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山 名
三本木山(486m) 藤ヶ丸山(665m) 呉娑々宇(682m)
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広島市安佐北区
登山日 2010年6月5日(土) 快晴 三本木山(緑化センター入口交差点より)
上氏の原バス停付近より望む三本木山
参加者 単独
コース 上氏の原バス停(7時35分)〜取り付き(7:50)〜送電線の真下(8:05)〜(8:25)谷分岐・道誤り30分ロス(8:55)〜支尾根分岐(9:10)〜(9:30)三本木山・送電鉄塔(9:35)〜展望広場(10:00)〜(10:30)藤ヶ丸山(10:40)〜みはらしの丘(11:10)〜(11:25)呉娑々宇(11:50)〜岩屋観音分岐(12:10)〜惣野谷分岐(12:20)〜林道に出る(12:35)〜(13:20)惣野谷バス停
お弁当 呉娑々宇山頂(緑化センター、森林公園エリアだから候補はたくさんあります)
駐車場 往復ともバスを利用しました
トイレ 登山口付近にはありません
まとめ JR海田市〜JR上三田駅までの超ロングトレールを1日で歩き通すのは健脚のハイカーでも難しい。ましてや中高年の域に達っしている自分にとっては無謀と言ってもいいだろう。この間を歩いた過去の記録を拾ってみると、残ったのは呉娑々宇〜藤ヶ丸山の間の僅かな区間だけだった。そして今回、緑化センター側から入り、この未踏の区間を歩くことで、ようやく全区間が繋がりました。*

このところ午前中ハイキングが続いていたので、朝早くから行動する癖がついてしまったようだ。バスセンターから小河原車庫行きの始発バスに乗る。早朝にもかかわらず乗客は多い。馬木まで上がってくると右手に送電鉄塔の立つ三本木山が見えてきた。バスセンターから50分で上氏の原(かみうじのはら)に着く。


志和31号トンネル バス停の先にある 「緑化センター入口」 交差点を渡り、緑化センターへの道(ニシキンテックの工場の前の道)に入る。喫茶店の先を右折し、次の分岐を左折して東に進んでいくと山陽自動車道にぶつかる。

志和31号トンネルを潜り右折すると15m先に取り付きがあるので白い手摺りの付いた道から山に分け入ります。なお指導標は見当たらないが奥の方にピンクのリボンが掛っている。
取り付き
志和31号トンネルを潜る 取り付き(指導標は見当たらない)

取り付きを入り黒色の導水ホースを辿っていく。沢の右岸の道は奥にある植林の手入れ道となっているようで歩き易い。取り付きから6分で小滝があり導水ホースはここまで。小滝からは植生は雑木林からスギ林に変わる。登山道が緩やかに右カーブしているところに大きな懸崖があった。

取り付きから12分で左に巡視路(10号鉄塔の巡視標識あり)が分岐する。その先で左岸に渡り送電線の真下を通過すると、今度は右に巡視路が上がっている。暫く左岸沿いに上がっていき、取り付きから21分で再び右岸に渡り返す。
小滝
落差5mくらいの小滝

赤テープ 取り付きから23分で木立の幹に赤テープ!テープの付いている場所は25,000地形図の区境界線から尾根道の破線が出ているところの少し手前だから、もしかしたら赤テープは尾根道への取り付きを示すものかと思い、ここから沢沿いの道を調べてみる。

右岸を遡ってみるものの踏み跡らしきものは見つからなかったので地形図の破線道は消失してしまったものと、このときは判断して、左手の斜面を登って登山道に復帰する。← もしかしたら、もっと手前にルートがあったかもしれないので日を改めて調査する予定です。だが、いつのことになるやら。
このテープの意味するところは?

切り株に赤テープ スギ林の中の枯れ沢を詰めていく。ところどころに赤テープがあるので安心していたが、気が付いたらテープはなくなり、踏み跡のないところを歩いているではないか。稜線に出るまでは良かったが、そこからが大変!深いシダを漕いで支尾根分岐まで辿りついた。

しかしルートを外したことに納得がいかないので、左の写真の切り株テープのところまで戻り、西側の斜面に取り付く。踏み跡は有るようで無いようで有りそうだ。約30分のロス。
斜面
切り株に赤テープが巻いてある 西側の斜面はこんな感じ

遊歩道跡 斜面には広島市の区界(安佐北区と東区)標石があった。さらには杭だけが残ってしまっている遊歩道の跡が!約30年前の緑化センターの開園時に整備されたものだと思うが、今ではすっかり朽ち果ててしまっていて、再び整備されることはないのではないか。

支尾根の手前で少しばかりシダを漕ぐ(シダの下に踏み跡はある)と支尾根分岐に着く。
支尾根分岐
杭だけが残る遊歩道の跡 支尾根分岐(マーカーあり)

支尾根分岐からは明瞭な登山道が南へと伸びている。あまり登山者の訪れないマイナーな山にもかかわらず稜線のシダが刈られているのが有難い。雑木林を抜けると、幼木の植林地に出て周囲が開け、正面に送電線鉄塔の立つ三本木山、左手には緑化センターから長者山方面への稜線が見えている。

三本木山への上りに差し掛かったところで、左手前方に下る明瞭な道があった。植林の手入れ道にしては立派すぎるので遊歩道のなごりか?最終アプローチは急斜面の北尾根を登る。ここには一部に横木の階段が壊れずに残っていた。シダの勢いが強いところがあり苦労させられるものの踏み跡があるので難なく三本木山に着く。右手のもう一つの尾根からも登山道が上がってきている。
三本木山
植林地から三本木山を仰ぎ見る

三本木山 三本木山の山頂標識のそばに、この山があさきた里山マスターズ認定制度対象の山であることを示すプレートが掛っている。山頂三角点は広島市東区に位置するのだが、区境からそんなに離れていないので、安佐北区側としては候補に入れたんだろう。

展望のない山頂を後にし南下していくと、山頂から僅か50m先に送電鉄塔が立っていて、左右の送電線の伸びる方向が開けている。左手は白木山〜高鉢山〜長者山〜立石山と連なり、稜線の向こうに、遠く八本松の曾場ヶ城山〜水ヶ丸山が覗いている。そして反対側の右手には広島市街地、船倉山〜大野権現山、大峯山、東郷山と続き、近くには森林公園の鷹の条山、二ヶ城山、阿武山などが望める。
展望のない三本木山山頂

高鉢山 水ヶ丸山
送電鉄塔から北東方面の眺め 送電鉄塔から東側の眺め

藤ヶ丸山 三本木山からは緑化センターの遊歩道が続く。今まで歩いてきた道とは比較にならないほどの立派な道なので、ひっかき傷やマムシの心配は全く無用だ。

送電鉄塔から3分で左に巡視路を分け、さらに4分で露岩の多いピークに立つと正面に藤ヶ丸山が立ち塞がっているように見えている。さらに2分で西山展望台がある。
西山展望台
行く手に藤ヶ丸山が見えてきた 屋根付きの西山展望台

暫く下っていくと舗装された管理道が合わさってきて、管理道と並行して進んでいくと展望広場に出る。広場の先には東区福田と安芸区畑賀を結ぶ車道が通じていて、緑化センターの駐車場もある。車道を横断して、「林道藤ヶ丸山線」の案内標識のところから遊歩道を登っていく。登り口にはエゴノキが満開の花を咲かせていた。この花が咲くと梅雨入りも近いですね。

藤ヶ丸山まで900mとの案内があるが、そんなに生易しいものではない。山頂まで延々と続く横木の階段には苦しめられる。遊歩道が合流する地点には 「山頂まで○m」 の案内があり、数字が減ってきているのがうれしい。この登りを早く終わらせたい。
車道横断
車道を横断して藤ヶ丸山に向かう

新緑が瑞々しいモミジのトンネルを抜け、左手から立石展望台からの遊歩道が合わさると、藤ヶ丸山に着く。ここまでが広島県緑化センターのエリアで、藤ヶ丸山から先が広島市森林公園のエリアになり、山頂部に両者の縄張り(笑)を示した標識が設置されている。

標高差250mを一気に駆け上がったので、息を整えるために小休止。山頂部は南側が切り開かれていて、正面に日浦山、絵下山、江田島、海田湾が見える。
藤ヶ丸山山頂
藤ヶ丸山山頂部

呉娑々宇 藤ヶ丸山から森林公園エリアの遊歩道を下っていくと、鞍部にH標識(Hとは案内標識に付けられているの英字の番号)が立つ。そこから荒れ加減の赤土のジグザグ道を登っていくと行く手に呉娑々宇が見えてきた。ショートカット道を見つけたが園内にこのような道を付けるとは全く不届きなヤツだ!

ピークを左から巻いて下っていき、F標識、G標識を通過し、雑木林に入ると右手から涼しい風が吹いてくるのを感じる。藤ヶ丸山からずっと日のあたる道を歩いてきたので木陰+涼風は有難い。左手には林道が見える。立石展望台のところから伸びている道だと思う。瀬野川ゴルフ場の赤い屋根のクラブハウスも目に留まる。
行く手に呉娑々宇が見えてきた

みはらしの丘 展望のない665m独標点から少し下ると「みはらしの丘」がある。その名のとおり見晴らしはすこぶる良い。左手には鉾取山系〜絵下山、海田湾が、右手には馬木の町と二ヶ城山が見える。

展望パネルが設置してあるので、山名を確認することができます。ただ、南東側が雑木が成長してバネルの写真ほどにはすっきり見えないのが残念だ。
二ヶ城山
ベンチのある 「みはらしの丘」 みはらしの丘より望む二ヶ城山

呉娑々宇 みはらしの丘から先は、手摺りやロープのある道が続く。林道工事で稜線の北側斜面が大きく削られて細い尾根道になってしまったからだ。なんのための林道やら?呉娑々宇山頂でお昼をとりながら、どこに下るか思案する。

事前の計画ではJR海田市まで縦走するか、岩屋観音から中国自然歩道を歩いて上温品に下りる予定だったが、登りで間違った三本木山のルートを再確認するということも考えた。登ってきた道を引き返すのは面白くなく、車道を辿れば大きくロスをするので候補から外し、結論が出ないままバクチ岩方面に向けて進む。
山頂直下を林道が走る呉娑々宇

呉娑々宇から20分弱で岩屋観音分岐がある。さてどちらに下るかと暫し考えたが、結局のところは楽なルートの方に流されてしまい、右折して岩屋観音方面に下ることに決定!広島市東区と安芸郡府中町の境界尾根を5分くらい下ると林道に飛び出す。林道はずっと以前に全線開通したんだが、未だに境界には通行止めの柵があって相互に行き来することができない状態が続いている。行政は一体何を考えているのやら?予算を消化すれば後はどうでもいいんだろうか。

林道を横断し送電鉄塔の下を通り抜けて下っていくと分岐があった。私製のプレートが掛っていて 「惣の谷、西の畑」 方面の案内がある。予定を変更して、右折して未踏の道に入る。どこに出るかは下ってからのお楽しみです。
林道横断
林道呉娑々宇線を横切る

林道出合い 北に派生する支尾根を下っていくと5分で左手から別の道が合わさる。さらに下っていくと、馬木郷土史愛好会私製の「ささらが池」の案内標識と鉄塔標識がある。ここは直進し谷道を下っていくと水音が聞こえてきた、道がなくなったところで沢を渡ると林道に飛び出した。ここにも「ささらが池」の標識、黄色の巡視札がある。ケルン?もあるぞ。おそらく林道に出るんだろうと思っていたが、悲しくもそのとおりになった。

林道を下っていくと3分で車止めのブロックがあり、そこから先は舗装車道に変わる。道ばたには、ウツギ、コアジサイ、コガクウツギなどの花が咲いている。季節は流れ、いつしか初夏に移ろうとしているのを感じる。広島高速1号線温品バイパスに架かる橋を渡り、馬木3丁目の住宅地の中を下っていき、県道に出て左折すると200m先に惣野谷バス停があった。
沢を渡って林道に出る

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