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山 名
岳山(522m) 広島市安佐北区
登山日 2009年11月29日(日) 曇り 岳山(大下より)
久地大下から見上げる岳山
参加者 区民ハイキング
コース 登り:[境原ルート]城下橋〜貯水池〜くすの木ルート合流〜のろし台〜岳山
下り:[区境ルート]岳山〜のろし台(昼食休憩)〜千年杉〜貯水池〜城下橋
お弁当 のろし台(お昼は断然ここでしょう)
駐車場 境原登山口付近に10台は停められます
トイレ 貯水池の畔に簡易トイレがあります(利用していないので詳細不明)
まとめ 区体連主催行事に参加して岳山に登った。前日の予報では雨模様の天気とのことだったが、当日には曇りに変わりヤレヤレ。お世話をする地元の関係者の方々は、ほっと胸をなでおろしたことだろう。この山の麓には「久地の千年杉」と呼ばれる巨木があり、現在周辺を地元の人たちが整備中である。今回はその整備中のルートを歩かせてもらいました。

久地のポプラでお昼の弁当を調達して集合場所の境原登山口に向かう。余裕をもって出かけたつもりだが、既に登山口周辺には大勢の人が集まっている。受付で申し込みを済ませると間もなく開会。可愛いお姉さんの指導で体操をして出発する。


黄葉 境原登山口から貯水池までは舗装車道が伸びていて、貯水池のところまでは車で上がることができる。貯水池の先で千年杉への道を左に分け尾根道を登っていく。周囲は雑木林で展望はないが、高度が上がってくると見晴らしが良くなってきた。稜線の手前に大岩があり大岩の上に立つと素晴らしい展望が得られる。

稜線に出ると右手からくすの木台からのルートが合わさり、左折すると間もなくのろし台に着く。一部の案内板には「のしろ台」と書かれているが、正しくは「のろし台」です。「野城台」ではなくて「狼煙台」なのだ。ここからの眺めは最高だ!小休止の後、眺望を楽しむのもそこそこに、岳山に向かう。
名残りの黄葉を楽しみながら登る

のろし台から少し下って登り返すと三角点の鎮座する岳山に着く。ここで久地南岳山の会のN代表から、嶽城にまつわる話を聞く。そして山頂付近に咲く花、山頂から見える景色の説明など。岳山山頂は西側が切り開かれて、沼田町吉山の集落が眼下に見える。その背後には東郷山、さらには電波塔の建つ阿弥陀山も見えています。なお立木の伐採は最小限に留めたとのことでした。

某団体から寄贈された碑に書かれている内容 ⇒ 嶽山頂上(海抜521.5米) 嶽城跡(多計城址) 芸藩通誌によると『多計山城を武田弾正が拠守』との記述あり。
岳山山頂からの眺め
岳山山頂からの眺め

のろし台 のろし台まで戻り昼食休憩。お昼を食べながら山座同定をする。今日は空気が澄んでいるので遠くまで見通すことができ、野呂山の稜線がくっきりと見え山頂部に林立する電波塔群も肉眼ではっきりと判ります。下の写真では切れていますが、白木山も見えます。

お昼が済んだ頃を見計らって、再びN代表の話が始まる。お歳は80歳だそうで、ちょうど自分の親父と同い年だ。それにしても元気ですね。とても80歳には見えません。
のろし台にて(N代表の説明が続く)

のろし台からのパノラマ
のろし台からのパノラマ(正面に広島南アルプスが見え、背後には東広島市・呉市・江田島市・廿日市市の山が並ぶ。)

下山はのろし台から区境ルートを下る。最初こそ急斜面だが、10分くらい下ると緩やかににり歩きやすくなった。25,000図の383m独標点の付近から、整備中の新ルートに入り南東に派生する尾根を下っていくと、千年杉が見えてきた。遠くから見てもその大きさがわかる。近寄ってみるとなおさらだ。千年杉の周囲を回ってみた。ぶっとい根っこが四方八方に伸びている。見える部分も大きいが、見えないところも大きそうだ。境原登山口まで下って解散した。

「岳山の千年年杉」 中国自動車道を横切る城下橋という高架橋がある。この橋より岳山山頂に向かう登山道の途中に貯水池があり、その真上の国有林林にこのスギはある。急傾斜地に立ち、地上約2mから4mの位置で台杉型に株立ちとなる。主な幹は7本ある。樹高は40.3mある。(当日の配付資料より抜粋しました)
千年杉

「千年杉」巡る新登山道 [安佐北の岳山]住民整備 活性化図る。(朝日新聞09.10.28朝刊)
 広島市安佐北区安佐町の住民グループが、「久地の千年杉」と呼ばれる巨大杉を生かした地域おこしに乗り出す。杉のある岳山(521b)で新たな登山道ルートを整備し、高さ40bにも及ぶ巨木を地域のシンボルとしてアピールしていく。千年杉は2004年に岳山の国有林内で発見された。推定樹齢は500〜700年。幹が7本に分かれ、幹回りは最大12bある。
 安佐町久地南地区の自治会で作る「久地南山の会」は、新たに見つかった巨木を地域資源ととらえ、活用策を検討。千年杉を巡る新たな登山道整備を計画し、5月に国有林を管理する広島森林管理者と協定を結んだ。計画では、岳山登山口から山頂付近の展望台を結ぶ既設の登山道(約1.2キロ)から、千年杉を経由できる約1キロのルートを新たに設ける。メンバーたちは9月中旬から、雑木の伐採や草刈り、丸太の階段造りなどを続けている。今月25日には千年杉から展望台へ向かう約40b区間を整備した。以下略

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