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山 名
小五郎山(1161m) 山口県岩国市(旧錦町)
登山日 2010年9月4日(土) 晴れ 白旗山南尾根より
白旗山南尾根より望む小五郎山
参加者 夫婦 Hさん
コース 登り:駐車場(8時45分)〜登山口(8:50)〜(9:15)休憩所(9:20)〜(9:25)大栂分岐(9:50)〜寺床(10:00)〜(10:10)展望台(10:25)〜鉱山案内板(10:45)〜下の坑道(10:55)〜(11:10)上の坑道(11:20)〜(11:35)小五郎山 所要時間2時間50分
下り:ピストンと向峠縦走組に分かれて下山(時間は測っていません)
ガイド ゆうゆう28号の新コース紹介欄
お弁当 小五郎山山頂で食べました(他にお昼の候補はありません)
駐車場 登山者用駐車場(5台くらい停められます。地主の山本さんから提供されています)
トイレ 深谷駐車場(水洗です。深谷大橋から島根県側に200mのところにあります)
まとめ 季刊「ゆうゆう」に小五郎山の新コースが紹介された。その後登った人のレポートが続々とHPに掲載されたので、早く登りたいと思っていた。登山道の途中に鉱山跡があるので、どうせ登るなら夏の方が良いだろう。何故かと言うと坑道の中に入って涼めるからです。

松の木峠を越えて山口県に入り寂地峡に立ち寄って日本名水百選の寂地の名水を汲む。朝早いので寂地峡の売店も未だ開いておらず、駐車場には1台だけ車が停まっているだけだった。寂地峡から国道434号線のくねくね道を進んでいくと、前方に小五郎山が見え隠れする。実にでっかくて高い山だ!


駐車場 深谷大橋を渡った先で長瀬峡の案内に従って右折し、深谷川右岸沿いの細い道を金山谷に向けて遡っていくと集落が見えてきて、集落の中を走り抜け最初に見つかった甲羅ヶ谷橋を渡る。ここまで長瀬峡の案内標識のところから5.3kmでした。

橋を向こう側に渡ったところで左折して道なりに200mほど進んでいくと左手に登山者用駐車場があった。既に1台の車が停まっていたが、持ち主とは会うことがなかった。沢登りか?向峠コースにある小五郎山荘を少しだけ大きくしたような記帳小屋があったので、ノートに記帳して出発する。
登山者専用駐車場

コンクリート舗装された林道を登っていくと、イノシシ避けの電気柵があった。最近は良くみかけるようになったが効果の程は?道ばたには、オトコエシ、キンミズヒキ、トウバナ、ノブキ、ヒヨドリジョウゴ、フジカンゾウ、ミズヒキ、メドハギなどの花が咲いていた。何回か折り返すように登っていくと林道が終わる。ここが登山口で、堰堤の左を上がっていく。

【小五郎山金山谷鉱山ルート】 このルートは地主の山本誉さんと登山愛好家有志の熱意によって2009年4月に完成しました。このルートには古来より銅や銀を採掘してきたと伝えられる鉱山跡があり、石見銀山と同様の手彫り坑道が昔のままに残されています。また鉱山に通った山道の石組も登山道に残されています。(以下、略) 案内板より抜粋
登山口
金山谷鉱山ルート登山口

オンドル跡地 登山口からスギ林の中を5分ほど登っていくとオンドルの跡地があった。ここから急登が始まる。植林地の中に付けられた九十九折れの道を何度も折り返しながら高度を上げていく。

日は差し込まないが蒸し風呂状態なので一気に汗が噴き出してきた。ありがたや、休憩所があったので小休止する。
休憩所
オンドル跡地 休憩所

大栂 休憩所から5分で大栂分岐だ。案内標識には350m先と書かれている。右折して大栂へのトラバース道に入るが、微妙なアップダウンや険しい箇所があり結構しごかれる。大栂と対面した後来た道を引き返し登山道に復帰する。

大栂分岐から10分で寺床に着く。ここは3組のベンチが設置してある休憩ポイントだ。我々は先の展望地で休憩することにして素通りする。
寺床
大栂 寺床

ミズナラ林を登っていくとようやく展望地に着き、少し長めの休憩をとる。大岩の上に立つと目の前に鹿足河内山や白旗山が見える。豪快な山塊だ!安蔵寺山は樹木が邪魔をして見えない。大岡山や築山は手前の稜線の向こう側に位置するので見ることはできない。鹿足河内山の左側の鞍部の遥か向こうにぼんやりしているのは平家ヶ岳近辺の山だろう。 展望地からの眺め

トラバース道 展望地からさらに尾根沿いに登っていき、甲羅ヶ谷の上部でトラバース道に入る。ここから少し険しくなりロープ場もある。右側は谷なので足を滑らせないよう慎重に進んでいく。谷には水場が何ヶ所かあるが、日照りが続く今の時期は殆ど水は流れていなかった。

最後の水場を過ごすと、鉱山跡の案内板があり、案内板の手前で左手の斜面に取り付いて、ヒナノウスツボの群生する中をジグザグに登っていく。
案内板
甲羅ヶ谷のトラバース道 鉱山跡の案内板

上の坑道 間もなく最初の坑道に着いたが、この坑道は潰れていて中に入れそうもない。さらに登っていくと2番目の坑道があった。こちらの坑道は入れそうなんでヘッドライトを点けて狭い入口から中に入ってみる。足下には水がたまっているが歩くのに支障はない。天井は自分の背丈より低いので背をかがめて歩いていく。壁にキラキラと光るものが…何だ?ダイヤモンドか?そんな訳はない。水滴に光が反射しているのだった。

坑道の長さは40mくらいで予想していたよりは短かかった。以前、真夏に美川ムーバレーの坑道に入って涼しい思いをしたので、その再現を期待したのだが、ほんの少しだけひんやりしているかな…くらいで涼しさの恩恵には与ることはできなかった。
上の坑道の入口

小五郎山山頂は猛暑日の下界に比べると格段にしのぎやすい。木陰に腰をおろしてお昼にする。周囲を見渡すとカエデの木が多く見られるので紅葉の時期に登るのが最適だろう。視界は普通くらいで、切り開かれているところからは西中国山地の多くの名山が確認できる。

下りはピストン組(自分ひとりだけ)と向峠縦走組(同行の二人)に分かれて下山する。下りは重力に従えば良いので楽だ。1時間ちょっとで登山口に着いた。稲刈り中の山本さんに登山道を拓いていただいたお礼を言って金山谷集落を後にし、向峠までお嬢さんたちを回収に向かう。
小五郎山山頂
小五郎山山頂の花のお嬢さん

金山谷鉱山ルートは金山谷の集落から山頂まで標高差750mを息つく間もなく一気に駆け上がるルートです。植林地の中の急登や甲羅ヶ谷のトラバースなど厳しいヶ所があり、鉱山が栄えていた頃の往時の古道が残っていたことを差し引いても、ルートを拓く作業は大変だったと思う。今回登ってみて、作業をされた方々の登山者に対する数多くの配慮を感じたので、その一部を紹介します。
端の強化 ベンチ 切り込み 丸太を削る
道の端は木を埋めて強化してある 寺床の3組のベンチ 丸太に滑り止めの切り込み 登山道を塞ぐ丸太を削る

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