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山 名 |
船倉山(545m) | 広島県廿日市市 |
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登山日 | 2009年3月7日(土) 晴れ |
JR宮内串戸駅より望む船倉山
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参加者 | ハイキング同好会 | |
コース | 半目薮バス停(9時50分)〜御立橋(9:55)〜71号鉄塔(10:05)〜(10:25)72号鉄塔(10:30)〜73号鉄塔(10:40)〜(10:50)74号鉄塔(10:55)〜75号鉄塔(11:00)〜(11:15)船倉山(11:25)〜(11:30)小コブ(12:00)〜白糸の滝分れ(12:10)〜(12:35)白糸の滝分岐(12:45)〜美術館(13:00)〜(14:10)JR前空駅 | |
ガイド | 登りの巡視路コースは「廿日市市の山々」さんのサイトの「船倉山」を参考にしました。 | |
お弁当 | 船倉山南側の小コブで食べました。(船倉山の山頂は狭いので多人数の休憩には不適です。南斜面にいくつかランチスポットあり。) | |
駐車場 | 往復とも公共の交通機関を利用しました。 | |
トイレ | JR宮内串戸駅、前空駅(いずれも水洗です) 登山口付近にはありませんでした。 | |
まとめ | 船倉山は2年前に登山計画を立てましたが、そのときは雨で流れてしまい、ようやく実現の運びとなりました。今回は長いこと山をお休みしていたHさんの復帰ハイキングなので、最も所要時間の短い巡視路コースで登りました。最近には珍しく降水確率が0%だったので、お天気を心配することなく、楽しむことができました。 |
JR宮内串戸駅で下車して、最近整備された駅前のロータリーで佐伯町方面行きのバスを待つ。バス停から山の方を眺めると、ちょうどビルの間に船倉山が覗いていて、少し北の方に歩いていくと家並みの後方に船倉山の稜線(冒頭の写真)が見える。間もなくやってきた広電バスに乗り、半目薮バス停で下車する。バスに揺られていた時間は15分くらいでした。
バスを降り進行方向に歩いていくと3分で四季が丘団地西口の信号機付き交差点がある。さらに進んで行きJOMOの倉庫の先のカーブミラーのところを左折する。 すぐに御手洗川に架かる御立橋を渡り、広い駐車場(資材置き場のような感じ)の向こうに見える林道を登っていきます。 |
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進入口はJOMOの看板が目印 | 御立橋を渡って駐車場の奥から入る |
船倉山は、「雑木林に松の混じる典型的なマツタケ山の植生だから、スギ林は無いと思います。」 と説明していたが、いきなりのスギ林だ!こりゃあ花粉症の○○さんに申し訳ないことをした。 林道を5分くらい登っていくと左手前方に送電鉄塔が見えてきた。そして左手に鋭角に折り返すような道があったので、おそらく巡視路だと思い、この道に入ったが荒れたヤブ道で通れたもんじゃない。早合点したため2〜3分のロス。諦めて間違ったところまで引き返し、改めて林道を進んでいくとスグに林道が終わる。林道終点から左手に続く巡視路に入ると71号鉄塔に着く。ここからは山頂に向けて送電線が伸びているのが見える。まだ随分あります。 |
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71号鉄塔から山頂方面の眺め |
71号鉄塔から、尾根道の急登が始まる。見晴らしは良いので、のんびりと展望を楽しみたいところだが、それどころではなく、ひたすら登っていきます。尾根から外れスギ林の谷を登っていき、再び尾根に出ると72号鉄塔に着いたので小休止。 麓には四季が丘団地が広がり、その後方には極楽寺山。今日は比較的遠望が効くので遠くの山も見える。広島南アルプスの後方には白木山系、鈴が峰の真後ろに高鉢山が見えている。その右に呉娑々宇の稜線が美しい。 |
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72号鉄塔より四季が丘を見下ろす |
72号鉄塔から目と鼻の先にある73号鉄塔を通過して、なおも急登を続けていると、北西に吉和冠山が見える。真っ白けではないので雪は少なくなっているが多少は残っているように見受けました。74号鉄塔で小休止して急登を再開! 75号鉄塔の手前で東尾根に乗ると、ようやく道が平坦になり間もなく最後の75号鉄塔に到着する。行く手にはようやく船倉山の山頂部が顔を出し、今まで見ることができなかった宮島方面の景色が左手に展開する。やれやれもう少しです。 |
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75号鉄塔付近から見上げる山頂部 |
船倉山の巻き道(鉄塔の巡視路)に出て右折すると、すぐに縦走路に出合うので、左手に鋭角に折り返えすとハイカーで賑わう船倉山に着きました。2ヵ所の分岐には案内標識が立っているので迷うようなことはありません。比較的新しい標識でした。 山頂にある展望大岩の上に立てば目の前に大パノラマが広がり、暫し展望を楽しむ。狭い山頂はお昼には不適なので、記念写真を撮ってお昼の場所を求めて南側に下っていく。狙っていた南斜面の巻き道(中電の巡視路)は既に多人数のグループによって占められているので、もう少し下って小ピークでお昼にしました。 |
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全員集合(船倉山山頂にて) |
船倉山山頂からの眺め(北西〜南の方向が見えています。素晴らしい眺めです。) |
船倉山も大勢のハイカーに知られてしまったのか、山頂で2組、お昼の最中に1組、そして白糸の滝分かれ手前で1組と、合計4組ものハイカーと出合いました。それに今では、案内標識も整備されているので、車道歩きを厭わなければ、気軽に登ることのできる山へと変身しています。 下山は白糸の滝へと下っていきます。船倉山の山頂部は、巡視路あり、林道終点から伸びている道ありで少しややこしいけど、案内標識の示す方向に忠実に従っていけば良い。まさ土の斜面を下り、沢の少し手前のT分岐で左折してシダの道を下りていきます。なお、右折して沢を渡るのが高見林道コースです。 |
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白糸の滝方面分岐 |
左手に高見コースのピークを見ながら、シダと岩の多い急峻な道を下っていきます。白糸の滝分岐から14分で送電線の下を潜る。 この頃から滝の音が聞こえてきました。さらに6分で階段の道が現れて80段くらい下っていくと舗装路に変わる。ずっと以前に造られた道のようだが、今では利用する人もいない程に寂れてしまっている。 |
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シダの道を下っていく | 階段が現れる(手前が麓側です) |
舗装路を5分ほど下っていくと沢沿いの道に行き当たります。左手の下る道は麓、右手の登っていく道が白糸の滝への道です。白糸の滝に通じる林道は落石により途中が遮断されているが、歩いて通る分には支障はない。林道終点からは白糸の滝の全貌が見えないので河原に下りてみました。最近は雨が多いので、それに伴い滝を流れ落ちる水量も比較的多く、近くで見ると豪快なイメージを抱きますネ。 さて後は下るだけです。白糸の滝から5分も下らないうちに舗装が切れて土道となる。右に堰堤を過ごすと道幅も広くなり、車の轍の跡も見られるようになってきた。白糸の滝コース往復なら、車で相当奥まで入ることが出来ると思います。清水之橋を渡り、杜の美術館のある私有地の中を抜けて下っていく。振り返ると美術館の建物の後方に船倉山の山頂部が見えています。山陽自動車道の側道を通って高見に出て、下更地から前空台住宅地の中を抜けて、ようやくJR前空台駅に着く。麓に下ってから、何回も道を間違えて皆さんにご迷惑をお掛けしました。申し訳ない。里の地図読みは尾根も谷もないので、しっくりこない! |
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白糸の滝 |
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