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山 名 |
高山城跡(190m) | 新高山城跡(198m) | 広島県三原市 |
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登山日 | 2008年7月19日(土) 晴のち曇り |
JR本郷駅南より望む山城の山
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参加者 | 夫婦 下の娘 | ||
コース | 登山口〜三角点まで20分 | 登山口〜本丸跡まで25分 | |
お弁当 | イワオ丸跡の岩の上 | 本丸跡(相当広いので多人数OK) | |
駐車場 | 住宅地なのでお薦めの場所はありません。何とか見つけました。 | 大手道登山口の70m北に専用駐車場あり。10台くらい停められます | |
トイレ | 登山口付近にはありません。JR本郷駅が近くです。 | 鐘の段手前に仮設トイレあり。きれいです。手洗い水ありません。 | |
まとめ | 今日は地方遠征の計画を立てていましたが天候の関係で延期しました。では…歴史好きの娘の提案で三原市の高山城跡を訪ねてみることにし、水だけ用意して気軽な気持ちで出かけました。お昼は城跡探訪が済んでから竹原市内で食べる。 |
山陽自動車道本郷ICの前の道を走り、県道33号線を南下していくと沼田(ぬた)川の左右に対峙するように低い山が見えてきた、左手の山(高山)の中腹には小屋のような建物が見える。JR本郷駅付近まで行き、本郷小学校の西側の道を登って住宅地へと入っていきます。
住宅街に入り「本郷地所(黄緑色の看板が目印)」のところで右折して坂道を登っていき、道が直角に左に折れるところから細い道を登っていきます。右手に天理教の立派な建物のあるところです。山の方に延びる舗装路を登ってます。 ここまで指導標は一切ありませんでした。進入口付近でウロウロした挙句、通りかかった地元の方に登山口を教えてもらったので助かりました。この後で登った新高山城跡の方が立派な案内板が随所に設置されいてたのに比べると、何たる違いか!違いが歴然すぎる!あまり言うと三原市に迷惑が掛かってはいけないので、この程度で。 |
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高山(城跡)への進入口 |
進入口から坂道を登り、右手に精密工場の建物を過ごす。この先に墓所があり、ここから土道の登山道が始まる。竹ヤブを抜け見晴らしの良い岩の多い道を登っていくと尾根に出る。登山道はほぼ尾根沿いに付けられており、進入口から15分くらいで廓跡のある山頂部山城跡に到着する。 【高山城】小早川初代土肥実平が源頼朝の命により本郷の地を統括。その後四代茂平が高山に本城を築く。西暦1551年小早川隆景が17代当主として高山城に入城する。そして翌1552年に新高山城を修築して本拠とした。 |
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岩の多い登山道 |
大岩テラスのイワオ丸からは眼下に本郷の町が広がっています。本郷小学校の広い校庭が目に付く。夏の甲子園広島地区大会で活躍中の「総合技術高校」も本郷駅の左に見える。 その後方に200〜300m級のでこぼこした山並みが東西方向に延びている。稜線の間には瀬戸内海の島も見えているが、どれがどの島なのか全くわかりません。 |
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イワオ丸から本郷の町を望む | 大岩テラスのイワオ丸 |
三角点はイワオ丸の次のピークにあり、紅白の測量用ポールが立っているだけで、人はあまり訪れていないようです。展望もなく隣の新高山城は木の間越し何とか見えるくらいでした。 三角点とイワオ丸の間に枝道があったので、もしや本丸跡に通じている道かなと思って下っていくものの、道はどんどん下っており、足下の夏草の勢いも増してきたので諦めて引き返す。この道は沼田川の方からの登山道だと思います。 |
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測量用ポールの立つ三角点 |
イワオ丸まで戻り、案内標識に従って本丸方面に下っていきます。山頂部は英字のHを斜めにしたような複雑な形を成しており、本丸は北側尾根の右端にある。足場の悪い斜面を下っていくと馬場跡に下りる。竹のトンネルを抜けると本丸や北の丸に通じる良い道があったが、パスして(実は標識を読み違えて馬場跡付近が本丸跡だと勘違いしていた)下ってきたのとは違う道を登っていくとイワオ丸東側の廓跡に出る。 下山は尾根道の途中から西側に折り返し、古びた観音堂跡地のところから雑木林を南東方向にジグザグに下っていくと、墓所の少し上に出た。そこから登ってきた道を逆に下っていき下山完了。 |
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竹のトンネルの向こうが馬場跡 |
●●● 次は、新高山登山口まで車で移動します。移動時間は約10分です。●●●
沼田川を渡り右岸沿いの細い道を遡っていくと厭でも、「新高山城跡登山道」の大きな案内板が目に付く。さて駐車する場所は…と車を走らせていると登山口から70mほど北に進んだところに専用の駐車場がある。暑い日にもかかわらず既に2台の車が駐車中! この、くそ暑い日に山城探訪とは、自分たち以外にも物好きは居るもんだ。登山口から細い路地(車は進入できません)に入り山の方に歩いていくと、すぐに右手に荒神社を過ごす。 |
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新高山城跡の登山口 |
砂防堰堤の手前で左に曲り細いコンクリート道を50mほど上っていくと、大きな案内プレートが設置してある取り付きに着く。ここから土道に変わり、さらに50m上っていくと、「新高山城跡」の説明板があるので予習しておこう。 登山道は手入れが行き届いており快適だ。谷を右に渡ると間もなく鐘の段分岐に着く。鐘の段の方に100m進んでいくと明るい広場がある。今はモミジも緑一色だが紅葉の時期は奇麗だろう。トイレもあるので紅葉狩り宴会が出来そうだ。 |
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山道への取り付き | 鐘の段手前のモミジ広場 |
鐘の段分岐から、登山道を2分ほど登ると尾根に出る。そこは匡真寺(きょうしんじ)の建物があったところで、大きな説明板が設置されています。 さらに尾根道をジグザグに登っていく。樹木の背丈が低いので日差しが照りつけて暑い!我慢して登っていくと平坦な中の丸。反対の北側からは船木からの登山道が上がってきている。 |
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匡真寺跡に立つ説明板 | 平坦な中の丸跡 |
中の丸から手造り階段を登ると、だだっ広い本丸跡。ここは展望がないので、そのまま直進していくと尾根突端に出る。そこは手水鉢のある東の丸で、西側こそ自身に邪魔されるが、北西の広島空港〜東の高山城跡〜本郷の町並み〜竹原方面と270度を誇る。 これなら周囲から敵が迫ってきても容易に発見できるだろう。なるほど天然の要塞だ!小早川がこの山に山城を移したのもうなずける。そこに設置してある再生機のボタンを押すとレコーダーから高山城跡の説明が流れてくる。歴史や山城好きの娘は何回も繰り返し聞いている。暑いけぇ早ぅ下りようやぁ〜 |
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広い本丸跡 |
新高山城跡東の丸から望む本郷の町と、それを取り巻く周囲の山並み |
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