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山 名
氷水山(794m) ← ひみずやま 広島県廿日市市
登山日 2011年7月24日(日) 晴れ 上勝成山より望む氷水山(2011/10/15)
上勝成山より望む氷水山
参加者 夫婦
コース 取り付き(9時10分)〜尾根道へ(9:25)〜(10:10)氷水山(10:30)〜(10:50)錆びた缶(10:55)〜トラバース道へ(11:10)〜(11:30)取り付き
ガイド 廿日市市の山々」さんのサイトの「氷水山」を参考にしました。
お弁当 下山後に万古渓の 「ふぶきの滝」 で食べました
駐車場 登山口付近の路肩の膨らんだところ。何ヶ所もあります。
トイレ 登山口付近にはありません。万古渓にも見当たりませんでした。
まとめ テレビ新広島の「満点ママ」という番組で7月20日に万古渓周辺の見どころが放映されていたそうな。万古渓が旧佐伯町の奥の方にあることは知っていたが未だ訪れたことがないので行ってみよう。ついでに万古渓の裏にある氷水山(ひみずやま)という如何にも涼しそうな名の山に登ることにしました。

廿日市市宮内から廿日市佐伯線を走り、途中のコンビニで冷たい麺類を調達する。岩倉温泉を過ぎて少し走ったところで 「万古渓」 の案内に従って右折して県道「助藤津田線」に入り、七瀬川沿いに付いている片側1車線の立派な道を上っていく。所山から万古渓方面に入りくねくね道を登っていく。もしかして万古渓には駐車場・トイレ・売店などがあるかなと思っていたが、やはり何もなかった。


取り付き付近 万古渓の「ふぶきの滝」降り口の案内標識を過ごし、なおも車道を上っていくと、道路が大きく左カーブした地点に二井山集落へ向かう道が下っている。付近にはカーブミラーの他に、不法投棄監視カメラ、助藤0.9kmの案内標識が立っている。

路肩の膨らんだところに駐車して登山支度をするものの、少し動いただけでゴミ不法投棄監視カメラが作動して「ジィ〜」という音がするのには辟易する。別に悪いことをしている訳ではないが、カメラで撮られていると思うと気になります。登山口はカーブミラーから奥の方(助藤集落の方)へ20mほど進んだところの左手にあり、折り返すようにササの急斜面を登っていきます。取り付きにはピンクのテープがあるだけでした。
取り付き付近の景色

スギの植林地 すぐに尾根地形となりスギの植林の中を登っていく。林床には下草はなくとても歩き易い。直登からトラバース道に変わり、右手上方にブルーシートで覆われた作業小屋を過ごし、北西の方向に緩やかに登っていく。

谷を渡ると3分で前方に崩落地が見えてきた。その少し手前で右折して尾根に乗る。ここまで取り付きから15分。植林のしっかりした手入れ道が続いているので間違うようなところはない。
尾根に乗る
スギの植林地を進む 崩落地の手前で尾根に乗る

棚田 雑木林の尾根道には薄い踏み跡が付いているので踏み跡を追って登っていくが油断をしているとすぐに踏み跡を外してしまう。そのくらい薄い踏み跡です。テープは全くありませんでした。

高度が上がってくると、勝成山や三倉岳、麓の二井山集落の棚田が見えてきた。展望を楽しみながら登っていく。しかし暑い!キャップ帽のひさしから汗がポタポタ落ちてくる。さらに登っていくと雨量観測ドームが目印の羅漢山も姿を現してきた。
雑木の尾根道
二井山集落と棚田 雑木の尾根道を登っていく

勝成山 羅漢山
標高720m付近の岩場より灌木越しに勝成山〜三倉岳を望む 標高720m付近の岩場より立木の間に羅漢山を望む

標高700mあたりから岩場が現れる。その手前右手に巻き道らしき踏み跡があったが、合わさることはなかったので巻き道ではなかったのかもしれない。岩場はさして険しいようなところはないので安心して登れる。振り返ると三倉岳や羅漢山が見える。松の大木が邪魔をしているが眺望は良い。

右へ右へと振れながら岩場を登りきるとヒノキ林となるが、ヒノキ林はすぐに消え再び雑木林に変わる。山頂手前の肩を過ぎると倒木が多くなり難儀をするが、そこから約5分で4等三角点の鎮座する氷水山山頂に着いた。残念ながら山頂からの展望は全くない。不思議なことに山頂付近だけはテープがあったぞ。何で?
氷水山山頂
展望のない氷水山山頂

山頂から西側に5分ほど(標高差で30mくらい)下ると展望の良い岩場がある。そこからは北側の展望があり板敷山など千メートル前後の山の連なりが展開する。景色は良いが尾根が細く、平坦なところが無いのでお昼には不向きだ。眺望を楽しんだ後、山頂まで引き返す。なお、山頂から展望岩場まではテープが沢山付いていた。赤白の測量杭のような棒もあった。
山頂から西尾根を少し下ったところの岩場よりの眺め

下りはピストン。登ってきた道を逆に下っていく。登りでは気づかなかったが、右手には吉和冠山の特徴的な山容が見え隠れしている。岩場を下り終えた付近で、右に振れ過ぎたような気がして、コンパスで確認すると南西の方向に向かっていた。ともかく間違えたところまで引き返して確認すると、やはり間違えて下った方向に踏み跡(らしきもの)が付いている。

錆びた缶が木の枝に差してあるところで、右に下る道に入るのでなくて、正しくは直進してシロモジの木の横をすり抜けて下っていく。夏場は樹木で視界が遮られるので要注意!尾根が見えてこないのだ。以降は間違えそうなところはなく、1時間で取り付きまで戻ってきた。
錆びた缶
要注意ポイントには錆びた缶

万古渓のふぶきの滝でお昼にしました。とても涼しくて水も冷たく足を浸けると直にしびれてくる。
ふぶきの滝 下山後は、登ってきた道を500mほど下ったところの路肩に駐車して、ふぶきの滝の案内標識のあるところから階段道を下っていき、右岸に付けられた遊歩道を300mほど遡っっていくと目指す「ふぶきの滝」が見えてきた。さあお昼にしよう。しかし肝心のビール(ノンアルコールです)を持ってくるのを忘れてしまったのでガックリだ。

猛暑が続く7月の今の時期は、学校が夏休みに入ったこともあり、家族連れで賑わっている。お昼を済ませた頃に、ウォーキングのグループがやってきて突然賑やかになってきた。やはり夏は涼しいところに限ります。
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