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山 名
広島南アルプス(鈴が峰〜武田山) 広島市佐伯区〜西区〜安佐南区
登山日 2011年3月20日(日) 曇のち雨
参加者 今回の企画に賛同して下さった方13名
コース 八幡東登山口(8時20分)〜鈴が峰西峰(9:10)〜鈴が峰東峰(9:35)〜道行地蔵(10:05)〜鬼ヶ城山(10:30)〜(10:35)アンビン岩分岐(11:00)〜草沼道路横断(11:20)〜(11:45)古田山(12:10)〜柚木城山(12:35)〜己斐峠(13:15)〜大茶臼山(13:55)〜丸山(14:45)〜権現峠(15:25)〜火山(16:10)〜水越峠(16:40)〜武田山(17:05)〜ガガラ山(17:45)〜(18:15)大町登山口
お弁当 古田山(315m峰)で食べました
駐車場 公共交通機関を利用しました
トイレ 鈴が峰みなみ第5公園(道行地蔵から美鈴ヶ丘団地の方に下ります。道行地蔵から約1分です)
まとめ 今回の縦走は広島南アルプスのPRを進めていくための課題等を把握するために、「広島南アルプスを知ってもらう会」有志でおこなう試走という位置づけでした。雨のため予定していた全ての予定をこなすことはできませんでしたが、初参加の人も交えて楽しく有意義な縦走となりました。なお、途中で何度も立ち止まったり、休憩したり、道草をくったりしていますので所要時間は全く参考になりません。
ミーティング 【八幡東登山口前でミーティング】
集合場所はJR五日市駅だが広島市内方面からの参加者が多くて既に横川駅で半数近くの人が集まっていた。JR五日市駅の北口ロータリーにてバスの待ち時間を利用して出欠状況の確認をしている間にたちまち発車時間となり、慌ただしく美鈴ヶ丘高校行きのバスに乗り込み、約10分間程揺られて八幡東小学校バス停で下車する。八幡東登山口で参加者全員が揃ったので、主催者からの挨拶、自己紹介の後、先般の東日本大震災で被災された方や亡くなられた方に対して黙祷を捧げる。微力な自分たちは何ら力になることはできないので、陰ながら一日も早く復興されることをただただ祈るばかりです。体操で体をほぐした後八幡東登山口から山に入っていく。
【鈴ヶ峰西峰にて】
今回の参加者は、発起人の三滝少年自然の家職員のIさん、里山環境保全みどり会監事のHさん、広島県山岳連盟監事のFさん、広島市職員のEさんとKさん、安佐南区役所のYさん、安佐北区役所のMさん、大町観音水を見守る会のTさん、「武田山探見人」のSさん、「家族で山歩き」のKさん、「ほんまに先生の徘徊日記」のSさん、中国新聞社報道部安佐南区担当のS嬢、そして自分の13名です。縦走を試みる体力自慢の人たちだから皆さん余裕たっぷりの表情です。中には腕まくりの人や半袖シャツの人も…気合いはいっちょるのお。
【QRコードの活用実験】
携帯電話をかざすだけで必要な情報が分れば何かのときに役立つものです。鈴が峰東峰でQRコードを携帯電話で読み取って情報を取得する実験をおこないました。提供する情報としては、次のようなものを検討中です。
 ● 次のポイントまでの距離
 ● 最寄りのエスケープルートと麓までの距離や時間
 ● 下山口付近のバス停の時刻表、運賃。タクシー会社の電話番号
 ● 最寄りの病院などの緊急連絡先
【鬼ヶ城山の八畳岩】
鈴が峰東峰でポツポツ来たので皆なザックカバー着けるが雨カッパを着る程の降りではない。道行地蔵で犬を連れて散歩中の年配の男性に出合った。この人とは鬼ヶ城山まで一緒に歩いた。鬼ヶ城山の手前にある八畳岩の上は展望が良いんだが、天気が下り坂で霞んできて周囲の山は見えなくなってきた。広島市街地も霞んで見えづらくなる。鬼ヶ城山山頂では、陸軍標石のガイド用QRコードが用意されていたので読み取り実験をおこなった。
【名水湧出場所に寄り道】
鬼ヶ城山山頂から縦走路を5分下ったところの左手に送電鉄塔が建ち、その向こうにアンビン(蒸餅)岩が見える。アンビン岩の先から新しく整備された尾根道を椿谷に向けて下っていくと林道に出てさらに下ると作業小屋がある。傍らに「おなば姫の水」と呼ばれる名水の水汲み場がある。周辺は「美鈴恵みの森づくりボランティア」の皆さんが昨年整備され、現在も整備は続けられている様子であった。そのことを整備されている方(左の写真の中央の人です)に説明していただいた。なお、当日我々がお邪魔したことは、ブロブ「美鈴の杜」に紹介されている ⇒ こちらから
【古田山(315m峰)で早めの昼食】
アンビン岩まで登り返し縦走を開始する。深い溝のようになっていたヶ所は迂回路ができていた。山田団地分岐で右折して竹ヤブの中を下っていくと車道に出る。信号機のある横断歩道を渡り今では無料化された草津沼田道路田方料金所跡のところから古田山に向けて登り返す。長い階段が続く難所だ!古田山に着いたところで予定変更してお昼にする。雨脚が気になり始めたので、当初予定の己斐峠国泰寺を変更して、早めに昼食をとることにしたのだ。皆さん雨に当たらない樹の下にバラバラに散って慌ただしく食べこむ。
【午前中参加者とお別れ】
食事をしている間に本降りのなってきたので全員雨具を着けてスタートする。山頂部がこんもりと盛り上がった柚木城山に上がると一面のガスで広島市街地は全く見えなくなってしまった。トホホ。鉄塔巡視路を兼ねた縦走路を北上すると間もなく己斐峠近くの車道に出る。己斐峠の下り線バス停をお借りして小休止。午前中だけ参加予定のYさん、S嬢、体調不良により止む無くリタイヤのTさんとは、ここでお別れです。御苦労さまでした。
【大茶臼山の電波塔群】
己斐峠から大茶臼山までは急なところはないものの、登りがずっと続くので精神的にしんどいところだ。本来ならば山頂手前の展望大岩からの大展望で、それまでの苦労が報われる筈だが今日の天気ではそれもままならぬ。電波塔の立ち並ぶ中に大茶臼山の三角点が鎮座する。小休止ののち畑峠に下り、車道を横断して反対側から丸山へ向けて登っていく。丸山までは緩やかに登っていくので気分的に楽だ。
【丸山山頂下の大岩】
丸山の山頂手前で、左手の踏み跡を辿って少し下ると大岩の上に出る。誤って足を滑らしたりすると大変なことになってしまうような高さのある大きな岩だ。写真は縦走路が写したもので直線距離で100メートルくらいだと思う。縦走路に戻ると目の前が丸山の山頂だ。JRの反射板が我が物顔で山頂部を占めているが未だ使用されているんだろうか?大塚峠の下り道にマンサクが咲いていた。この山域でマンサクの花を見るのは初めてのような気がする。観音山、石山と踏破していき権現峠に下ったところで小休止。
【霧に覆われた武田山】
権現峠から火山までは途中に2個のコブがあるので思った以上に疲弊する。火山の中腹には展望のよい岩場があるんだが、麓の春日野造成地すら視界に飛び込んでこないほど霧が濃くなってきた。火山と武田山の間にある水越峠に下ったところで、トップを歩いたFさんが外れ残り9名となった。ところで残ったのは若い者ばかりで自分が一番年長のようだ。当然のことながら武田山の登りでは皆に置いていかれ、そして喘ぎながら武田山に着く。
【最後のピークのガガラ山】
武田山から吹き通し(目薬峠)までは延々と下っていく。いつも思うんだが、この下りは長く感じる。本日の最後のピークがガガラ山だ。皆は元気だが自分は本当に草臥れた。この頃には雨は小康状態となり少しは楽になった。後は下るのみ!途中で大町古墳と大町観音水に立ち寄って大町登山口に降り立ったのは午後6時過ぎで夜の帳がおりはじめている。車道まで下って解散をする。10時間に及ぶ雨中の縦走。皆さん本当に御苦労さまでした。
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