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山 名 |
比婆山(1264m) 烏帽子山(1225m) 毛無山(1144m) 伊良谷山(1149m) | 広島県庄原市西城町 |
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登山日 | 2010年11月3日(祝) 晴れ |
県民の森入口から見上げる御陵
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参加者 | 夫婦 | |
コース | 六の原橋(9時20分)〜(9:50)スキー場リフト降り場(9:55)〜御陵八合目(10:15)〜御陵九合目(10:35)〜御陵(10:40)〜(11:05)烏帽子山(11:15)〜(11:50)出雲峠(11:55)〜(12:25)毛無山(13:10)〜伊良谷山(13:45)〜管理道に出る(14:30)〜(14:40)六の原橋 | |
お弁当 | 毛無山で食べました(他の候補としては展望の良い烏帽子山が挙げられます) | |
駐車場 | 県民の森(無制限ではないが何台でもOKです。一杯なら路肩へ) | |
トイレ | 県民の森管理センター(もちろん水洗です) 出雲峠(保証はできませんが手洗い水出ます) | |
まとめ | 山に行く機会に恵まれないまま11月を迎えた。今年の紅葉は遅れているということなので標高千m以上の山では今が見頃ではないかと思い比婆山に出かけた。比婆山山頂部のブナは殆ど木の葉を落としていましたが、全体的には紅葉真っ盛りといった感じでした。天気が良かったこともありますが、今朝の中国新聞に立烏帽子・池の段周辺の紅葉の記事が写真とともに掲載されていたので、県民の森は多くの観光客やハイカーで溢れていました。 |
中国自動車道を庄原ICで降りて国道183号線を走る。高道路ができたお陰で西城まではスイスイだ。でも高道路は必要だったんだろうか?費用対効果はあるんだろうか?今でも疑問に思っている。県民の森手前の川沿いではアマチュアカメラマンのグループが川岸に映える紅葉の写真を撮っていた。紅葉前線は山裾まで下りてきています。
県民の森に入るのは久し振りだ。管理センターで全体マップを入手しようと思っていましたが、いつの間にか有料(と言っても一部10円だから気にするような額ではない)になってました。六の原橋を渡り県民の森の大きな石碑のところから広い園内に入り管理道を西へと進んでいきます。 今回は管理道から御陵に出るブナ林ルートを登ろうと思っていたが、石碑のところから5分くらいで、「スキー場コース」 の案内が目に留まった。どうしようか?今の時期ならゲレンデ登りは苦にはならないだろうし、スキー場も営業の準備に入っていないだろうと思い、予定を変更して体育館の手前で右折して県民の森スキー場の方に向かう。 |
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県民の森スキー場への入口 |
休憩所の前にあるペアリフト乗り場のところで左に折り返してゲレンデ南沿いに造られているスキー場の管理道を歩く。すぐに植物観察のグループに追い付いた。普段なら歩きたくないゲレンデだが、ほんの少し冷たい空気と柔らかい日差しは、ゲデンデを歩くのにちょうど良い条件で、山道を歩くよりこちらを選択して正解だったような気がする。 振り返ると毛無山〜牛曳山の稜線が見えるようになってきた。山肌は赤や黄色に染まっていて、この時期だけの束の間の美しさを見せてくれる。下のリストの降り場に水場があるので小休止する。ここから案内標識に従って上のリフトに沿ってゲレンデを登っていく。 |
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下のペアリフト降り場 |
すぐに案内標識があり、左折してオレンジのポールが立っているところから樹林の中に入る。ところが樹林が切れてゲレンデに出た。ゲレンデを横切って今度こそ樹林の中に入る。このコースには案内標識が少ないので、見落とすと広いゲレンデをウロウロすることになってしまうので注意したい。案内標識のあるところにはオレンジ色のポールが立っているが、ポールにはこだわらない方がよいだろう。 樹林に入って5分で下方から25,000図の破線道が合わさる。指導標によると「御陵1.5km」、「公園センター2km」、「スキー場経由公園センター1.6km」とあり、スキー場経由の方が距離が短い。のんびりと森林浴を楽しみたければ破線道、急ぎたいときはスキー場経由を選択か! |
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ゲレンデから広葉樹林へと入っていく |
樹林に入ると色づいた紅葉の中に身を包むような感じで、標高1100mの八合目標識あたりが圧巻だ。御陵の直下あたりに水場があった。ブナなどの広葉樹が水を貯えてくれているだ。 比較的緩やかな登山道を登っていくと植生が木の葉を落としたブナ林に変わる。いち早く黄葉するブナは落葉するのも早いですね。九合目標識のある御陵分岐で左に折り返すように曲がると稜線は近い。なお直進は烏帽子山方面です。 |
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紅葉のプロムナード | 木の葉を落としたブナの巨木 |
稜線に出て右折して50mくらい進むと、門栂(もんとが)と呼ばれるイチイの大木がある。さらに100mくらい進むと祠のある比婆山御陵だ。由緒ある御陵なれど展望がないので、歴史や文化に興味のない人にとっては単なる通過点に過ぎないかもしれない。 御陵から鞍部まで下ると、公園センターへ下る道と大膳原へ向かう道が分岐している。登り返し、左手から大膳原からの直登ルートが合わさると展望の烏帽子山に着く。紅葉が見頃の時期故に山頂は50人を上回るハイカーで溢れていた。 |
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御陵のシンボル 「門栂」 |
烏帽子山から西方面の眺め | 烏帽子山から東方面の眺め |
烏帽子山から出雲峠に下っていく。時間的にもお昼前なので登ってくるハイカーが多く出雲峠に下るまでに100人以上の人と出合っただろう。その中に3人ほど山ガール姿の若き女性を認めた。広島県下の山で山ガールにお目にかかるのは初めてだ。自分が今まで山ガールに縁が無かったのか?山ガールが自分を避けていたのか?それとも山ガールの居ない山ばかり登っていたのか?次なるは山マダムかな。お目にかかるのが楽しみだ。 紅葉で色づく谷を下りヒノキ林を抜けると出雲峠に出る。ここでトイレを済ませ毛無山に向けて登り返します。今回はききょうが丘はパスして一路毛無山を目指す。 |
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出雲峠に下ってきた |
毛無山はぐる〜っと360度の展望がある。だが周囲には毛無山より標高の高い山が連なっているので、その方角は遠くまで見通すことができないのが残念だ。山頂には方位盤があり、皆さんは三座同定を楽しんでおられる。方位盤には猿政山の右手に三瓶山が記されているが、三瓶は見えんと思う。 大山は見えない。こんなに視界が良いので見えても不思議はないのだが?後日、大山に登った人の話を聞くと大山は雨だったそうだ。どうりで見えない訳か!眼下に県民の森スキー場が見えるので、どこから登ってきたんだろうかと調べ始めたが、どうもよく判らないので精細な写真をとって後ほど調べることにする。少し風があるので小灌木を風よけにしてお昼にする。 |
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大展望の毛無山山頂 |
下山は牛曳山まで歩いて牛曳谷を下ろうと思っていたが、毛無山でのんびりしすぎたので、予定を変更して伊良谷山と牛曳山の鞍部から公園センターに下ることにしました。 下山道は意外にしっかりした道で、ウリカエデ、イタヤカエデ、ハウチワカエデなどのカエデ類の紅葉やブナの黄葉を楽しみながら、のんびりと下っていきました。道はジグザグに付いているので急なところがなく楽に歩けます。その分時間がかかるのは仕方がないことだが・・・ |
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伊良谷山と牛曳山の鞍部から下る | 黄葉を楽しみながらのんびりと下る |
やがて第2キャンプ場の上に降りてきたが、キャンプ場には入らずに登山道を下っていくと管理道に飛び出した。左折して下っていくと2分で第2キャンプ場入口があった。さらに下っていき左に第4キャンプ場を過ごすと売店横の広場に出る。六の原橋は目の前に見える。 下りてきてびっくり!駐車場は一杯で大型バスが道路にはみ出て停まっている。路肩にもたくさん停まっていた。今日の県民の森は満員御礼でした。夕方所用があるので早めに県民の森を発ったが、飯室付近で渋滞に巻き込まれてロスをした。紅葉のシーズンで天気も良かったので外出した人が多かったようです。今日は自然が織りなす素晴らしい紅葉に癒された一日となりました。 |
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