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山 名
石鎚山(1982m)      【石鎚山ロープウェイ鰍フサイト】 愛媛県西条市
登山日 2008年9月20日(土) 晴れ後ガス 石鎚山(成就社より)
成就社の屋根越しに仰ぐ石鎚山
参加者 夫婦
コース 登り:ロープウェイ山麓下谷駅(8時40分)〜同山頂成就駅(8:50)〜(9:15)成就社(9:20)〜八丁(9:35)〜(10:20)前社ヶ森休憩小屋(10:30)〜夜明かし峠(10:45)〜(11:05)一の鎖上部(11:10)〜土小屋コース合流(11:15)〜(11:50)弥山山頂
下り:弥山山頂(12:40)〜一の鎖上部(13:10)〜(13:30)夜明かし峠(13:35)〜前社ヶ森小屋(13:50)〜(14:30)八丁(14:35)〜成就社(14:55)〜山頂成就駅(15:20)〜(15:30)同山麓下谷駅
お弁当 弥山山頂(他の場所での食事はお薦めできません)
駐車場 ロープウェイ入口階段反対側にある駐車場(台数を気にする必要はありません) 駐車料金は周辺を含め500円統一でした。
トイレ 駐車場、ロープウェイ山麓下谷駅・山頂成就駅、成就社、弥山山頂小屋にあります。
この他には、八丁の50m先と三の鎖取り付きのところに仮設トイレがあります。
まとめ 当初計画していた7月中旬は天候不良で流れ、次の8月下旬も同様に流れ、とうとう9月になってしまった。さすがに亜高山の秋の訪れは早く、夏の花は殆ど見ることはできませんでした。迷走台風13号が東に去り、台風一過の秋晴れを期待して登りました。

広島市内の自宅を午前5時に出て、途中、しまなみ海道井口島の道の駅で朝食休憩をとり、今治市に入ったのが7時過ぎ。時間短縮のため利用した今治小松自動車道の東予丹原IC付近で前方に石鎚山が見えてきた。途中弁当を調達したり、給油したりで、多少時間をロスしたので、麓の下谷には予定より少し遅れて8時15分に着く。


京屋旅館 「ロープウェイ入口」と書かれた横断幕の道路左側にあるの駐車場に駐車して、道路反対側の階段を上っていく。乗り場に至るまでの道沿いには観光土産物売り場の店が軒を連ねているが、何れの店もシャッターを降ろしている。今は観光シーズンの谷間、収入が期待できないんだろう。

ロープウェイの料金は往復1900円で、チト高いが麓から歩いて登るだけの体力も時間もないのでやむを得ない。山頂駅まで約8分だが、ぐんぐん高度が上がっていく。それだけ傾斜のあるということだ。半ばまで上がっていくと後方右手に瓶ヶ森が見えてきた。山頂部の広大なササ原もはっきり見える。時間にして僅か8分で標高450mの山麓駅から標高1300mの山頂駅まで空間移動です。山頂駅のスグ上に展望台があり、そこからも石鎚山系の山並みを見ることができる。
駐車場とロープウェイ乗り場入口

山頂駅からの眺め
ロープウェイ山頂成就駅の駅舎を出たところからの眺め(この景色は下山時には見ることができなかった。ガスで真っ白けだった。)

ハガクレツリフネ 山頂成就駅から成就社までは、車が通れるほどの広い道幅の土道が続く。花を観察しながらブナ・ミズナラが主の広葉樹の森をのんびりと上がっていきます。道ばたに、中国地方ではお目にかかることがないハガクレツリフネが途切れることなく咲いている。他には、アケボノソウナギナタコウジュノリウツギミゾソバヤマシロギクの花が咲いていた。

成就社に着くと先ずは、大鳥居を潜り正面の本堂にお参りし、神門を潜って修験道へと分け入る。
神門
ハガクレツリフネソウ 登山口となる成就社の神門

大ブナ 登山道は八丁坂の下りから始まる。いきなりの下りはあまり経験がない。強いて挙げれば芸北・雲月山の時計回りコースだろうか!鞍部の八丁までは約1kmの道のりで100mしか下らないので概して緩やかな下りだ。平均斜度は三角関数を使えば簡単に求められる。電卓が手元にあれば計算してみて下さい。

背の低い樹はほとんどがシロモジだ。この山にはシロモジが多い。葉に特徴があるので簡単に見分けられます。西の空に浮かぶ下弦の月を見ながら、同じロープウェイに乗っていた人たちを追い越したり、追い抜かれたりしながら、のんびりと下っていくと八丁に着く。

山頂を仰ぐ 八丁からは登りが続く。しかも自分の嫌いな階段の登りの連続だ。石鎚山のように登る人が多い山は、手を加えない自然の登山道だと直ぐに荒れてしまうのだろう。だから階段も致し方なしか!

八丁から20分で「頂上へ2000m」の標識を通過する。それから7分後に、再び「頂上へ2000m」の標識があった。これは一体何ぞや?標識の形が違うので所轄が異なるのか?
あと2000m
石鎚山頂(八丁の少し先より) あと2000mの標柱が建つ

八丁から40分余りで試し鎖の分岐に着く。この鎖を登れば前社ヶ森のピークに立つことが出来るが、反対側へ下らなければならないので、今回はパスして前社ヶ森を左から巻いて休憩小屋の前に出る。振り返ると前社ヶ森のピークに2名の外人さんがいて、試し鎖の下りにチャレンジしようとしている。休憩小屋からは瓶ヶ森が見えているが半分くらいは雲に隠れてしまった。

ここまでに見かけた花は、アキノキリンソウ、草臥れたオトギリソウ、ハナヤクシソウ、ヒヨドリバナ、ママコナ、リンドウで、休憩小屋の手前の斜面は日当たりが良く、終わりかけのオオマルバノテンニンソウ(ミカエリソウの変種)、花後のトウバナ、ヤマハッカ(ミヤマヒキオコシか?確認不足)が群生していて思わず足が止まる。
前社ヶ森のピーク
試し鎖のある前社ヶ森(標高1592m)

夜明かし峠からの眺め 前社ヶ森からも階段が続きます。ピークを右から巻いて登っていくと夜明かし峠が見えてきた。実は、この付近から正面に見える筈の石鎚天狗岳の大岩壁を期待して登ってきたんだが…生憎ガスが出てきて、その姿を見ることはできない。正面に一の鎖のある小ピークと一の鎖小屋が確認できるくらいで、その真上にある筈の鳥居や二の鎖小屋、三の鎖小屋が完全にガスの中だ。5分くらいガスの途切れるのを待ったが、次から次へと吹き上げてくるガスを見ていると状況は良くなりそうもない。諦めて前進する。

夜明かし峠付近は日当たりがよく、オトギリソウ、ホソバノヤマハハコ、ダイコンソウのような花、ミヤマノダケ、リンドウなどの花が咲いている。メタカラコウは完全に終わっている。
夜明かし峠付近からの眺め

一の鎖 夜明かし峠から緩い坂をダラダラと登っていくと一の鎖に着く。昨日降ったと思われる雨で岩の表面が濡れていてとても危険だ。慎重に登る。一の鎖はほんの僅かの距離だが息が上がった。鎖場を抜けたところで小休止して息を整える。

眼下には成就社が見えている。ずいぶん登ってきたことが実感できます。
成就社
一の鎖(33メートル)に取りつく 一の鎖上部より成就社を見下ろす

二の鎖小屋 さらに登っていくと鳥居のところで左手から土小屋コースが合流してくる。その先に二の鎖小屋と二の鎖がある。しかし今日はコンディションが悪いので二の鎖、三の鎖ともにパスして迂回路を登っていきました。迂回路も険しく、鉄製の階段は真ん中に手摺があるものの谷側には手摺りが付いていないので、うっかり足を滑らせると…大変なことになってしまいます。左側通行だから下りのときはご用心を。

険阻な迂回路には、アカバナ(開花してないので種類は不明)、シラヒゲソウダイモンジソウミヤマタニソバミヤマトウヒレンの花が咲いていて目を楽しませてくれる。山頂の日当たりのよいところにオタカラコウとミソガワソウが咲いていました。
鳥居と二の鎖小屋が見える

山頂部に着くと、いきなり二の森の雄姿が飛び込んでくる。最高の景色だ!西斜面のササ原の中には、ニノ森方面への縦走路と面河コースがはっきりと見て取れる。頂上山荘の南側から回り込むとハイカーで溢れかえっている山頂広場だ。そして目の前には天狗岳が近い。石鎚山系の北側半分はガスで何も見えず、先ほどまで見えていた瓶ヶ森もガスの中だ。南側はOK!遠望が効くが、如何せん四国の山は全くといっていいほど名前が判らない。

階段登りですっかり草臥れてしまったので、天狗岳に登るのは次回のお楽しみにして、広場の片隅で南に広がるパノラマを肴にお昼をとりました。
天狗岳
天狗岳をバックに

弥山からの眺め
弥山山頂から西側の眺め(二の森は頂にずっと雲がかかっていたが少しの間だけ完全に雲がとれた。)

人・人・人 下りはピストン。あれほどしんどかった階段もスイスイ下れる。面河分れ付近で17キログラムの荷物を背負って登ってくるスリムで綺麗な若い女性のポッカさんとすれ違う。「私には少し重すぎるんです」とのこと。自分の若い頃の山行き装備くらいの重量だ。そのくらい重い荷物を背負うと足を踏み出すのもしんどいものだが…やはり若さなのか!

その後も、続々と登ってくるハイカーとすれ違う。皆さん山頂小屋泊まりなんだろうか?下山後に麓の温泉で汗を流し帰途につく。やはり階段はきつい。3日経った今でも筋肉痛が消えません。

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