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山 名 |
虚空蔵山(666m) | 広島県東広島市 |
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登山日 | 2011年10月2日(日) 曇り |
南麓より望む虚空蔵山
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参加者 | 夫婦 Hさん | |
コース | 並滝寺池堰堤(9時5分)〜巡視路に入る(9:13)〜(9:55)うぐいすヶ丘団地(10:00)〜秋の味覚狩り20分ロス〜貯水槽(10:25)〜(10:50)石積み跡(10:55)〜85号鉄塔(11:10)〜虚空蔵山(11:15)〜(11:20)見晴らし大岩(11:55)〜A・Bコース分岐(12:00)〜(12:25)車道 | |
お弁当 | 見晴らし大岩で食べました(虚空蔵山山頂は展望がありません) | |
駐車場 | 並滝寺池堰堤(5台くらい停められます) | |
トイレ | 登山口付近にはありませんでした。 | |
まとめ | 久し振りのHさんとの山歩きなので軽めの山を選んでみた。しかし並滝寺池登山口からだと余りにも短時間で登ることができるので、鉄塔巡視路を利用して楕円形に周回するコースを考えてみた。 |
山陽自動車道を志和ICで降りて志和の町を走る。いつもなら湯坂峠越えで志和に入るんだが、車を買い換えたばかりなので無理をしないことにした。志和堀の交差点の手前でショートカットして、「湖粋園」の案内に従って進んでいくと登山口のある並滝寺池の堰堤に着いた。
並滝寺池堰堤の駐車スペースに停めて登山支度をするものの、傍にゴミ不法投棄監視カメラがあり、ちょっと動くだけで動体センサーが感知して、スピーカーから無機質な音声が流れてくる。カメラがあるので付近には粗大ゴミは廃棄されていなかったが、たくさんのタバコの吸い殻が捨ててあった。本当に情けないね。 堰堤の道路を挟んで反対側にAコースの登山口があるが、そこからは入らずに車道を下っていくと8分で左手から鉄塔保守道が延びている。この山裾を巻くように上がっている道に入る。入口には黄色の巡視札と鉄塔標識があるのでスグ判ります。中国電力の電柱番号は米満支110号と米満支109号の間です。 |
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鉄塔保守道に入る |
鉄塔保守道に入ると間もなく直角に折れて斜面を登っていき、広島東幹線55号鉄塔の右側を通過すると、フラットな道に変わってくる。保守道には蜘蛛があちこちに網を張っているので、これを払いながら進んでいかなければならないのでトップは大変だ。56号鉄塔を過ごすとヒノキの植林地を歩く。このあたりは倒木が多いのでほんの少しだけ苦労をする。 57号鉄塔の先で、フラットな地形図破線道と谷に下る保守道とに分かれる。さてどちらに?前者はヤブ化が進んでいてまともに歩けそうもない(単独なら突入するが今日のメンバーでは顰蹙を買う)ので保守道に入り、谷を下っていく。少し登り返すと間もなく58号鉄塔があり、そこから送電線に沿って下っていく。 |
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フラットな鉄塔保守道 |
やがて、うぐいすヶ丘団地の一角に出た。真上に送電線が走っている。立派なテニスコートの傍の道を上がっていき、団地の一番東側の道に出て、坂道を登っていくと貯水槽が見えてきた。コンクリート石段を上り、貯水槽前の鉄塔標識が立っているところで鉄橋を渡って鉄塔保守道に入っていく。 25,000図には、西側の道の奥から破線道が付いているので間違えないように注意して下さい。取り付きは東側の道の奥です! |
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新開設備工業の看板のところに出る | 貯水槽の左手から山に入る |
山道に入ると雑木林の中の緩やかな登りが続き、取り付きから5分で左手からヤブ道が合わさった。たぶん25,000図にある虚空蔵山の南側を巻く破線道だろう。さらに3分で登山道が分岐する。 右前方に延びる道の方に赤テープや黄色の巡視札があるので、そちらの方に入り地形図に現われないような小さな谷を連続して渡り、その先で谷の右斜面を登っていくとビニールテープの張られたところに差し掛かった。このテープは一体何なんだろう?テープ地帯の先からはゴーロの谷が続く。 |
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注意を要する分岐 | ゴーロの谷を登っていく |
取り付きから25分で石積み跡があった。そこで道が二手に分かれている。右が84号鉄塔への道で東方向に少しトラバースすると尾根に出たが、山頂方面への踏み跡が薄いので引き返して左の85号鉄塔方面への谷道を登っていくと、再び石積み跡に出合う。 最後にプラスチック階段を登ると稜線に出た。左折して2分で85号鉄塔に着いた。鉄塔からは送電線が伸びる東西両方向の見晴らしが良く、西側には白木山系、東側には河内町の山が望める。 |
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石積み跡(左の谷道へ) | 稜線に出て左折する |
85号鉄塔から尾根伝いに登っていくと虚空蔵山に着いた。周囲は雑木が茂り展望がないので写真を撮っただけで反対方向に下っていく。下っていくこと2〜3分で登山道から少し奥まったところに 『見晴らし大岩』 のプレートがあった。 プレートの方向に進んでいくと20畳はありそうな大岩テラスに飛び出した。岩の前は切れ落ちているので、ご用心を!予定どおり、ここでお昼にする。 |
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展望のない虚空蔵山山頂 | 大展望の見晴らし大岩 |
曇りがちだが空気が澄んでいるので遠くまで見通すことができる。宮島、呉娑々宇、白木山系など見慣れている山が見えるので同定は比較的楽だ。ただし西条より東側に位置する山はさっぱり判らない。眼下に走っている送電線は先ほど歩いてきたルート上にあるものだ。 | |
見晴らし大岩からの眺め(視界が良かったので四国の山がうっすらと見えた) |
並滝寺堰堤方面に下っていくと見晴らし大岩から5分でA・Bコースが合流するコブに着く。Aコースを取ると堰堤のところに直接下ることができるが、何分急なのでBコースで下ることにした。 プラスチック階段の敷設された鉄塔保守道を下っていくと、樹林が切れて前方に86号鉄塔や新広島変電所が見える。このままBコースを下っていくと大回りになるので、左折して87号鉄塔方面に下る道に入った。 |
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A・Bコース分岐はBコースへ | Bコースから87号鉄塔方面へ |
鉄塔保守道に入り谷を渡って尾根に乗り、適度な傾斜の道を下っていく。周囲は雑木で展望はないが上方を送電線が走っているのが判る。87号鉄塔の手前で左折すると、幅広の林道が上がってきていた。今では恐らく使われていない林道を下っていくと車道に飛び出す。 左折して車道を南下していくとスタート地点の並滝寺池の堰堤に戻ってきた。のんびりと大回りをしても3時間と少ししかかからない手頃な山です。A・Bコースだけでは物足りない人は、並滝寺周辺の散策とセットで訪れていると思いますが、今回のようにUFO形のルートを歩いてみるのも良いかもね。 |
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車道に出る |
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