HOME | 戻る |
山 名 |
恋路山(983m) | 島根県吉賀町(旧六日市町) |
---|---|---|
登山日 | 2009年9月21日(祝) 晴れ |
途中の植林地から望む恋路山
|
参加者 | 単独 | |
コース | 登り:トンネル登山口(9時45分)〜尾根ルート〜(10:17)谷ルート合流〜(10:20)780m台ピーク(10:25)〜814m独標点(10:35)〜第4ピーク(10:55)〜(11:20)恋路山 所要時間1時間35分 下り:恋路山(11:45)〜第4ピーク(11:57)〜(12:10)814m独標点(12:20)〜(12:35)谷ルート合流〜(12:50)〜(13:10)トンネル登山口 所要時間1時間25分(道誤り時間15分を含む) |
|
ガイド | ゆうゆう18号(新コース紹介・幻の山一挙大公開) | |
お弁当 | 恋路山の山頂で食べました(特にお薦めのスポットはありません) | |
駐車場 | 東屋の手前のスペースに5台くらい | |
トイレ | 登山口付近にはありません | |
まとめ | 美しい響きの山名に惹かれて登った山ですが、名前とは裏腹にヤブ漕ぎの山でした。しかし山頂にはモミジがあり山頂手前にもブナ林が広がっているので紅葉の時期に登るのが良いだろう。さらに落葉が始まると少しは展望も得られるでしょう。 |
国道187号線吉賀町スポーツセンター入口の交差点のところから県道12号鹿野吉賀線に入る。蓼野方面に約4.2km走ると右手に「なつめの里交流館」があるので、交流館の先で右折してさらに1.4kmで右手に恋路山林道が分岐する。この道に入りジグザグに登っていくと直に登山口である恋路山トンネルに着く。
トンネル入口手前に東屋があり、その手前の駐車スペースに駐車する。登山口となるトンネル入口左手の階段に向かって歩いていくと、何やら厭な雰囲気! トンネル入口付近の天井にスズメバチが巣をつくっている(右写真の○印のところ。特殊ライトではないよ)ではないか。偵察飛行中のハチに悟られないように、そろ〜っと階段を上がっていく。 |
||
恋路山トンネル登山口付近の様子 | トンネル左手の階段を上がる |
階段を上がったところで道が途切れる。仕方なしに沢に下りて沢沿いに登り、適当なところで右手の斜面に取りついてウロウロしているとトラバース道が見つかった。トンネルの真上を通り過ぎるような形で西にトラバースして、次いで左折して急斜面を登る。この辺りからテープが付いているのでテープを探しながら、薄い踏み跡を辿って登っていく。 尾根を乗り越して、右手に谷を見ながら登っていくと、先ほど乗り越した尾根に乗り、少しササを漕ぐと稜線に出る。右手から谷ルート(現在は利用できないのか?)が合流する。ここから恋路山山頂までは、旧六日市町と旧柿木村の町境の尾根を歩きます。 |
|
右手の斜面に取り付く |
主稜線に出てから3分で第1ピーク(780m台ピーク)に着く。点在するヒノキの向こうに恋路山の山頂が見えています。ここから背丈ほどあるササを漕ぎながら進んでいくと、5分で第2ピーク、さらに5分で第3ピーク(814m独標点)に着く。ササの勢いのあるのは第3ピークまでで、ササ漕ぎが楽しめた(苦しんだ)のは、第1ピーク〜第3ピークの間のほんの僅かの区間でした。 第3ピークから先は、植生がヒノキ林へと変わり、倒木をかわしながら斜面を下っていく。空き缶がぶらさげてある鞍部からヒノキ林の中を黙々と登っていくと第4ピークに着く。 |
|
第3ピークからの下り |
第4ピークを下ると最後の急登が待ち構える。左手旧六日市町側がヒノキ、右手旧柿木村側が自然林の間を、ササを掴んで体を持ち上げながら少しづつ高度を稼いで登っていく。 第4ピークから10分で植林が消え全山自然林に変わる。ここから先が恋路山の真髄だろう。しかし相変わらず急登が続き、お気に入りの相手と登ったとしても恋どころではないでしょう。 |
||
ずっと続くヒノキ林 | 山頂直下の広葉樹林 |
明るい広葉樹林の下を15分ほど喘ぐと、3等三角点の鎮座する恋路山に着く。ここにも空き缶(こちらは甘酒)がぶらさげてある。三角点周辺の刈りこまれたスペースに腰をおろしてお昼にする。残念ながら展望はない。しかし周囲360度自然林だから落葉期には少しは展望が得られるだろう。登ってきた方向以外に、南側と北側にテープがある。だが踏み跡は見当たりません! 下りは早い!あっと言う間に第4ピークまで下る。恋路山の写真を撮っていなかったので、第3ピーク(814m独標点)まで戻ったところで、ウロウロしながら良いアングルを探して、ようやく撮れたのが冒頭の写真です。木の葉が茂る時期だけに致し方なしか。 |
|
展望のない恋路山山頂 |
再び背丈ほどあるササを漕いで第1ピークまで下る。以降は楽勝のルートだと侮っていたのか、それともゴールが近いので油断してしまったのか、あるいは単にボケ〜っとしていたのか、迂闊にも、谷道合流地点で右手の尾根に乗らなければいけないのに、直進してしまい鞍部まで下ってしまった。辺りにテープが5ヵ所くらい付いているのを見て、「しまった!こりゃあ谷ルートに下るポイントだ」と思い、振り返ってみると下るべき尾根が派生しているのが上の方に見える。 谷ルートを使う気は最初から無かったので、仕方なしに間違えたところまでトボトボと登り返して軌道修正を図る。どうして間違えたんだろう?今でも不思議に思っている。 |
|
アセビの大木が目印の合流地点 |