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山 名
黒滝山(551m)
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広島県大竹市
登山日 2010年2月20日(土) 晴れ時々曇り 弥栄大橋西詰から望む黒滝山
弥栄大橋西詰から望む黒滝山
参加者 単独
コース 白滝橋登山口(7時52分)〜沢に出る(8:20)〜(8:26)黒滝山分岐(8:33)〜尾根に乗る(8:40)〜尾根を乗り越す(8:55)〜(9:05)展望岩(9:15)〜(9:22)黒滝山(9:28)〜展望岩(9:50)〜(9:55)連絡道分岐(10:02)〜連絡道終点(10:08)〜寿観音(10:20)〜(10:30)十字路峠(11:00)〜後飯谷集落(11:18)〜国道に出る(11:27)〜(12:00)白滝橋登山口
お弁当 下山してから付近の公園で食べました。お昼候補はもちろん展望岩です。
駐車場 取り付きの手前の広場に8台くらい停められます。←現在入れない(11/02/05確認)
トイレ 弥栄1号トンネル手前の公園(ぽっとんです) 水洗トイレなら弥栄大橋を渡った先の 「レイクプラザやさか」 に屋外トイレあり。
まとめ 黒滝山と高鉢山をセットで歩こうと思っていましたが、ついつい浮気癖が出てしまって後飯谷に下ってしまったのが運のつき。もう高鉢山に登る気力は残っていませんでした。高鉢山はいずれ近いうちに…と思っています。←いつになるやら

山陽自動車道を大竹ICで下りて三ツ石経由で国道186号線に乗り弥栄湖を目指す。弥栄大橋の分岐を過ぎるとトンネルが連続し、大竹側から弥栄トンネル1号〜5号とありふれた名前が付けられている。最後の5号トンネルを出て、200メートル先の道路が左カーブしているところ(白滝橋の手前)で右折すると50m先に取り付きがあります。


取り付き付近の全景 取り付きの手前左手に広場があるので有難く駐車させてもらう。登山支度をして、さあ今日は2座攻略だと意気込むものの、取り付き付近の状況に、いきなり出鼻をくじかれてしまう。

取り付きはゲートの手前に架かる橋の手前だ。しかし付近には伐採された雑木や丸太が無造作に積み重ねられていて、とても取り付きとはいえないような悲惨な状態を呈している。
取り付き
取り付き付近の全景 ゲート前にある橋の袂が取り付き

地形図の破線道は谷沿いに付いているが、予め仕入れておいた情報では登山道は沢沿いではなくて、徐々に沢から離れていき尾根を登っていくとある。とりあえず尾根の方向にコンパスをセットして、ブルドーザーで削って整地した広い道に入り、その道を辿っていくことにする。

登山道を探しながらブルドーザー道を上っていったが見つけることが出来ずとうとうブルドーザー道の終点まで上がってきた。方向は恐らく合っているといるので、斜面を登っていけば尾根に出るだろうと考えて周囲を見渡していると、赤テープが見つかった。ラッキー!終点から伐採された樹木の山を乗り越えて登山道に出る。以外にも登山道には赤テープがたくさん付いている。
ブルドーザー道の終点
ブルドーザー道の終点

白滝山 雑木林の中を登っていき少し左に振れると羊歯の明瞭な尾根道となり、振り返れば黒滝山と対峙する白滝山が小瀬川の対岸に顔を出す。朝日の当たる山肌には大きな露岩が目立ちます。

登山道はやがて沢に出る。ミニ滝を左に見て沢沿いに登り枝沢を渡った50m先に黒滝山分岐がある。手製のプレートが掛っていて、高鉢山の文字は判読できたが、もう1枚の黒滝山と書かれてあったと思われるプレートの文字は判読不可能だった。
黒滝山分岐
尾根道から美和の白滝山が見える 黒滝山分岐(左前方が高鉢山)

尾根に出る 前述の黒滝山分岐で右折して枝沢に沿って少し登り枝沢を左岸に渡って谷を詰めていくと、黒滝山分岐から7分で尾根に乗る。左折して暫くは尾根道を登っていくが、そのうちに羊歯の茂る雑木林の広い谷に入っていく。進行方向に昇ったばかりの太陽が顔を出し眩しい。再び尾根に出て尾根を乗り越す。次いで谷を渡り一つ先の尾根に出る。実際に地形が目まぐるしく変化するが、要所にある赤テープが誘導してくれるので、テープを追っていけば問題はないと思う。

雑木が茂り展望のない尾根道を進んでピークの南側に出たところで、やっと前方の視界が開け、進行方向にこんもりした黒滝山が見えてきた。スグ目の先には展望岩のピークも見えている。
尾根に出て左折(下るときは要注意)

弥栄大橋 尾根を心持ち下っていくと 「展望岩」 のプレートがあったので、せっかくだから寄り道をする。ワォ〜ォ素晴らしい展望だ!目の前は深く切れ落ちているので身を乗り出すのは危険、落ちたら怪我どころでは済まないだろう。

目の前には白滝山と大師山が弥栄ダム湖を隔てて指呼の間にある。白滝山の山頂に立つ人影が見えるぞ。眼下左方には弥栄大橋付近が良く見える。方角的には南の岩国方面の山〜北の三倉岳までが見渡せます。
展望岩
展望岩から弥栄大橋付近の眺め 展望岩(小さな岩が点在する)

展望岩からの眺め
展望岩から北西方面の眺め(羅漢山は雪化粧している。大師山の後方に山口・島根県境付近の雪山が見える)

黒滝山 眺望を満喫したところで登山道に戻り登山道を南下する。黒滝山山頂の30m手前左側に「前飯谷50分」のプレートが掛っていたので踏み込んでみるものの、ヤブ加減でルートを見つけることはできなかった。後になって、もう少し踏み込んでみるべきだったと後悔している。

黒滝山の山頂は松の幹に真新しいプレートが掛っているだけの殺風景なもので、周囲は雑木が茂り展望も得られない。登山道は南へと続いているので進んでいくと、山頂から30m先で道が分岐する。右手には 「弥栄1号トンネル」 のプレートが掛っている。弥栄1号トンネルの公衆電話ボックスのところに出る道だ。直進の道はどうなってるんだろうか?どこに出るんだろうか?興味津津。とりあえず下ってみることにした。
展望のない黒滝山山頂

コブまで下ると木の間越しに、反射板の建つ487m独標点が見える。少し下り右に振れて擂り鉢状の谷を渡り西側の尾根に立つと、そこは断崖絶壁の展望地だった。見える景色は黒滝山北側に位置する展望岩と同じようなものだが、こちらの方は落ちたら怪我どころでは済まない…を通り越して未だ訪れたことのない(訪れたくない)世界への片道切符となりそうだ。

テープがあったのは展望岩までで、そこから先はテープは忽然と途絶える。薄い踏み跡らしき道を辿って尾根沿いに南下していき、多少の迷走の挙げ句に、運よく見つかった487m独標点方面への連絡道(白色のテープが目印)に入る。
展望岩
断崖絶壁の展望岩

連絡道終わり 意外にも踏まれている連絡道を歩くこと6分で487m独標点の南尾根に乗った。こちら側にも連絡道を示す白テープがあった。逆方向からだと2ヶ所にある白テープの間から連絡道に入っていけばよい。尾根には明瞭な道が付いているので一安心!

暫く下っていくと寿観音なるものがある。これは個人(山の持ち主)が趣味で造ったようなミニチュア鳥居が岩の上に固定されているもので、写真で紹介するには至らない。付近の大岩の上に立つと松尾峠付近の向こうに電波塔の林立する高照寺山が霞んで見える。
連絡道終わり(尾根に乗る)

尾根道から東方面の眺め 尾根道から南方面の眺め
尾根道から東方面の眺め(忠四郎山が近くに見える) 尾根道から南方面の眺め(ギザギザ稜線の向こうに高照寺山)

十字路峠 寿観音から急斜面の尾根をころげ落ちるように下ると十字路峠に出る。案内標識には、左:前飯谷、右:弥栄橋、直進:旧○○宅と書かれている。前飯谷に出て谷和の手前から高鉢山に登ろうと思い、左折して前飯谷を目指して下っていくが、谷を回りこむように付いている道はだんだん羊歯が深く濃くなり、羊歯を掻き分けて進んでいかなければならなくなったので下るのを諦めて峠まで引き返す。

次は弥栄方面に下ってみたが、こちらは厄介な羊歯は無いもののスグに踏み跡が薄くなり迷走必至の状況に陥りそうだったので、またまた諦めて引き返す。この間約30分のロス。左も右もダメ!仕方ないので、最後に残った直進道を下っていく。
案内標識の立つ十字路峠

左手に石積みと廃屋を過ごし、尾根に乗りかけるところで、左手の植林に入り植林の手入れ道を南下していき、作業小屋(廃屋のような感じ)のところから谷筋道に入りスギ林の中を下っていく。後飯谷の民家が見えてきて、民家とクリ林の間の道を下ると後飯谷の集落に出る。

さてどこに出たんだろうと思い、地形図と目の前の景色を照らし合わすものの、さっぱり判らない。それもその筈、集落の奥の方の道は25,000図に載っていないんだ。現在位置を確認するのを諦めて車道を下っていくと、国道の後飯谷のバス停のところに出た。暗いトンネル内をヘッドライトを付けて歩き、スタート地点に戻る。昼間にヘッドライトを使うのは初めてのような気がする。
下山口
下山口付近の景色

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