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山 名
百々山(559m) ←「 どうどうやま」と読みます
工程図を見る
広島県安芸太田町加計
登山日 2011年11月12日(土) 晴れ 加計町山崎より望む百々山
深山峡入口交差点より望む百々山
参加者 夫婦
コース 水谷林道登山口(8時20分)〜百々山林道登山口(8:45)〜鞍部(8:50)〜(9:00)百々山(9:05)〜鞍部(9:10)〜(9:15)寺尾郷最奥民家(9:25)〜(9:30)寺尾集会所(9:35)〜百々山林道登山口〜(9:45)ウラジロガシ案内板(9:55)〜(10:15)水谷林道登山口
お弁当 午前中ハイキングのためありません
駐車場 水谷林道登山口付近の路肩(邪魔にならないところは何ヶ所かあります)
トイレ 太田川交流館・かけはし(水洗です。旧JR可部線加計駅前)
まとめ 午後から所用があるので近場の山で午前中ハイキングです。今週は11月の2週目なので吉水園が一般公開されている筈だ。入園料が有料になってからは訪れていないので、せめて山頂から吉水園の紅葉を眺めてみようと思ったが、残念ながら今では展望が失われてしまっていた。その代わりに、山頂から寺尾郷に下りて寺尾遺跡の公開写真を見てきました。

広島北ICから中国自動車道に乗り、加計スマートICで降りる。ここのスマートICは暫定的に開設されたものだが、所定の試用期間内の利用車両が予め設定した基準値に達したために存続が決定され現在に至っている。その当時は自分も積極的に利用したものだが果たして存続に貢献できたのか?でも自動車専用道路の利用者からすれば、スマートICの存在は有難いと思っている。


登山口付近の景色 百々山隧道の北側から水谷林道に入る。集落の中を通じる道は細いので誤ってこちらの道に入らないように!集落が切れると山の中を走るようになり、途中幅員の狭い区間もあるので対向車に注意しながら登っていく。林道がS字カーブするところに、左手に倉庫のような建物があり、右手の路肩に 「百々山登山口」 と 「オフロードバイク通行止」 の標識があるところが登山口です。

【参考】沢の左岸を上がっている未舗装の林道は途中で砂防堰堤が造られていて、その先は進入できなくなっている。← 実際に現地確認した訳ではないが航空写真からはそう見える。だから加計の中心地から歩く場合は、大回りになるけれども、水谷林道を利用されたい。
水谷林道登山口(ここから百々山林道に入る)

水谷林道登山口からは西の方向に二本の林道が上がっている。車両進入防止用の鎖が掛かる右側の見た目が荒れている林道はウラジロガシの北側付近まで上がっているのが確認できたが、その先はどこまで伸びているのか定かではない。

ここでは案内標識のすぐ右隣の簡易コンクート舗装がなされた百々山林道(仮称)を登っていく。左手に墓所を見て、ジグザグに何度も折り返しながら高度を稼いでいく。舗装はすぐに切れて土道に変わるが路面は以外としっかりしている。周囲は概ねスギの植林地だ。あちこちに石積み跡があるが、そこには元は民家か畑があったんだろうか?
気持ちのよい道
こんなに気持ちの良いところもある

水谷林道登山口から15分くらい登ったところで、下から軽トラが上がってきた。こんな道を走る車がいるんだ!びっくりしたぞ!運転していたのは70歳くらいの男性で、これから寺尾郷まで山の手入れに行くとのことでした。百々山林道が寺尾郷まで通じていること、百々山から寺尾に向けて下る道があることを教えてもらった。こりゃあ収穫があったぞ。

谷を渡る。25,000図では破線道が谷を上がっているが、見たところ谷は倒木だらけで今では道は消失したと思われる。さらに進んでいくと林道が左カーブしているところにウラジロガシの案内板があった。正面の案内書きは剥がれていて案内板としての役目は果たしていないように見えたが、側面にかろうじて案内書きが残っていた。ウラジロガシの見学は後回しにして先へと進む。
ウラジロガシの案内板
ウラジロガシの案内板

ウラジロガシの案内板から50mほど林道を上がっていくと、路肩に 「百々山登山口」 の案内標識が立っていて、標識のところから右に折り返してスギの植林地の中を登っていくと、直に鞍部に上がった。ここにも案内標識が設置されていた。

鞍部で右折すると少し急な道に変わる。だが横木の階段が敷設してあったので比較的楽に登ることができた。植生が植林から雑木林に変わると間もなく百々山山頂に着いた。
百々山林道登山口
百々山林道登山口

展望のない百々山山頂 3等三角点の鎮座する百々山の山頂は比較的広くて、片隅に高床式の祠がある。周囲は雑木林で展望は全く得られない。山頂からササ床の道を西側に50mほど緩やかに下っていくと、広島県防災行政無線の反射板があり、そこから南南西の方向に微かに加計の町を望むことができる。しかし灌木が成長してきて今では展望が殆ど失われているのが残念だ。

山頂から北の方向にテープが付いていた。地形図を読む限りでは、北側は急斜面なので登山道があるとは思えない。テープの方向には何があるんだろうか?
展望のない百々山山頂

鞍部で右折する 下山にかかる。最初はピストンの心算だったが予定を変更して寺尾郷に下ることにして、鞍部で右折して植林地を下っていくと最奥民家の裏手に出てきた。

そこで広島市北区から持ち山の手入れに来ていた件の男性と再び出合い、寺尾鉱山の歴史、鉱山の場所、現在の寺尾郷の状況、帰り道について教えてもらった。そして、寺尾集会所に鉱山の写真が展示してあるので是非とも見て行って欲しいと言われた。
寺尾郷に出る
鞍部で右折して寺尾郷へ 寺尾郷の一番奥に出る

寺尾遺跡の写真 車道を麓の方に5分ほど進んでいくと左手に寺尾集会所があり、中に寺尾遺跡(銅精錬の炉跡)の写真が展示してあった。寺尾郷は約500年前に銀・銅の採鉱で栄え多いときは約千戸もあったそうです。しかし1978年に廃村式が行われ、今では僅か2戸の民家と集会所があるだです。

集会所の裏手から百々山林道に入り、石積みの残る峠を越えて引き返します。暫く下っていくと右手に荒れた林道が見えるが、寺尾遺跡へと通じる道か?
寺尾集会所
寺尾遺跡の写真集 寺尾集会所(手前が寺尾トンネル側)

ウラジロガシ ウラジロガシの案内板のところまで戻り、石積み跡に沿って北東に120mほど進んでいくと、樹齢800年、樹高22mの威風堂々として風格のあるウラジロガシが立っている。傍らの説明板は新しいが如何せん、林道から分岐するところが判り難く、山慣れしていない一般の人が現地にたどり着けるか心配だ?

下山後に旧JR加計駅まで行ってみた。駅前広場の太田川交流館「かけはし」でスタンプラリーを受け付けていたが時間的な余裕がないので参加はできない。加計の目抜き通りを通行止めにしてのイベントのようだ。JR可部線が廃線になって随分経つが、沿線の戸河内町・加計町には今日のような企画を打って、どんどん活性化を図ってもらいたいと思う。
加計町天然記念物のウラジロガシ

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