(写真手前側に登る)

スタートして15分で一つ目の送電線の下を通過する。その先は何度も折り返すような道が付いている筈だが、道が改修されたのであろう、多少のカーブはあるものの比較的直線的な道に変わっていた。左手に林道整備記念碑を過ごすと青空に映える993m独標が見えてきた。山裾の紅葉は真っ盛りだ。

やがて二つ目の送電線が見えてくると間もなくT字路があり太田川林業地基幹線に出合う。左手は吉和二工区で青笹山西斜面の鞍部を越えて吉和に抜けるもので、東牛首までのほんの一部の区間は林道所山青笹線と併用されている模様。右手の通行止めの標識のある道は大谷二工区で大谷峠方面に抜けるものと思われる。
太田川林業地基幹線
太田川林業地基幹線に出合う

東牛首 正面に西島根幹線25号鉄塔を見ながら真新しい舗装の道を上がっていくと東牛首に着いた。前述のT字路〜東牛首までが、林道所山青笹線と太田川林業地基幹線の併用区間で、カーブの先に施工業者のプレハブ事務所があり、そこから先は通行止めとなっている。工事中の林道が部分的に開通すると、青笹山は登り易い山になるのか?それとも味気ない山になるのか?

峠に中山造林地の黄色地の四角い看板があり、その右手に二本の林道が伸びている。右の林道はイワイ谷を下り国道488号線に抜ける道(入ったことがないので確信はない)で、左の道がこれから歩く林道で西牛首方面に通じている。
東牛首の林道入口

東牛首の峠から林道に入る。最初はスギの植林だが、それを抜けると雑木林に変わってくるが展望は得られない。林道は概して平坦で等高線に忠実に沿って西方向へ進んでいく。林道に入ってから10分ほど進んでいくと植林地に入る手前にカーブミラーがあった。今では全く役に立っていませんね。山歩きを続けていると、このようなカーブミラーを度々見かけます。

26号鉄塔へと上がる保守道を左に分けさらに進んでいくと、谷を渡るところに鉄製の橋が架かっていた。きっと中国電力が鉄塔保守用として設置したに違いない。有難いことです。林道はところどころ崩落の跡があるものの歩くのに支障はない。しかし車で入ることはできません。それだけ荒廃しているということです。
カーブミラー
役に立たないカーブミラー

林道から鉄塔保守道へ 尾根を回り込むと赤テープがあり、その先に鉄塔標識があった。そこで林道と別れて左手の鉄塔保守道を上がっていく。林道は西牛首方面に延びている筈なんだが、相当に荒れていて本当に道があるのか判らない。ジグザグに登っていくとすぐに支尾根に乗り眺望が開けてきた。左手には26号鉄塔が見える。

しかし急だ!だから道は尾根上にはなくて、少し離れたところをジグザグに登るように付いている。高度を上げていくとミズナラや小振りのブナが見られるようになってきたが、殆ど葉を落としている。やがて見上げる目線の先に27号鉄塔が見えてきた。
林道から鉄塔保守道へ

鉄塔 27号鉄塔に上がると西に延びる送電線の先にカラー塗装の28号鉄塔が見える。そんなに展望が良いとは言えないが、北東には紅葉した広葉樹林が広がる「もみの木森林公園」が見える。電波塔がたくさん建っている山は阿弥陀山だろうか?南東にはこんもりとした大峯山が見える。遠くに三倉岳が霞んでいる。南西にはこれから歩く板敷山の稜線が鉄塔の骨組みの向こうに覗いている。

鉄塔の真下を抜けて広葉樹林に入ると、今までよりは少し太めのブナが見られるようになってきた。鞍部から尾根をジグザグに登っていくと紅白カラー塗装の28号鉄塔に出る。南西の方向には板敷山が見えているが、それ以外の方向は見通すことができなく視界は狭い。
27号鉄塔とカラー塗装の28号鉄塔

27号鉄塔からの眺め 28号鉄塔からの眺め
西島根幹線27号鉄塔から東方面の眺め 西島根幹線28号鉄塔から南西方面の眺め

青笹山山頂 28号鉄塔から快適な保守道を西へと進んでいくと青笹山に着いた。周囲にはブナ林が広がるが、分厚い樹林に阻まれて、落葉した今の時期でさえ展望はない。

来た道を30mほど戻り、植林と雑木林の境のところから西尾根を下っていく。ここからが本番!道は無いがササが有る。テープも有るぞ。しかしあらぬところにテープが付いているのは頂けないです。
西尾根を下る
三角点の鎮座する青笹山山頂 青笹山西尾根を下る

林道横断 鞍部まで下ると太田川林業地基幹線に出合う。2年前に歩いたときは路盤が出来上がったた状態だったが、舗装や路肩の補修も終わっていて今にでも通行できそうだ。峠付近はコンクリートの吹き付けが施してあるので左に回り込んで道路の反対側の尾根に取り付く。

厄介なササを掻き分けながら暫く登っていくと右手の斜面に胴回り2〜3mくらいのブナが見られるようになってきた。しかし黄葉は殆ど終わっている。
ブナ林
太田川林業地基幹線を横断する 1035m独標北斜面のブナ林

1035m独標 稜線に上がるとササの勢いが増してきた。ササが手強いのはここから1040m台ピークの僅かな区間です。暫く我慢して登っていくとブナの大木のある1035m独標に着き、右手の視界が開けてきた。今の落葉期はスケスケだから灌木が多少は邪魔をするものの吉和冠山付近の山がづっと見えている。

左手は植林帯で、植林と灌木の境を歩いていく。ササ漕ぎが辛くなったら左手の植林に逃げ込めば良い。実際にテープは少し植林寄りのところに付いていた。
吉和冠山
ブナの大木がある1035m独標 吉和冠山付近の稜線が望める

1040m台ピークでコースアウトしてしまった。ついテープの付いている方向に進んでいくと、やけにササが濃くなり進むのに時間がかかってしまう状態だ。こりゃあ超一級のヤブだ!コンパスで確認すると西に向かっている。しまった!西尾根に乗った。ミスした理由は、地形図を確認せずに進んだこと、右手の展望に気を取られ過ぎていたことだと思う。なめてはいけない!反省です。

間違った地点まで戻り、やり直しだ。ヒノキ林に入り緩やかに登っていくと1070m台ピークに着く。そこで右折して下っていく。1070m台ピークから板敷山まではマツの混じる広葉樹の雑木林だが殆ど落葉している。もう1週間早く来ていれば…残念だ。少し時間をロスしたが設定範囲内の時間に板敷山に着けそうだ。
ヒノキ林
1070m台ピーク手前のヒノキ林

板敷山 ヒノキ林が見えてくると3等三角点の鎮座する板敷山に着いた。最初から判っていることだが展望はない。山頂にはヒノキの幹に 「山火事防止」 の丸い標識が取り付けられているだけだ。ここでお昼にする予定だったが余りにも味気なく寂しい景色なうえに、右手の斜面から風が吹き上げてきて寒いので、もう少し先に進んでみることにした。

雑木林と植林の境を南下していくとミズナラの幹に巻かれた赤テープがあった。西側の林道に下る目印だ。少し左に振れて下っていくと板敷山から15分で尾根が二つに分れる肩に着く。目の前には広葉樹林が広がっているがブナは落葉していた。ここで僅かに残っている黄葉を楽しみながらお昼にする。
展望のない板敷山山頂

肩から南東に派生する尾根を下っていく。左手は味気ない植林だが、右手は錦秋の広葉樹林だ。随所に赤テープが付けられていたが、尾根のはっきりした道なのでテープを追っていくようなことはない。踏み跡はないが、ササの背丈が低いのと下りなので、ササ漕ぎは苦にはならない。

標高980mくらいまで下っていくとスギの植林が入り込んでいるところがあったが、再び広葉樹林となる。今の時期はシロモジの黄葉が鮮やかで、山の斜面は黄色一色に染まっている。220度の方向に高い山が見えているが、木の間越しなので同定はできそうもない。889m独標の少し先で大きく左に振れて下っていくと送電鉄塔が見えてきた。
黄葉
シロモジの黄葉が目立つ

145号鉄塔 ササに覆われた柳ヶ谷三角点を過ごすと東山口幹線145号鉄塔に出る。東側は植林のため眺望は得られないが、西に延びる送電線の方向に、900m前後の山が連なる稜線が見える。加森山から北に続く稜線だ。

稜線を100mほど南へと下っていき、中国電力の白い鉄塔標識のところで、左後方に折り返すようにUターンしてヒノキ林の中に続く鉄塔保守道に入る。
ヒノキ林へ
145号鉄塔から南西方向の眺め 稜線からヒノキ林へ

保守道を外れる 急坂の植林地の中を何回も折り返しながらジグザグに下っていく。さらに谷沿いに下っていくと炭焼き窯跡があった。その先で枝沢に架かる鉄製の橋を渡り暫く進んでいくと、南に流れる沢があり、沢を左岸に渡ったところに鉄塔標識(左の写真の○印)が立っていた。

鉄塔保守道は沢の左岸に沿って上がっている。ここから次の144号鉄塔まで登るよりは、沢沿いに下った方がはるかに楽だ。という訳で鉄塔保守道を追っかけていくのを止めて、安易に沢歩きを選択してしまった。後になって 「もしかしたら144号鉄塔から板敷山〜青笹山の稜線が見えたかもしれないのでは?」 と後悔したが時すでに遅し!
鉄塔保守道から沢歩きへ

枝沢の左岸を下っていく。周囲はスギ林で手入れ道のような薄い踏み跡があるような、ないような感じだ。倒木があったり危なっかしいところは右岸を下るが、殆どは左岸を下る。やがて林道青笹線が見えてきて、青笹川を渡渉すると、路肩のアスファルトが一部崩落しているところに出た。

アオササ谷を下っていく。谷の両側は切り立っていて、よくぞこんなところに林道を造ったものだと感心する。林道上には遥か上空から舞い落ちた葉っぱで埋め尽くされていて、車が入り込んだ形跡は認められない。秋色に染まる800m独標の山肌を観賞しながら落ち葉に覆われた林道を下っていき、コンクリート橋を渡り左にUターンして緩やかに上っていくとスタート地点に戻ってきた。
林道青笹線
林道青笹線を下っていく

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