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山 名 |
東鳳翩山(m) | 山口県山口市 |
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登山日 | 2009年7月18日(土) 晴れ |
山口市宮野より望む東鳳翩山
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参加者 | 夫婦 | |
コース | 登り:一の坂ダム公園(10:40)〜登山口(10:55)〜休憩5分〜ナマナマコース合流(11:40)〜主稜線ベンチ(12:05)〜(12:20)東鳳翩山 所要時間1時間40分 下り:東鳳翩山(13:15)〜主稜線ベンチ(13:30)〜ナマナマコース分岐(13:55)〜登山口(14:30)〜(14:45)一の坂ダム公園 所要時間1時間30分 |
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お弁当 | 東鳳翩山山頂で食べました(他に適したところはありません) | |
駐車場 | 一の坂グランド・ダム公園駐車場(2ヵ所合わせて30台くらい) 登山口付近には路肩のふくらんだところに5台くらい停められます。 | |
トイレ | 一の坂グランド・ダム公園駐車場(水洗です) | |
まとめ | 例年なら真夏の太陽が照りつけている時期だが、今年に限っては梅雨がなかなか明けないので、すっきりしない空模様の日が続いている。梅雨の中休みの土曜日。この日は徳佐にユウスゲを見に行こうと思い、欲張って付近の山にも登ることにする。前日の雨の影響で下草が乾いていないだろうから登山道の整備されている東鳳翩山にしました。 |
中国自動車道を山口ICで降りて、国道262号線を山口市中心部に向かって走っていると正面に尖峰を持つ東鳳翩山(冒頭の写真)が見えてくる。国道9号線にぶつかるので左折して短いトンネルを潜った先の信号機付き交差点で「21世紀の森」の案内に従って右折して山の方に上がっていく。一の坂ダム湖(錦鶏湖)上流にあるダム公園の駐車場に駐車する。
一の坂ダム湖の上流部は公園として整備され、広いグランドがある。当日は子どもたちが野球の練習をしていて元気のいい声が聞こえていました。運動着姿の若いお嬢さんもいっぱいいるぞ。 登山支度とトイレを済ませ出発すると、向こうの細い道を走っている人が見える。先ほどトイレの前で出合った女子高生たちだ。2〜3人づつに分散して間隔を置いて走っているように見受ける。登山口の手前で自分たちを追い抜いていったので話を聞くと 「新南陽高校登山部の訓練の一環として東鳳翩山に登る」 とのことであった。この若者たちとは以降顔を合わすことはなかったので、おそらく21世紀の森の方に抜けたに違いない。 |
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一の坂グランド・ダム公園駐車場 |
駐車場から13分で登山口に着く。石垣に「東鳳翩山登山口」のプレートが取り付けられているので見落とすことはない。登山口からは右手のコンクリート階段を上がっていきます。階段の上の方に見えるのは自分たちを追い抜いていった女子高生の細い?足です。 コンクリート階段を上がるとヒノキ林の中の良い道が続く。途中で休憩中の二十歳前後の男女5人グループと出合う。皆さん容量が大きく中身の詰まったザックを背負っている。一番重い男性の人が45s、女性の人が25sの重量だそうだ。女性の装備でも、自分の若い頃の遠征の装備よりはるかに重い!ではないか。トレーニング山行きだとお見受けした。 |
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二ツ堂コース登山口 |
いつの間にか雑木林に変わる。登山道はすこぶる整備されていて雨後でも支障なく歩けます。中には右の写真のように、これでもかとばかりに整備されているところもあります。 標高200m過ぎ〜450mくらいまでは、登山道はジグザグに付いているので楽に登ることができる。しかし直登道もあるぞ!どちらかと言えば直登道の方が古そうに見える。 |
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整備された道が続く | これほど整備された道は稀だ! |
登山口から30分で急登が終わり、明瞭な尾根道に変わってきた。そして左手には東鳳翩山の主稜線が見えてきた。磁北方位320度の一番高いところが山頂部だろう。緩やかな尾根道を進んでいくと、錦鶏湖が望める展望地がある。手造りの丸太のベンチがあるので休憩ポイントです。 ベンチから4分で右手からナマナマコースが合わさると工程も半ばを過ぎる。ヒノキ林の中の道をのんびりと歩いて高度を稼ぎ主稜線を目指します。 |
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ヒノキ林の中の道 |
登山口から1時間10分で主稜線に出合う。主稜線上は中国自然歩道(東鳳翩山〜山口ルート)のルートの一部となっていて整備が行き届いているので有難い。出合いの箇所にはテーブルとベンチが設置されていて、案内標識には「東鳳翩山500m」とあるが、実はここからがきつい。 山頂までは標高差で100mくらいだが、山頂まで横木の階段が続くのだ!胸突き8丁は大袈裟だが、くそ蒸し暑い時期だけに本当に堪えました。しかし山頂が近くなると周囲が開けてきて展望が広がってくるのが慰めか。 |
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横木の階段の続く中国自然歩道 |
東鳳翩山山頂からは360度のパノラマが展開される。四方の展望が得られる山はたくさんあるが、四方が遠くまで見通せる山は数えるほどだ。その中でも瀬戸内海も日本海も見える山はさらに限定される。東鳳翩山は、その数少ない山のうちの一つだ。 東には山口県中央部の山、南には瀬戸内海沿岸の山、西には秋吉台方面(こちらの山は殆ど判らない)、そして北には西中国山地の西端の山が…。東には白石山と千石岳と金峰山が重なっている。真田ヶ岳の右後方にうっすらと見えるのは四熊ヶ岳のようだ。このようにどの方向を見ても山が連なり、重なっている。眼下には一の坂ダムや錦鶏湖が小さく見え、その向こうに山口盆地が広がりを見せる。 |
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すこぶる展望の良い東鳳翩山山頂 |
お昼を済ませ下山にかかる。稜線にはオオバギボウシ、オカトラノオ、ノギラン、ヤマジノホトトギス、ヤマハギ、リョウブなどの花が咲き、花を観察しながらのんびりと下る。オニユリは蕾を付けていたのでもうじき咲き始めるだろう。 21世紀の森方面に続く中国自然歩道と別れて、登ってきたニツ堂コースを下っていくと、途中に錦鶏方面の分岐がある。こちらに下ろうかとも思ったが、雨後なだけに足元が悪いような気がして、ピストンすることにしました。下りは楽ちん!ノンストップで登山口まで帰ってきました。 |
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錦鶏の滝(ナマナマコース)分岐 |
咲き始めたオオバギボウシ | 夏の訪れヤマジノホトトギス | 威勢のいいオカトラノオ | 何かと思ったらリョウブの花 |
【船平山スキー場のユウスゲ畑】 下山後、徳佐の船平山に向かう。現地に着いたのは午後4時前で、ちゃちな管理小屋の前の舗装された坂道を上り駐車場のところからゲレンデに出ると、一面にユウスゲの花が開いていた。花も多いが、それを見にきた人も結構居るぞ!今年のユウスゲ祭りは7/19(日)なんだが、天気が良くないようなので止む無く前日に訪問しました。この山を初めて訪れたのは今から約35年前で、初めてのスキーに悪戦苦闘しました。ゲレンデに上がるとその時の記憶が蘇ってきます。 |
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