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山 名
狐ヶ峰(355m) 魚切山(370m) 山口県山口市
登山日 2009年3月15日(日) 快晴 国道2号線より
陶の国道2号線より望む
参加者 夫婦
コース 動物愛護センター(9時55分)〜(10:25)馬頭観音(10:35)〜狐ヶ峰分岐(10:42)〜(10:55)狐ヶ峰(11:10)〜狐ヶ峰分岐(11:22)〜陶峠(11:40)〜(12:00)魚切山(12:40)〜陶峠(12:55)〜(13:15)動物愛護センター 所要時間3時間20分
お弁当 魚切山山頂で食べました(狐ヶ峰も候補だが山頂が少し狭いのが難点)
駐車場 動物愛護センター先の舗装路終点に縦列駐車可(20〜30台くらい)
トイレ 登山口付近にはありません。
まとめ もう1年以上前のことだが、リビング新聞の「サンコウハイキング」に狐ヶ峰と魚切山が取り上げられていて、初めてその名を知った。「快適コースで、ともに展望に優れ、足下には山口市街が手に取るように広がり、好天なら遠く別府の由布岳も望める。」とのこと。以来、いつかは登ってみたいと思っていました。

山陽自動車道を西進し、山口南ICで下りる。IC付近からは迫力ある秋穂八ヶ岳が目の前に迫ってきます。できればもう一度登りたいが、タフな縦走路だけに、なかなかその気にならないのも事実だ。道を少し間違えてしまい一つ手前の細い道に入ってしまったが、何とか登山口のある動物愛護センターに到着する。


動物愛護センターP 動物愛護センター駐車場には何台もの車が停まっていて、何人ものハイカーの姿も見受けられる。今日は施設が定休日だから駐車しても差し支えないだろう。有難く利用させていただく。ただし日曜日でも開いているときがあるので、そのときは突き当たりの車道終点手前に停めればよい。

登山支度をして山の方に向かって200mくらい歩いていくと車道が終わり、そこに3台ほど縦列駐車している。春先の今頃は、瀬戸内海沿岸の里山に向かうハイカーが多いと思うが、それにしても多い。人気の山のようですね。
動物愛護センター駐車場

登山口 車道が終わると、その先が登山口で、幾本もの杖があり、案内標識と、馬頭観音・一里塚の案内板が立っていて賑やかなところだ。写真の中央奥に見える石積みが一里塚です。今日は、狐ヶ峰・魚切山の順に登るので、左の道を入り、右の道から帰ってきます。

登山道は、一旦動物愛護センターの敷地内に入り(と言っても敷地の端っこを通るような感じです)、敷地の外れからシダの茂る山道が始まります。
登山口付近の様子

概して谷道で小石が多く歩き難いところがあるが、踏み跡は明瞭で迷うようなところはありません。登山口から20分で 「馬頭観音まであと200m」 の案内標識を過ごす。急斜面をジグザグに登っていくと、ようやく馬頭観音に着いたので一休み。

先着の年配男性2人組が休憩中で、話をすると地元の方で、この付近の山を庭のように駆け回り整備されているようにお見受けしました。魚切山へ登るなら、西の浴にある両足寺(ツバキと紅葉が素晴らしい)から登ったら良い、とか、巡視路を利用しても5時間くらいで周回できるとか、いろんな情報を授かり、ついでにmapまで頂きました。ありがとうございました。
あと250m標識
馬頭観音へあと250m標識

狐ヶ峰分岐 馬頭観音から4分で鞍部に上がり、案内標識に従って右折して、なおも登っていくと灌木帯に出て見晴らしが良くなってきた。

馬頭観音から7分で狐ヶ峰分岐。左折して尾根に乗ると見晴らしはさらに良くなる。行く手には狐ヶ峰がようやく顔を覗かせ、振り返ると大海山や秋穂八ヶ岳が見える。
狐ヶ峰
狐ヶ峰分岐(右手は陶峠) ようやく狐ヶ峰が見えてきた

狐ヶ峰山頂 良く手入れされた尾根道を緩やかに登っていくと狐ヶ峰に着きました。山頂には馬頭観音で話をした人たちが居て賑やかだ。周囲は雑木が茂るが、北〜東方面の展望があり山口市街が見えています。東鳳翩山は認識できたが、他の山は全くわからない。

馬頭観音で話をした男性に、秀麗な竜門岳、物見ヶ岳・高羽ヶ岳のツインピークス、野道山〜弟見山〜莇ヶ岳を教えていただく。冬場は竜門岳の後方に真っ白な十種ヶ峰がちらっと見える、弟見山にはカタクリが咲くとか・・・。あまり長居をしてもいけないので、失礼してお先に下山する。
やや狭い狐ヶ峰山頂

魚切山 尾根からの眺望を楽しみながら、のんびりと下っていきます。左手にはこれから登る魚切山が見え、正面には大海山と秋穂八ヶ岳が…北側から見る秋穂八ヶ岳はギザギザ鋸歯のイメージとは程遠く端正な形をしているので、どうも馴染めません。

そして、その右には周防大橋と山口きらら博記念公園の多目的ドームが見えている。
きらら博ドーム
魚切山(狐ヶ峰南尾根より) きらら博ドーム(狐ヶ峰南尾根より)

登山口 狐ヶ峰分岐まで戻り、分岐を左折して陶峠に向かう。分岐から4分で小コブを越えると、後は峠まで灌木帯のシダ道下りが延々と続く。

陶峠まで下り、反対側の斜面に取り付く。こちら側は照葉樹の森で夏場でも日差しがしのげそう。だから魚切山山頂手前まで展望は殆どありませんでした。
陶峠
登山口付近が見える 陶峠に下りて登り返す

魚切山 魚切山からの展望はすこぶる良好だ。東側と西側の一部が樹木に遮られて展望がないものの、南側には秋穂の平野が広がり、トロイデのように見える秋穂八ヶ岳の姿が美しい。その右手の椹野川の向こうには、ニセ秋穂八ヶ岳(この意味判るかな〜ぁ?自分はこの稜線に少なくとも2回騙された)が横たわる。北側には山口市街地が広がり、その周囲を多くの山が取り囲んでいる。

そのうちに馬頭観音と狐ヶ峰で話をした男性2人組が上がってきて、鶴見が見えると教えてもらった。その人たちには見える方向が判っているので、何となくぼんやり見えるそうでした。いくら目をこらしても自分には見えない。残念だ〜ぁ。
大展望の魚切山山頂

秋穂八ヶ岳
魚切山山頂から南側の眺め(秋穂八ヶ岳を構成する数々のピークが一直線に並んでいるので、あたかも独立峰のように見える)

山口市街
魚切山山頂から北側の眺め(山口市街地の周囲を山が取り囲んでいる。山口市が盆地の町だということが良く判ります)

お昼を済ませ下山する。下りは楽だがおとつい降った雨で地面が濡れているのでスリップに注意しながら下っていく。陶峠まで下ると道は広く傾斜も緩やかになって楽に歩ける。ジグザグ道の道ばたには椿が自生しトンネルを形成している。しかし椿はもう終わりかけだ。もう少し早ければ楽しめただろうに。

下山中にも登ってくるハイカー(軽装の親子連れもいた)と出合う。山口市民の方にとっては気軽に登れる山なんでしょうね。この後実家回りをして帰広する。
椿のトンネル
椿のトンネルが続く

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