HOME 戻る
山 名
天応・烏帽子岩山(400m)
工程図を見る
広島県呉市
登山日 2007年10月6日(土) 快晴 烏帽子岩山(天応弥生町より)
天応弥生町から見上げる烏帽子岩山
参加者 ハイキング同好会
コース 登り:JR天応駅(9時45分)〜墓所登山口(9:57)〜(10:10)展望岩(10:20)〜(10:50)ドン亀岩(11:15)〜(11:25)烏帽子岩山 所要時間1時間40分
下り:烏帽子岩山(12:45)〜茶臼山分れ(13:05)〜車道三差路(13:15)〜鳴滝(13:25)〜中国自然歩道入口(13:35)〜高架下(14:00)〜(14:20)JR吉浦駅 所要時間1時間35分
お弁当 烏帽子岩山の山頂で食べました(他に適したところはありません)
駐車場 JRを利用しました
トイレ JR天応駅(水洗です)、JR吉浦駅
まとめ 今日は雲ひとつない秋晴れの絶好の天気です。降水確率も0%と久々に雨が絶対に降らないという予報、しかも空気が澄んでいて見通しが良い。山歩きにとってこんな好条件の日は滅多にあるものではありません。思いっきり楽しみました。

 広島駅で呉線に乗り換える。10月に入ったとはいえ日差しが強くブラインドを降ろしている座席が多いので周りの景色はあまり見えないが、坂駅を過ぎると海田湾が広がり海に浮かぶ似島の安芸の小富士や江田島の古鷹山が見えてくる。


魚屋の角を曲がる 天応駅で下車して駅前の道を呉方面に向かいます。2分くらいで川(と言っても川底がコンクリートで固められていて水も流れていないので川のようには見えないが…)の手前を山の方に曲がります。大きな住居案内板があるところです。

正面に烏帽子岩を見ながら狭い路地を川沿いに登っていき、小さな橋を渡り次の十字路を左折して山の方に向かう。このように書くと一見ややこしそうに思えるが路地が入り組んでいるだけで、山の方に向かっていけば大丈夫です。
魚屋の角を左に曲がる

クレアラインの下を潜ったところ クレアライン(自動車専用道路)にぶつかるので、右手に見えるトンネルを潜り反対側に出て左折して側道に上がります。カーブミラーの支柱に「烏帽子岩登山口」の案内板が取り付けてあるところから、狭い道をさらに山の方に向けて登っていくと左手に墓所があり、その手前の広場が登山口です。ここまでJR天応駅から12分。

道なりに山の方に登っていくと生活道は登山道へと変わってくる。谷道と尾根道の分岐は右手の尾根道をとると明確な尾根道となり、正面に烏帽子岩を見ながら尾根道を登っていくと展望岩に着く。ここまで登山口から13分。展望岩からは江田島がきれいに見えている。
クレアラインの下を潜り山側に出る

展望岩からの眺め
展望岩からの眺め。旧・分県登山ガイド「33・広島県の山」の裏表紙に同じ風景が載っています。

巻き道へ 展望岩からは烏帽子岩を登っていきます。10分くらい登ると赤と黄色のテープのぶら下がった松の木があり、一般の登山者はそこから巻き道に入り烏帽子岩の右側に回り込みます。

烏帽子岩と黒ナメラ岩の間の谷に出て、谷沿いに付けられた少し急峻な道を登る。でも滑らないように注意して登れば危険なことはありません。万が一滑っても、滑落といったような事態に陥ることはありませんのでご安心を!
谷を登る
松の木のところから巻き道へ 烏帽子岩と黒ナメラの間の谷を登る

烏帽子岩の先端部 烏帽子岩山の先端部と同じくらいの高さまで登ってくると、目の前にドン亀岩が現われる。二つの大きな岩と一つの小さい岩が合わさって出来た高さ2.5mくらいの岩塊で上面が平らになっています。そして岩の上部から垂れ下がっているロープを掴んで苦労して岩の上に上がると、そこには素晴らしい展望が待っている。

岩の間を飛び越えて一番奥の小さな岩の上に立つと鳥になった気分です。爽〜快〜で〜す。ただし高所恐怖症の人は這いつくばっているしかありませんが・・・。
天応の町
烏帽子岩の先端部(ドン亀岩より) 眼下に天応の町(ドン亀岩より)

ドン亀岩へは自力で上がるのは難しいので、サポートしながら1人づつ上げていく。しかしグループ全員揃って岩の上に立つことは叶いませんでした。カメラの先生グループを交えて岩の上で展望を楽しんだ後は、逆に1人づつ降ろしていく。下りるのも結構難しいものです。

灌木帯の中を南東方向にトラバース気味に登っていくと中国自然歩道に出る。そのまま道なりに登っていくと40mで烏帽子岩山に着きました。ドン亀岩で時間を消費したので予定より15分遅れの到着となりました。
中国自然歩道出合
中国自然歩道に出る

山頂からの展望はマアマアかな。北側こそ樹木に遮られているが他の方向はぐるりと見渡せる。やはり瀬戸の多島美が素晴らしい!お昼にしようと日陰を探したが残念ながら望む場所が見つからないので半日陰みたいなところでお昼の宴会に突入します。今回の参加者は、Kさん、SMさん、SHさん、下の娘、奥さん、自分の6名で、前回の極楽寺山と全く同じメンバーでした。最近は参加者が固定化しつつあるのが気掛かりです。

烏帽子岩山の山頂から瀬戸内海に浮かぶ島々を望む

茶臼山分れ 尾根道を鞍部まで下り雑木林の中を南へと進んでいき、茶臼山分れ(烏帽子岩山0.8km 鳴滝1.0km 鍋土峠2.5km 茶臼山0.6kmの案内標識あり)で大きく左にカーブして夏草に覆われた谷道を緩やかに下っていくと舗装路に出る。

舗装路を2分くらい進んでいくと「中国自然歩道」の案内板の立つ三差路に出るので右折して車道を下っていく。
中国自然歩道入口
案内標識の立つ茶臼山分れ 中国自然歩道の案内標識のある三差路

県道に出る 車道を下っていくと左手に鳴滝の案内があり、小屋の間の小径を入っていくと滝らしきものが!これが鳴滝か?実は鳴滝は道路の反対側にあったようで気が付きませんでした。さらに下っていくと県道焼山吉浦線に出る。路肩に立つ「吉浦駅へ3.7km」の案内にガックリです。ショートカット出来そうなところがあるにしても、小1時間はかかりそうです。

クレアラインの高架を潜ると吉浦の町に入る。細い路地を抜けて小学校の西側の筋を下るとアーケード街だ。折りしも秋祭りの真っ只中で、道の両サイドには半紙で作った紙垂が並び出店が軒を連ねている。車道は歩行者天国になっているので子どもたちは思いっきり遊びまわっている。そんな光景を横目に控えめに通り抜けて、国道31号線を渡ると正面がJR吉浦駅だ。皆さんご苦労様でした。
県道「焼山吉浦線」に出る

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送