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山 名 |
日浦山(345m) | 広島県海田町 |
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登山日 | 2010年3月28日(日) 曇り後晴れ |
海田町寺迫から望む日浦山
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参加者 | 夫婦 | |
コース | 登り:[Cルート]登山口(8時50分)〜休憩5分〜観音免公園分岐(9:25)〜(9:50)日浦山 下り:[Dルート]日浦山(10:15)〜稜線分岐(10:30)〜砂防堰堤(10:45)〜(10:55)登山口 |
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ガイド | あきく魅力の山歩道 「岩滝山・日浦山」 ← 山のガイド集をご覧ください | |
お弁当 | 下山してから食べました。日浦山山頂お昼に最適です(とても広くグループでもOK) | |
駐車場 | 海田町ふるさと館(館長さんに了解を頂きました。開館時間9:00〜17:00) | |
トイレ | 海田町ふるさと館に隣接の観音免公園のトイレ(水洗です) 海田町ふるさと館内にもあります。 | |
まとめ | 日浦山はゲンカイツツジの群生が見られることで知られている。今回はこの花の見頃に合わせて登ってみましたが、ちょうどぴったりのタイミングでした。山頂部にたくさん咲いています。 |
船越から道幅の狭い西国街道を東へと走り、海田町ふるさと館の案内標識のところで左折して坂道を上ると海田町ふるさと館に着く。まずは館長さんに山に登る旨を告げ駐車の許可を頂く。開館前の時間にもかかわらず対応ありがとうございました。
海田町ふるさと館の左手のタイル舗装の道を上がっていく。ふるさと館の裏手に隣接して観音免公園があり、シンボルとなっているクスノキの大樹が高く茂っている。園内には竪穴住居や各種の古墳もある。 今日はCルートで登り、Dルートで下りてくる予定。Dルートの案内は見つかったがCルートの案内が無い。一体どこから登るんだ?広い公園広場を横切って向こう側に行ってみたが古墳の案内があるだけで登山口は見当たらない。 |
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ふるさと館の左手の道を上がる | 観音免公園の大クスノキ |
土石流危険地域の看板(左の写真の真ん中にある看板)のところで、CルートとDルートが分かれる。谷道のDルートは手前にあるの案内標識の示すとおり、白い手摺の付いた橋を渡って突き当たりを右折する。今から登る尾根道のCルートは、そのまま用水路沿いに進んで行き、山裾を右に曲がり竹やぶの中に入っていく。 竹やぶはイノシシの運動場化していてワヤクチャだ!早いところではそろそろタケノコが採れるので、タケノコ林も災難の時期を迎える。テープもところどころ付いているので、テープを頼りに、そして用水路から余り離れないように登っていけば直に 「日の浦山頂上⇒」 の標識に出合う。 |
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日浦山C・Dルート登山口 |
最初は横木の階段がづっと続く。階段が切れたところに 「ちょっと一息ついて」 の標識があったので衣類調節を兼ねて小休止する。日浦山の山頂部、振り返ると鉾取山〜絵下山〜海田湾が見えている。 少し進むと丸太の腰掛けがあり、次いで「頂上まであと900m」の案内標識とベンチ。地形図と照らし合わせてみると標高200m、新幹線のトンネルの真上あたりのようだ。ここから少し下るとヤブツバキのトンネルだ。まだたくさん咲いているが、登山道にも無数の椿の花が落ちている。椿は長いこと咲いてくれるが、そろそろ終わりですね。 |
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あと900mの案内標識とベンチ |
稜線に出たところに 「頂上まであと750m」 の案内標識が立っている。右には細いアンテナが見える。下りにこのコースを利用するときは、アンテナを目標にしたら良いでしょう。 左折して鞍部まで下っていくと左手からDルート(谷道)が合流してくる。鞍部からは横木の階段が続く。少し登っていくと畑賀の町と呉娑々宇が見えてきた。 |
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距離標識の立つ稜線に出る | 呉娑々宇(鞍部の先より) |
鞍部から10分くらい登ると 「頂上まであと330m」 の案内標識とベンチがある。その先の300m台ピークの立ち木の幹に「為角会館」のプレートが掛けてあった。畑賀の為角(ためずみ)地区から登山道が上がってきているんだ。展望がよくて手軽に登れる山だから、公に知られていないようなルートがたくさんあるんだろう。 300m台ピークからはゲンカイツツジがちらほら見られるようになった。麓にはコバノミツバツツジが少し咲いていたが山頂一帯には、それは見られず、ゲンカイツツジだけだ。ゲンカイツツジとコバノミツバツツジは花の色や形が似通っているが、ゲンカイツツジは花弁に丸みがあるので注視すれば見分けがつくと思う。大岩の間を縫うように登っていくと三角点のある日浦山の山頂に着く。 |
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ゲンカイツツジ |
山頂からの展望は良い。ところどころ立ち木が邪魔をするものの、ほぼ360度の展望があり、周囲をぐる〜っと見渡すことができる。呉娑々宇〜藤ヶ丸山〜長者山〜蓮華寺山・高城山〜八世以山〜東広島市の山〜鉾取山〜洞所山〜絵下山〜江田島〜能美島〜似の島〜宮島〜経小屋山〜大野権現山〜のうが高原〜極楽寺山〜大峰山〜阿弥陀山〜東郷山〜荒谷山が外郭で、その内側に広島南アルプスや広島市街がある。山頂には案内パネルが設置されていて広島市街の案内があるので参考にしたら良いでしょう。 山頂部は広く平坦なところが多いので、多人数での休憩OKだ。広島市近郊に日浦山ほど広い山頂の山は他に見当たらない。 |
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大展望の日浦山山頂 |
日浦山山頂から北東方面の眺め | 日浦山山頂から南南西方面の眺め |
下りはDルートを使う予定。登ってきた道を引き返すと、あっという間に鞍部まで下ってきた。ここで右折してDルートに入る訳だが、案内標識を見ると混乱してしまう。 赤色の矢印テープが一部剥がれてしまったのだろうか?それにしてもDルートとCルートの位置が逆ではないか!さらに、ふるさと館と観音免公園は隣接しているので、せっかくの記載が意味をなしていない。登らせて頂いて、こんなこと書きたくないが気になったものですから…。 |
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鞍部で右折してDルートを下る | 何とも判り難い案内標識だ |
Cルートは谷道だ。下りはじめると右手に石積みがあったが、谷の護岸のために造られたものだろうか?そんな気がする。登山道は整備されていて楽に下ることができ、途中にはベンチもあり、登山者に優しいルートだ。 赤羽川砂防ダムを右手から乗り越して下っていくと畑地に変わる。道幅もいつの間にか広くなり軽トラックなら上がってこれそうだ。畑の周囲が防護柵で囲ってあるぞ。イノシシが出没するんだろう。農家にとっては、イノシシ、猿、鹿などの野生の動物は厄介な存在なんですね。そういえばCルートの登山道わきにイノシシのヌタ場がありました。 |
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畑地の中の道を下る(手前が麓) |
民家のそばの道を下っていくと、左手に観音免公園が見えてくた。左折して白い手摺の付いた橋を渡りスタート地点に戻る。館長さんに挨拶をして海田町ふるさと館を後にする。 今回登りに使ったCルートでは、案内標識の根もとが朽ちて倒れているものが何か所かあった。行政も予算が付かないから手が入れられないんだろうなあ。 |
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左折して橋を渡る | 橋を渡って登山口に戻る |
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