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山 名
三坂山(1169m) 千両山(1175m)
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広島県廿日市市吉和
登山日 2011年9月25日(日) 快晴 千両山遠景
十方山より望む(2007/11/23写す)
参加者 単独
コース 青山林道入口(8時30分)〜水源の森(8:40)〜林道探索ロス5分〜(9:00)林道終端(9:05)〜(9:20)1111m独標点(9:25)〜1080m台ピーク(9:50)〜1109m独標手前の鞍部(10:10)〜道誤り5分ロス〜谷を渡る(10:30)〜(11:05)1132m独標点(11:10)〜(11:45)1140m台ピーク(11:50)〜林道横断(11:55)〜三坂山(12:15)〜林道に出る(12:35)〜(12:50)千両山(13:10)〜林道三差路(13:30)〜二艘船岩・林道探索〜林道三差路(14:00)〜釣橋林道入口(14:30)〜(14:35)青山林道入口
お弁当 千両山で食べる(今回のルートではお昼に適したところはありません)
駐車場 青山林道入口(広まったところに2台ほど停められます)
トイレ 登山口付近にはありません。吉和の国道488号線入口に公衆トイレがあります。
まとめ 以前から小郷山に登る機会をうかがっているが御境峠からのピストンでは少々物足りないので、ニソウ谷やヨソウ谷のバリエーションルートが使えないか検討している。いきなりの周回は無謀なので、読図トレーニングを兼ねて、付近の状況を調べてみることにしました。

広島北ICから高速に乗り中国自動車道を西進する。戸河内町は深い霧の中に沈み、吉和の里も薄い霧のベールを被っている。こりゃあ今日はいい天気になりそうだ…もちろん天気は良いに越したことはないが…今回は展望の望めないヤブ漕ぎなので…何とも複雑な心境だ。吉和ICで降りて大向長者原林道から三坂八郎林道に入る。


青山林道入口 八郎橋を渡り八郎川沿いの車道を4kmくらい上っていくと青山林道入口に着いた。付近の邪魔にならないところに駐車してスタートする。青山林道には車止めの鎖があるので一般車両は進入できないようになっている。この付近の林道はみんなそうだ。山に登るだけだから通してもらおう。

林道に入るとミカエリソウやオタカラコウが咲いていた。両側の山の斜面にはスギが植林されている。約10分で左手に 「水源の森」 の標識を過ごし、さらに林道を奥へと進んでいく。
水源の森
青山林道入口 「水源の森」の標識

林道終端 林道が右カーブして北に向けて登り始めるところから、西に延びる草ボーボーの荒れた枝道に入る。こちらの方は久しく車が入ったような形跡はなく、スギの倒木で何ヶ所も塞がれていた。林道は何ヶ所も管理道が枝分れするが地形図と照らし合わせて進んでいけばよい。

林道終端から植林谷へと分け入っていく。谷にはところどころにテープが付いている。予定では直登して前方の稜線に出る心算だったが、傾斜が急になってきて我慢できずに左手上方の稜線にかわすことにした。
林道終端(小枝に白いリボンあり) 植林地を登っていく

1111独標 稜線に出たところにはテープがあった。自分の頭の中では全く適当に歩いた心算だが、それなりのルートを歩いているんだと妙に納得してしまう。稜線に出て尾根道を登っていくと僅か2分で水色の分水嶺のプレートの掛るジャンクションピーク(1111m独標点)に着いた。

さて青山林道から1111mピークに登るルートだが、今回選択したルートは林道終端から稜線に出るまでのルートが少し不明瞭のような気がする。「水源の森」の標識のところから取り付くのが最も判り易いと思うが稜線歩きに時間がかかるのが難点だ。だから1048m独標点西側の鞍部から県境尾根に乗るのが効率的だろう。林道が網の目のように伸びているので、いろんな選択肢があります。
展望のある1111m独標

1111ピークからの眺め 1111ピークからは正面に寂地山系が見える。今日は空気が澄んでいるので遠くまで見える。現在地がもっと高ければ寂地山系の向こうの山並みが見える筈だが、そうなると広島県最高峰の山になってしまう。

1080m台ピーク 県境尾根は左手の匹見町側が雑木林で右手の吉和側が植林なので、雑木と植林の境を進んでいけば良さそうだが、結構入り組んでいるのでそうは問屋が卸さない。だが薄い踏み跡が残っているので心配はない。テープはところどころに付いているが、テープを追って進めるほど多くはないので当てにしない方が良いと思う。

正三角形の等高線が特徴の1080m台ピークを過ごしササの斜面を下っていき、鞍部から灌木の煩い斜面をダラダラと登り返していくと正面に1109m独標から北に派生する稜線が見えてきた。直登せずに左に振れて登っていくと1109m独標の北側の鞍部に上がった。トチとスギの木が仲良く並んで立っている。
1080m台ピーク

鞍部からコブに上がり下っていくと幹回り3m弱のブナがあった。そこから右に振れて猛烈に荒れた灌木のぐちゃぐちゃなジャングルを下っていく。ようやくジャングルを抜けるとテープがあった。しかし何も考えずにそのまま北に下っていくと右手に稜線が見えた。しまった行き過ぎだ!テープのところまで戻る。

実は灌木のジャングルと地形図に現れないコブの所為で、現在地をきちんと把握できていなかったことが、コースアウトの原因だろう。いつもは歩いた歩数や時間でおおまかな位置を掴んでいるが、大ヤブだと感覚が狂ってしまう。派手なテープのところから大スギの立つ谷に下りて登り返すと広葉樹の森が広がっていた。
谷を渡る
大スギの立つ谷を渡る

殆どフラットに近い広葉樹林の中を北に向けてのんびりと歩いていく。ところがスパッツの留め具が壊れてしまって何回も紐を結び直したのでかなりロスをしていると思う。突き当たりのT分岐で大神ヶ岳が見えたので現在位置を確認する。南東の方向から眺める大神ヶ岳は頭頂部が尖峰のようにチョコンと突き出していて、まるで乳首のようだ。← 真面目にそう思った。

T分岐で右折して緩斜面をジワジワと登っていき、左から尾根道が合わさったところで右に振れると直に1132m独標に着いた。展望のない山頂に分水嶺のプレートが下がる。木の間越しに三坂山方面が見えるが同じような高さのスギ林の山がいくつもあるぞ。三坂山はどこだ?
1132m独標点
展望のない1132m独標点

大ブナ 1132m独標から下っていくと三まわり近くもある大ブナがあった。そろそろ林道に下りようと思い、その先の一本杉の立つ鞍部で右折して谷に入ったが倒木が多くまともに歩けるような状態ではないので断念して縦走を続けることにした。

鞍部から小コブを2つ乗り越して、植林の斜面を登ると1140m台ピークに着いた。数本の立木の幹に赤テープが何ヶ所も巻きつけてあった。
1140m台ピークへの登り
胴回り4mくらいの大ブナ 1140m台ピークへの登り

林道を横断する 1140m台ピークから東斜面を下っていく。まばらに杉の大木がまばらに生える雑木林で下るのに支障はない。ただし急こう配だ!斜面には赤テープがあったので歩く人がいるんだね。ピークから5分で林道に下りた。位置的には峠から二艘谷の方に20mほど下った地点だ。

林道を横断して反対側から三坂山に取り付く。地形図からも最も簡単な取り付き地点に見えたが、そのとおりで、ヤマモミジの幹にテープがあり、少し奥まったところのスギの幹にもテープが巻かれていた。スギとブナが目立つ斜面を登っていき、尾根が合わさる地点で左に振れる。
林道を横断する(手前が峠)

雑木林と植林の境を北上していくが、山頂手前から倒木に悩まされ前進もままならず、もしかしたら山頂を通り過ぎているんではないかという疑念を抱きつつ、倒木を跨ぎ灌木を掻き分けて進んでいくと、ようやく 「二艘四艘」 のプレートの掛る三坂山山頂に着いた。ここでお昼にしようと考えていたが、周囲はスギの立木に覆われて、とてもその気にはならないので、写真を撮っただけで引き返す。

山頂から引き返すのも一苦労する。山頂部は平坦なのでヤブ漕ぎに気をとられていると、あらぬ方向に進んでいて、その都度軌道修正をする。尾根が合わさる地点まで戻ったところで、登ってきた尾根とは別の尾根(スギ林の急斜面)を下ってショートカットを目論む。谷に下りて右にとると釣橋林道に飛び出した。
三坂山
「二艘四艘」のプレートの掛る三坂山

千両山取り付き 釣橋林道を奥の方に入っていくと7分で千両山の取り付きを示すテープがあった。千両山の西斜面はスギが植林されていた。斜面は緩やかだが倒木が多くて歩き難い。

植林地を登っていくと大ブナの先に千両山の山頂があった。桑原先生の著書「西中国山地」には「大神ヶ岳の眺めはすばらしい」の記述があるが、それは過去のことで、今では展望は全く失われている。ここでお昼を済ませる。
千両山山頂
千両山の取り付き 展望のない千両山山頂

ニソウ谷 取り付きまで戻り林道を下っていくと三差路に着いた。右折して峠を越えてニソウ谷に入ると、つい先程横断したところに戻ってきた。そのまま直進して林道終端まで進んでみる。林道は峠から500mくらい先まで延びていた。

終端から引き返して二艘船岩を見物する。遠くからだと大岩がひつとしか見えないが、近づいてみると、船形をした大岩が並んでいるのが判ります。
二艘船岩
ニソウ谷に延びる林道(手前が終端) 樹木が生えている二艘船岩

釣橋林道入口 再び峠を越えて三差路まで戻り、釣橋林道を下っていくと三差路から7分で右に枝道が分岐していた。道ばたに咲く、アキチョウジ、アケボノソウ、キバナアキギリ、シロヨメナ、ミカエリソウ、ヤマハッカなどの秋の山野草を観察しながら路盤のしっかりした林道をのんびりと下っていくと林道入口に着いた。

入口には立入禁止の看板、釣橋林道の標柱、車止めの鎖がある。三坂八郎林道に出て左折して下っていくと5分ほどでスタート地点の青山林道入口に戻ってきた。今回も現在位置をロストしたりコースアウトをしたりで、なかなか地図読みの精度が上がってきません。
釣橋林道入口

ミカエリソウ アケボノシュスラン シロヨメナ アケボノソウ ヤマハッカ
ミカエリソウ アケボノシュスラン シロヨメナ アケボノソウ ヤマハッカ

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