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山 名 |
石城山(360m) 石城山の紹介(光市役所大和支所の公式サイト) | 山口県光市(旧大和町) |
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登山日 | 2008年8月30日(土) 曇のち晴れ |
旧大和町源城地区から望む石城山
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参加者 | 単独 | |
コース | 伊賀登山口(9時50分)〜三鍛冶屋ルート合流(10:20)〜山頂部遊歩道出合(10:30)〜(10:35)休憩所(10:45)〜西水門〜北水門〜北門(11:05)〜高日神社(11:25)〜駐車場(11:35)〜電波塔群往復〜石城神社(11:50)〜(12:20)三鍛冶屋登山口 | |
お弁当 | 午前中ハイキングのためありません。候補としては休憩所、高日神社が挙げられます。 | |
駐車場 | 今回は送迎付き。なお、駐車場所に困ることはありません。 | |
トイレ | 山頂駐車場(簡易水洗できれいです) | |
まとめ | 光市の実家に帰らなければならない用事が出来たので、実家に立ち寄る前に単独で古里の山に登ってきました。山頂部の遊歩道から母校の中学校が見えました。いや〜ぁ懐かしいですね。一瞬ですが何十年か前(詳しい年数は内緒)にタイムスリップしちゃいました。 |
周東町中山から峠を越えて旧大和町塩田に抜ける。昔のままの狭い道だ!対向車が来ないことを願いながら一気に走り抜ける。太古のロマン神籠石(こうごいし)で有名な石城山は、山頂まで車道が上がっていて乗用車を使えば簡単・気軽に登ることのできる山であるが、もちろん自分は麓から歩くことにして伊賀登山口まで送ってもらいました。
登りに使った伊賀コースの登山口は、三国志資料館「石城の里・三国志城」の100m先にあります。光市近辺の地理に不案内の方は、三国志城の案内も参考にすれば現地まで容易に辿り着けると思います。三国志城には売店も併設されていて、「石城山史跡図」などのパンフレットが置いてあるので参考にしたら良いでしょう。なお、三国志城のサイトは
こちら からお入り下さい。 早朝に雨が降ったので写真でも判るように少し霞んでいます。今日はジョギングシューズなんだが足元は大丈夫だろうか?少し心配。大きな案内標識の手前から山道へと入っていきます。 |
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案内標識の立つ伊賀登山口 |
畑地を抜け雑木林の中の道をジグザグに登っていく。どこの里山でも見受けられる光景だが、雑木林に竹が侵食し入り込んでしまっている。そのうち竹林に変わっていくのか!登山道はジグザグに付いていて、道幅も広く歩き易い。登山口から15分で左手に「喧嘩石」を見る。高度が上がると傾斜は緩く道幅は広くなってきた。 難点を挙げれば、第一にクモの巣が多いことだ。5メートル置きくらいにクモが巣を張っていて、竹の枝で巣を払いながら進んでいかなければならないので時間がかかる。第二にやぶ蚊が多いことだ。メモを取るためにほんの少し立ち止まった途端に寄ってきて、油断をしていると刺されてしまう。下山後に刺されたヵ所を数えてみると10ヵ所くらいだった。フマキラーの「どこでもベープ」を携行していたが、やぶ蚊に対しては効き目がない。 |
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竹の侵食が目立つ登山道 |
登山口から30分で右手から三鍛冶屋コースが合流してくる。小さな祠があるところだ。この辺りからミヤマウズラの可愛い花が目につくようになってきた。それに登山口付近で見かけたヤブミョウガも群生している。遠目に見ると花はギンバイソウのようなイメージだが近寄ってみると案外複雑な造りをしている。 山頂まで400m標識のところで左の道をとり平坦な道を進んでいくと、山頂部周回遊歩道の一角に着く。今回は時計回りに進んでいくことにし、左手の西水門方面の道に入っていく。なお右手の少し登っている道は石城神社を経て車道終点方面への道です。 |
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ここから山頂部遊歩道となる |
遊歩道に入り5分で休憩所がある。ここから母校の大和中学校が見える。懐かしい!体育館の手前にあるグランドは角度の関係で見えていない。昔からある校舎の北側に新しい建物が見えるが何だろうか? 木の間越しにではあるが、光の海〜下松の茶臼山〜虎ヶ岳に至る稜線や熊毛烏帽子岳がきれいに見えている。高塔山、玖珂の蓮華山や塔ヶ森、岩国の高照寺山も見えているぞ。 |
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休憩所(木の間越しの展望あり) | 母校の大和中学校 |
休憩所から、下松の茶臼山〜虎ヶ岳の稜線を望む | 休憩所から、熊毛烏帽子岳の大きな山塊を望む |
休憩所から尾根道を登っていけば三角点峰に到達することができるのだが、失念してしまっていて、西水門に向けて遊歩道を下っていく。展望所では見通しの悪かった北方面が開け、玖珂の蓮華山や天登山がきれいに見えてきだした。 西水門は三段構えの石垣になっていて圧倒されそうだ。明るい日差しがありキンミズヒキとアキノタムラソウの花が水門の前の遊歩道を覆い尽くしている。西水門を過ぎると大きな 案内パネル があり、現在位置を確認することができる。 |
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快適な遊歩道が続く |
北水門が見えてきた。だが一体遊歩道はどこに?北水門に下る階段は夏草に覆われていて足元が不安だ。長いヤツに気をつけながら進んでいく。北水門が一番標高が低いところのようだ。北水門を過ぎたところから登りになります。すぐに明瞭な遊歩道に変わると、ミヤマウズラの花が点々と咲いているのが目につくようになりました。 北門を過ごし横木の階段を登っていくと展望地があり、北から東にかけて切り開かれていて、玖珂の蓮華山〜岩国の高照寺山〜由宇の銭壷山〜柳井の三ヶ岳・琴石山が見えました。展望はないようで、結構あるように思います。ただし大パノラマが展開するようなことはありません。 |
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夏草がびっしりの北水門 |
展望地からの眺め(昔は狭かった塩田地区の奥の方の道は一直線の素晴らしい道に変身を遂げている) |
東水門の先の案内パネルのあるところから折り返し気味に西に向かう。石城山は5つのピークから成り、その中の最高峰である高日ヶ峯に登ってみる。高日神社のある山頂からは、柳井市方面の展望があり、琴石山の尖峰がひときわ目立っている。 神社の裏からは木の間越しに北北西方面が見えている。冬になれば眺めが少しは良くなる…ことはありえない。何故なら石城山は全山常緑樹なので樹木が落葉することはないのだ。 |
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高日ヶ峯(高日神社)から望む琴石山 | 高日ヶ峯山頂に建つ高日神社 |
高日ヶ峰を下り、右手に数々の神社を過ごし遊歩道を西へと進んでいくと車道に飛び出す。飛び出したところの広場からは南に平生湾が輝き、湾内には馬島や牛島が浮かんでいる。南南東に風力発電用の風車が立ち並ぶ大星山がひときわ大きく見え、その後方の山は皇座山だろう。南南西には祝島がのったりと横たわっている。 車道終点の先は駐車場広場になっていて、さらにその先には石城山キャンプ場があります。子どもの頃、ここでキャンプをしたことが懐かしく思い出されます。 |
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車道終点と駐車場広場 | 緑の濃いキャンプ場 |
車道終点からの眺め(大星山の向こう側に上関半島が伸び、その付け根から長島が祝島の方向へとつづく) |
仁王門の左手から鶴ヶ峰に登ってみた。山頂にはセルラー・KRY・NHK・TYSの電波塔が林立しているが、展望は全くありませんでした。期待外れ! 茅葺き屋根の仁王門を潜り、石城神社の境内に入る。北水門への遊歩道を右に過ごし進んでいくと3分で石城神社に着く。残念ながら石城神社の記憶はありませんでした。 |
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石城神社に通じる仁王門 | 国指定重要文化財 「石城神社」 |
下山は遊歩道の西の外れから登ってきた道を下り、祠のところの分岐を左折して三鍛冶屋コースに入る。こちらもクモの巣が多い。伊賀コースよりはるかに多いように感じた。登山道は整備されているものの、中腹から麓までは登山道がコンクリートで固められているので、雨後の悪条件と相まって、滑る・滑るで難儀をした。 狛犬のいる石柱の間を抜けて下っていくと県道に出た。県道沿いには指導標も確認できなかったので登山口がわかり難いかもしれない。要は県道を走りながら、山側を注視して、県道路面より少し高い位置にある石柱を見つければよい。どうしても判らなければ三国志城まで…必ず親切丁寧に教えてもらえます。 |
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石柱が目印の三鍛冶屋登山口 |
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