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山 名
竹林寺篁山(535m)
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広島県東広島市河内町
登山日 2008年10月18日(土) 快晴 篁山(入野駅より)
JR入野駅より篁山を望む
参加者 ハイキング同好会
コース JR入野駅(9時15分)〜(9:30)野菜直売所(9:35)〜(9:55)姫路滝(10:05)〜竹林寺仁王門(10:30)〜境内散策・昼食〜竹林寺仁王門(12:20)〜小野篁生誕碑(12:25)〜(12:45)竹林寺駐車場(12:50)〜車道分れ(13:25)〜(13:55)JR河内駅
お弁当 竹林寺鐘つき堂上の東屋で食べました
駐車場 往復ともJRを利用しました(車だと、野菜直売所に10台くらい停められます)
トイレ JR入野駅(手洗い水あり)、竹林寺納経所横(手洗い水あり)、竹林寺駐車場(水洗です)、JR河内駅(水洗です)
まとめ 今年5月以来のハイキング同好会山行きは、天候に恵まれて楽しい1日を過ごすことができました。竹林寺境内にはモミジやイチョウの木があるので、紅葉の時期に訪れれば、より楽しめることだろう。

最寄りの可部線安芸長束駅から、岡山行きの通勤ライナーに乗る。土曜日だから空いているかなと思っていましたが案に反して広島駅で座席はほぼ埋まったようだ。山登りの格好をした者がデンと座っているのも気が引けるので…ドア近くに立って車窓に流れる景色を楽しむ。安芸長束駅から約1時間でJR入野に着く。時間も掛かるけど、お金も案外掛かりました。


信号機付き交差点 入野駅を出て正面に走っている国道432号線の信号機付き交差点を向こう側に渡り、グリューネン入野(分譲住宅地)への取り付き道路を上がっていきます。

もったいないほどの広い歩道が設けられ、等間隔にカエデなどが植えられていて、時期は少し早いものの色づき始めた紅葉を楽しむことができる。落ち葉を見る限りでは数種類のカエデがありました。
取り付け道路
駅前の信号機付き交差点を渡る グリューネン入野の取り付け道路

野菜直売所 坂道を10分余り上っていくと広い交差点があり、右上の少し高まったところには団地が見える。そして道路を渡った先の左手にガイドブックに記載の野菜直売所があるので立ち寄ってみる。まずは大きな案内板で現在位置とこれからのルートを確認する。建物の中は精米所で、乾燥シイタケの自動販売機も設置されている。なるほど案内板にはシイタケのイラストがあるので、このあたりはシイタケの産地なんだろう。篁水という名の水汲み場もありました。

交差点付近には、郷土史研究会の「竹林寺登山道1.6km」や、河内町観光協会の「竹林寺ハイキングコース」の案内標識が設置されているので迷うことはないでしょう。野菜直売所の右手の舗装路に入り山の方に向かって進んでいきます。
野菜直売所の右手の道を入る

篁山荘 付近の田んぼは収穫が終わり、農家の人が籾の入った袋を運んでいる。長閑だ!道端には、アキノキリンソウ、コウヤボウキ、ツリガネニンジン、ヒヨドリバナ、ヨメナなどの花が見られるが、めっきり少なくなった。

天平のみちの大きな石碑の建つ篁山荘の中に入ると、土道に変わるが道幅は広く快適だ。ひろしま百山「篁山」の石碑の右側を通過する。これで百山がひとつ消し込みできるぞ!しかし残っている山もいっぱいある。
石碑
篁山荘の中へと入っていく ひろしま百山「篁山」の石碑

小野篁の生母の八千代像、梵字岩を過ごすと左手に池が見えてきた。頭上には送電線が走っており、参道の左右に巡視路が分岐する。送電線の真下を通過する頃から道が細くなり、やがて姫路滝に付いたので休憩所で小休止をとる。

ここから道が少し険しくなるが尾根に上がると再び歩き易い道になる。左手にケーブルが見えたので索道かと思ったが、山頂の竹林寺に電力を供給するための配電線だった。山頂部に近付くと道が平坦になり、右手に松ヶ嶽城跡に下る道が分岐するが、今回はパスしました。次回はいつの日やら?
姫路滝休憩所
姫路滝と休憩所

仁王門 右手から上がってきている正面参道が合流すると仁王門だ。仁王門の石段を勢いよく?駆け上がり竹林寺境内に入ると左右に池があり、その真ん中に八千代橋が架かっている。

左側の池にはコウホネの葉とヒシが浮かんでいる。ヒシをひっくり返してみると大きな実が付いているので皮を剥いて食べる。子供のころに食べた懐かしい味だ!右側の池にはスイレンとヒツジグサか?もう花が終わってしまったのでよくは判らない。
八千代橋
竹林寺仁王門の石段を上がる 八千代橋を渡って本堂へ

鐘つき堂 池のほとりから坂道を上がるとスグに鐘つき堂に着く。視野は狭いものの南側の展望があり広島空港の誘導灯の赤い橋脚が見えている。しかし霞んでいて、全体にもやっとしている感じだ。

鐘つき堂から横木の階段を50メートルほど進んでいくと阿弥陀仏像があり、その左手から雑木林の中に入り、数メートル進んでいくと山頂らしきところに行き当たり道がなくなる。数枚の記念プレートがあったので、皆さんここを山頂と認識しているんだろう。さて東屋まで戻り、ここでお昼にする。残念ながら東屋からの展望は全くありません。
鐘つき堂と東屋

今回の参加者は、Sさん夫妻、大山帰りのKさん、山歩き再開のH嬢、我が家夫婦の6名でした。少人数ながらもワイワイガヤガヤで楽しいものです。

【竹林寺】 標高535mの篁山山頂付近にある真言宗の寺院。本堂(国重要文化財)や十王堂・護摩堂(市重要文化財)、縁起絵巻(県重要文化財)などの寺宝を多数有し、由緒ある古刹の風格をただよわせています。外観は常時公開。小野篁の生誕の地と言われている。寺付近は竹林寺用倉山県立自然公園に指定されている。境内は竹林に囲まれ、春は山ツツジ・桜、夏はアジサイ・ハス、秋はイチョウ・モミジなどの樹木がある。(ひがしひろしまナビより抜粋しました)
納経所前

車道へ 下山はJR河内駅に向けて下っていく。所要時間90分+余裕15分から逆算して、105分前に仁王門の左手から舗装路に入る。

心持ち登って下ったところに小野篁生誕の地の碑が建っている。そこから「竹林寺登山線(駐車場)1km」の案内標識に従って右折して登山道を下っていく。なお、直進は上の駐車場(未確認)に出る道だと思います。
小野篁の碑
仁王門の左手から車道を下る 小野篁生誕地の碑

登山道 登山道は車が入れるほどの幅の広い道だ。概して雑木林だがヒノキも多い。途中にキッコウハグマの群落がありました。やがて横木の階段道となり、大きく右にUターンすると下の駐車場が見えてきた。ここは車道が十字に交差していて、その一角にトイレの併設された駐車場(15台くらい駐車できる)がある。

駐車場の右側の細い舗装路を下っていく。新しい道が出来たので、この道は今では殆ど利用されていないのだろう。全く車と出合いませんでした。
下の駐車場
快適な登山道を下っていく 下の駐車場に下りる

細い車道を下っていくと新しい車道の下を潜る。火の谷川の左岸を下っていくと河内駅3kmの案内標識があった。あと3kmで残された時間は45分しかない。こりゃあのんびりしすぎだ。皆に急ぐように号令をかけて車道を一目散に下っていく。堰堤を過ごし道が左に急カーブしているところから近道に入る。

土道を下っていくと5分余りで民家が見えてきて、沼田川まで、これまた一気に駆け下りていく。川の手前で右折する予定だったが、勢い余って橋を渡ってしまったので県道に出て、横断歩道のあるところからJRの線路の下を潜って国道432号線に出て農協会館前信号を右折してJR河内駅に辿り着く。結果的には設定どおりの時間で下山できました。皆さんご苦労さまでした。河内駅側からのルートは少しややこしいので、拡大mapを用意しておいた方が無難だと思います。
近道に入る
急カーブのところから近道に入る

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