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山 名 |
弥山(535m) | 広島県廿日市市宮島町 |
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登山日 | 2008年1月5日(土) 晴れ |
連絡船からの弥山
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参加者 | 夫婦 | |
コース | 登り:包ヶ浦自然歩道(10時30分)〜博打尾(10:45)〜包ヶ浦分岐(10:55)〜稜線に出る(11:05)〜かや谷駅(11:35)〜(11:50)獅子岩駅(12:05)〜(12:30)弥山 下り:弥山(13:15)〜仁王門(13:30)〜(13:50)奥の院(13:55)〜青海苔浦分岐(14:10)〜前峠(14:30)〜(15:10)大元公園登山口 |
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お弁当 | 弥山山頂で食べました。(風の当たらない好条件の場所を探すのに苦労しました) | |
駐車場 | 宮島口連絡船乗り場付近の有料駐車場(どこも1000円/日です) | |
トイレ | 獅子岩駅、弥山山頂展望台、本堂の西側にあります。詳しくは連絡船乗り場に置いてある「みやじま自然散策マップ」をご覧下さい。 | |
まとめ | 雪に見舞われた正月3ヶ日とは打って変わって小春日和のような穏やかな週末になり、お出かけ気分が膨らんできました。よっしゃ予定どおり宮島に初詣に行こう!愛用のデジカメが故障でドック入りしたので、今回は予備の旧式のデジカメ(乾電池式)を初めて使ってみましたが、何とかなるものですネ。 |
松の内の連絡船は宮島に初詣に出かける人で超満員!デッキに設けられた椅子も全て塞がっているような状況です。船が宮島桟橋に着いてもすぐには下船することもできないくらいでした。まずは厳島神社近くの神社などにお参りして、それから紅葉谷に向かいます。
もみぢ茶屋を左に過ごし、赤い紅葉谷橋を渡ると車道に出るので、左折して50mほど下っていくと、右手に包ヶ浦自然歩道の案内標識があります。ここから博打尾コースに入ります。 コンクリート製の疑似階段が続く道を7分ほど登るとベンチがあるので衣類調節を兼ねて小休止する。高度はそれほど上がっていないのに眺めは良く弥山〜駒ヶ林〜前峠山が並んで見えています。 |
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包ヶ浦自然歩道入口 | 最初のベンチから弥山を見上げる |
快適な尾根道を登っていくと博打尾に着く。案内板が設置されているので、そこが博打尾だと判るが、何の変哲もないので、うっかり通り過ぎてしまいそうだ。そこから10分で包ヶ浦分岐だが、ここもうっかりしていると包ヶ浦の方に下ってしまいそうだ。注意! やがて道の真ん中にある石柱のところで登山道は二手に分かれるが無難な右手のトラバース道を登っていくと稜線に出る。東側の展望が素晴らしく、瀬戸の海にはカキ筏がたくさん浮かび、包ヶ浦公園も眼下に見える。 |
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包ヶ浦分岐は右の道へ | 稜線に出ると眼下に包ヶ浦公園 |
シダの道を登っていき、かや谷ピークの手前に差し掛かると正面に弥山が近くなり、紅葉谷を行き交うロープウェイが下の方に見えている。 かや谷ピークを左から巻いて、雨でえぐれて深い溝のようになった登山道を下っていくと、ロープウェイのかや谷駅のところに出る。駅の下を潜って向こう側に出て目の前の斜面を登り返します。この駅でロープウェイを乗り継ぐ仕組みで、乗り継ぎ待ちのゴンドラの中にも観光客がぎゅうぎゅうだ。 |
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かや谷ピーク手前から弥山を望む | かや谷駅の下を潜る |
登りきったところの痩せ尾根が自然の展望台になっていて、左右両方向の景色が欲しいままです。この展望を肴にして団体さんが昼食休憩中でした。快適な尾根道を南下していくと獅子岩駅北側のコブに出ました。獅子岩展望台で展望を楽しもうと思っていましたが、気温が上がっているので霞んでいて視界は良いとは言えません。 時刻は正午。係員がサルの群れに餌をやっている。その係員の手が空くのを待って、以前から気になっていた「獅子岩駅の光」について尋ねてみると、それは「ロープウェイ点検用の光源のうちの一基」であることが判明した。実は安佐南区の自宅から弥山の方向に緑色の光が見えていたのが、ずっと気になっていたのです。これにて一件落着! |
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獅子岩展望台にて |
ロープウェイを降りた観光客に交じって弥山に向かう登山道を登っていく。正月に降った雪は殆ど融けてしまったが、道は相当ぬかるんでいる。にもかかわらず着物姿の女性もチラホラ。大丈夫かな〜ぁ?弥山本堂にお参りして山頂に向かう。予想どおり山頂部はハイカーでごった返していて、お昼の場所を探すのに一苦労しました。 思いのほか北側の視界は良くて、大野権現山の真後ろに吉和冠山がはっきりと見えている。羅漢山〜鬼ヶ城山〜右谷山の間にある真っ白けの山は小五郎山や安蔵寺山だろう。 |
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弥山山頂(駒ヶ林をバックに) |
下山は干満岩や大日堂のある方の道を下って仁王門へと向かう。基礎の部分だけの姿の仁王門、再建の道は開かれていないのだろうか?ずっと今の姿のままのような気がする。 仁王門跡地の先で左折して右手に焼山を見ながら下っていく。仁王門から南は観光客の行き交いは少なく、ハイカーでもあまり足を踏み入れない領域だから、人の姿を見かけるとホッとします。この日に仁王門から先で出会ったのは僅かに2名でした。左手に御山神社への道を過ごし、どんどん下っていくと多々良林道の終点に出ました。 |
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仁王門跡(奥側が弥山本堂) |
多々良林道の終点から、さらに林道を5分ほど下っていくと奥の院の案内があるので、左折して遊歩道に入り100m進むと静かな佇まいの中にある奥の院に着く。ここで本日最後の参拝。 奥の院からは焼山、駒ヶ林、弥山を見ることができるが、いつもと違う角度からなので何か変な感じ!来た道の左手にある太い道を下っていくと多々良林道に戻ってきました。 |
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奥の院から望む駒ヶ林 | 奥の院から多々良林道に戻る |
多々良林道を1kmほど下っていくと左側に案内標識が見えてきた。左折は「高安ヶ原を経て青海苔浦」の案内がある。 この案内標識の林道反対側に1本の杉の木があり、その右手から沢に下りていく。杉の小枝に「前峠山40分、焼山40分、駒ヶ林60分」と書かれた羽子板くらいの大きさの案内プレートが掛けてあるのが心強い。目指す前峠の位置も確認することができます。 |
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青海苔浦分岐(岩船岳への道) | 分岐標識の反対側から沢に下りる |
沢を右岸に渡り、シダの生い茂る斜面に付けられた踏み跡を前峠に向けて登っていく。10分弱で樹林の中へと入り、明瞭な道を5分ほど登っていくと前峠に着きました。右は焼山・駒ヶ林方面で、直進の下っていく道に誘惑されそうだが、ここは左に進んでいく。倒木の多い道を我慢して進んでいくと前峠から1〜2分で前峠乗越(赤テープや丁寧に書かれた案内プレートがあります)に着くので、右折して大元公園に向けて下っていきます。 すぐに倒木地帯に出合い、何本もの倒木が道を塞いでいるので、谷側に迂回して倒木地帯を抜ける。それから先も倒木でルートが微妙に変わっているところがあります。登山道として公に認知されていない道なので整備が行き届いていないのだろう。 |
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前峠(進む方向に注意!) |
やがて道幅が広くなってくると間もなく大元公園の旧道(大元川の左岸の道)登山口に出てくる。宮島鳥獣保護区の案内板が設置されているところです。立派なモミの原生林を抜けると桜の木(もちろん今は落葉して裸ん坊です)が多い。そう、桜の名所です。 帰りはいつもの岩村屋でもみじ饅頭を買い求める。満員の連絡船を下りて駐車場まで戻ってくると、そこには幾枚ものチケットが風に吹かれて舞っている。見れば宮島ボートの外れ券!外れて悔しい気持ちは判らないこともないが、ゴミをまき散らすのは止めていただきたいものです。日本三景・世界文化遺産の宮島の玄関口だけに恥ずかしい・・・です。 |
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大元公園の旧道登山口 |
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