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山 名
烏帽子岳(697m)
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山口県周南市(旧熊毛町)
登山日 2010年1月30日(土) 晴れ 烏帽子岳(熊毛ICより)
山陽自動車道熊毛ICより望む
参加者 夫婦 Hさん
コース 正蓮寺烏帽子公園(9時5分)〜車道終点(9:10)〜(9:35)ニワトリ石(9:45)〜544m独標点北側鞍部(10:05)〜(10:30)大将軍(10:40)〜烏帽子岳(10:50)〜車道分岐(11:00)〜西のピーク(11:23)〜車道に出る(11:30)〜(11:45)赤松ヶ平展望台(12:35)〜(13:00)八代下山口(13:05)〜魚切の滝(13:15)〜舗装路に出る(13:30)〜(13:40)八代登山口
お弁当 赤松ヶ平で食べました(他には大将軍の山頂が適しています)
駐車場 高水側 ⇒ 正蓮寺烏帽子公園駐車場(10台くらい停められます) 一杯なら車道終点の広場に5台くらいのスペースあり
八代側 ⇒ 魚切登山口の50メートル先の路肩の膨らんだところに5台くらい停められます。
トイレ 高水側 ⇒ 正蓮寺烏帽子公園(簡易トイレです。手洗い水ありません)
山頂部 ⇒ 中央広場(確認していません) 赤松ヶ平展望台(きれいです。手洗い水ありません)
八代側 ⇒ つる監視所(水洗です) つるいこいの里(水洗です。今回は利用していません)
まとめ 周南市八代(旧、熊毛郡熊毛町八代)は本州で唯一のナベヅルの飛来地だ。以前はたくさん飛来していたが年を経るごとに飛来数が減少している。自分の故郷の近くだけに実は気になっているんです。という訳で今回は烏帽子岳+つるでセッティングしました。

山陽自動車道を西進し欽明路トンネルを抜け玖珂の町に入ると右手前方に烏帽子岳が見えてきた。この山塊は南北に同じくらいの高さの幾つものピークが連なっているので、見慣れない人にとっては烏帽子岳の位置が特定し難いだろう。熊毛ICを下りると烏帽子の山塊が間近に迫ってきて一番左端に赤松ヶ平の電波塔が見えている。なお、大将軍と烏帽子岳はこの位置からだと前後に重なっている。


正蓮寺烏帽子公園の鳥居 国道2号線の原交差点を右折して周東町方面に向かい山陽新幹線の高架線路の下を潜ると間もなく 「正蓮寺烏帽子公園」 の案内標識が出ているので、案内に従って左折して細い道を山の方に登っていくと、舗装の突き当たりが高水コースの登山口がある正蓮寺烏帽子公園だ。振り返ると古里の石城山が見える。

園内の駐車場はほぼ満杯で、運動着姿の生徒さんたちが集まって話をしている。最寄りの中学校の行事なんだろうか?とその時は思っていたが、実は彼らに会ったのはこのときが初めてではなかったことが後になって判った。引率の先生方に挨拶をして大将軍社の鳥居の前の車道を登っていく。駐車場の片隅に 「烏帽子岳ハイキングコース」 の大きな案内板があるので参考にしたら良いだろう。
公園内にある大将軍社の鳥居

道はすぐに未舗装となり、右に正蓮寺川ダムを過ごすと車道終点でここまで車で上がることができる。山頂まで2200mの案内標識のところから登山道へと入っていきます。付近には畑の手入れ道があるので、うっかりそちらの方に入り込まないようにテープを確認しながら進んでいく。

丸木橋を左岸に渡りスギの植林地の中を登っていき、山頂まで1500mの案内標識のところで右岸に渡り返す。ここまで車道終点から20分。高水コースには一定の間隔で案内標識があり迷うようなことはない。そして山頂までの距離が示されているので、確実に山頂に近付いていることが実感できるのは有難いことだ。
林道終点
車道終点からは山道となる

ニワトリ石 沢から離れスギ林の中をジグザグに登っていくとニワトリ石がある。案内板とベンチがあるので、衣類調節を兼ねて休憩する。

【ニワトリ石】 この石は古くからニワトリ岩と呼ばれています。其のいわれは、昔山麓の農民が米作の肥料に草を求めて毎日早朝に起き鎌を手にして登りに登ってこのあたりに来ると一休みしたものですが、其の頃になると空が白み始めニワトリの鳴く声を聞いたと申しますので誰言うとなしにニワトリ岩と申すようになりました。昔の農民はいかに苦労したかが偲ばれます。(周南市観光協会の案内板より)
ニワトリ石(案内を読んでいる)

谷を渡る 再び沢沿いの道となり、少々ガレたところを登っていくと丸太のベンチのある谷に着く。でもベンチはすっかり朽ち果ててしまっていて役割りを果たせそうもない。振り返ればV字谷の向こうに光市室積付近の山が見えている。

谷を渡り急斜面を登っていくと、544m独標点北側の鞍部に着く。ここで左折して尾根に取り付き、あと750mの案内標識のところから、右手下方に滝の音を聞きながら北にトラバースする。
V字谷
ベンチの設置してある谷を渡る V字谷の向こうに室積付近の山

標高が600mに近くなると烏帽子山塊山頂部の平坦な領域に入ってきたようだ。三度沢沿いの道となり木橋を左岸に渡って広い谷を緩やかに登っていく。心持ち右に振れて雑木林の中を登っていくと前方に休憩小屋が見えてきた。

何故こんなところに休憩小屋が?おそらく烏帽子山の山頂部一帯ををウッドパークとして整備したときに造られたものだと思う。休憩小屋の手前から林道に抜ける道(地形図の破線の道)は見当たらなかったのでヤブに還ってしまったんだろう。休憩小屋の左手から尾根に乗り、尾根道を登っていくと大展望の大将軍に着く。
休憩小屋
大将軍手前にある休憩小屋

大将軍 大将軍の石祠の建つ山頂は、既に2組のハイカーその他で賑わっている。山頂からは東〜南方面の展望があり、玖珂町の塔ヶ森から光市の虎ヶ岳までが見えている。

見える方向は限られているが、山が幾重にも重なっているので重厚感がある。このあたりの山に親しんでいないと詳細な同定は難しいだろう。どんな山が見えるかの説明は赤松ヶ平に譲るとして、ここでは割愛する。
大将軍から望む烏帽子岳
石祠の建つ大将軍山頂 大将軍から望む烏帽子岳

高校生 山頂で眺望を楽しんでいると、高水側から息を切らしながら男の子が登ってきた。その中のひとりが 「ぶちうまい」 の文字を染め抜いた青いシャツを着ている。ハテ?どこかで見たようなと思い、記憶をたどるとすぐに思いだした。そうだ!去年の夏に山口市の東鳳翩山で見たんだ!

青シャツ君に確認すると、まさしくそのとおりだった。地元の新南陽高校と下松工業高校の生徒さんたちが、間近に迫った大会に備えて、練習を積んでいるんだ。トップは正蓮寺烏帽子公園から30分で登ってきたとのことでした。しかし引率の先生方も大変だよね。ガンバレ、ぶちうまい君と皆さん。
ぶちうまいのシャツの高校生

登ってきた方とは反対側から手摺の付いた階段を下る。樹木の間から金峰が見える。平坦なところまで下っていくと登山道に霜柱ができていた。霜柱を見たせいもあるが、このあたりは日が差し込まないのでとても寒く感じる。谷を回りこんで烏帽子岳分岐三差路で右手の道をとり横木の階段の続く道を登っていきます。登山道わきにはアジサイやドウダンツツジが植樹されている。

登りつめたところが2等三角点の鎮座する烏帽子岳です。周囲は分厚い雑木林に覆われていて、木の葉が落ちた今の時期ですら展望が全くないので写真を撮っただけで引き返す。
烏帽子岳
展望のない烏帽子岳

三差路 正面に虎ヶ岳〜下松烏帽子岳の稜線を見ながら大将軍分岐まで下っていく。ここを直進(左折は大将軍)して尾根道をさらに下っていくと車道分れがある。右折して下っていけば鳥居のところに出る。ここも直進して尾根伝いに南下していく。

細かいアップダウンが何回も連続して、結構時間を消費する。右のような長〜い横木の階段もあります。ウッドパークを造った関係者は尾根好きなのか?道は尾根に忠実に付いている。
階段道
大将軍・烏帽子分岐三差路 横木の階段の道が続く

西のピーク(650m)のプレートのところで右に振れて徐々に下っていきます。登山道は車道とほぼ並行して走っているので、ヒノキの幹の間から右手下方に車道のアスファルトが見え隠れしている。最後にヒノキ林の中をジグザグに下っていくと車道に出た。

飛び出した地点はキャンプ場の少し手前で、山火事注意の幟が立っている。指導標は見当たりませんでした。反対方向からだと取り付きが見つけ難いだろう。なお、中国電力の電柱番号がヤシロ138のところです。車道を南下していくと車道が二分していて、赤松ヶ平の案内標識に従って左の道に入るとトイレの先が赤松ヶ平の展望台だ。
車道に出る
車道に飛び出す

赤松ヶ平展望台 赤松ヶ平からの展望はすこぶる良い。北側の電波塔のある方向こそ展望はないが他の方向は遠くまで見通せる。東には玖珂盆地が広がり、蓮華山〜塔ヶ森〜高照寺山〜氷室岳〜銭壺山〜琴石山〜大星山〜皇座山〜虎ヶ岳が見える。南は陽光きらめく瀬戸内海に幾多の島々が浮かぶ。西には大平山、石ヶ岳、金峰山などが見えている。一級品の眺めだ!さすがに四国や九州の国東半島は見えなかった。

展望台の片隅の大きな岩の陰で北風を避けて、お昼にする。目の前には古里の石城山が見え、その後方には上関半島が伸びている。ついでだから25,000図に記載の632m三角点ピークにも行ってみようと思ったが、ヤブ漕ぎを強いられるため断念しました。
赤松ヶ平展望台と電波塔

赤松ヶ平からの展望 赤松ヶ平からの展望
赤松ヶ平展望台から北東方面の眺め 赤松ヶ平展望台から北西方面の眺め

下山口 下山は八代の魚切に下ります。来た道をキャンプ場のところまで戻り、さらに車道を下っていく。路肩にはサクラやモミジが植樹されているので、季節のよいときに訪れたら良いでしょう。アジサイもたくさんありました。魚切の滝400mの案内標識のところで車道と別れ、土道の林道に入る。

林道はスグに終わり草広場に出る。広場の片隅に二段の鏡餅のような感じの珍しい形の岩があった。直進してスギ林の中を下っていくと魚切の滝がある。
魚切の滝
車道と別れ魚切方面に下山する 魚切の滝

魚切登山口 魚切の滝を過ぎると登山道は沢から離れてスギ林の中を歩く。再び沢に近づいていくと舗装林道の終点に出た。舗装路をテクテクと下っていくと畑地が見えてきた。イノシシ避けの柵を開けてイノシシエリアから人里エリア側に入り、広い畑地の間の道を下っていくと魚切登山口に着く。

登山口には「烏帽子岳登山口・頂上まで1900m⇒」の案内標識が立っている。駐車スペースは登山口の北側(左の写真で登山口の50メートル奥側)にある。この山は赤松ヶ平まで車道が延びていて車を利用すればいとも簡単に山頂近くまで上がれるが、道が狭いのが難点か!
魚切登山口

八代のツル (周南市八代盆地は、本州で唯一のナベヅルの越冬地です。)
つる観察所まで下ってくると、多くの観光客がツルを見に来ていた。只今の飛来数は5羽(だったと思う)でした。八代盆地を豪快に舞うツルの姿を期待していたのだが、近隣の田畑でエサをついばんでいる最中でした。監視員の話ではつがいができたとのことだったので、来年は飛来数が増えるかな?

観察所の東側に水を張った田んぼがある。残念ながらその付近にはたくさんのカラスが舞い降りてエサを横取りしているのが見える。
八代盆地

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