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山 名
猫山(1195m) 広島県庄原市西城町
登山日 2007年7月22日(日) 曇り 猫山(西城町三坂より)
西城町三坂から望む猫山
参加者 夫婦
コース 登り:猫山登山口(9時45分)〜リフト終点(10:05)〜山上さん(10:15)〜尾根に乗る(10:25)〜山頂(11:15)〜(11:20)ササ原 所要時間1時間35分
下り:ササ原(11:50)〜トラバース道へ(12:25)〜山上さん(12:35)〜トラバース終わり(12:40)〜リフト終点(12:45)〜(13:05)猫山登山口 所要時間1時間15分
お弁当 ササ原で食べました(他に適しているところはありません)
駐車場 スキー場駐車場(登山用に解放されています。50台くらい停められます)
トイレ 登山口付近にはありません。国道183号線落合発電所付近に万原公衆トイレがあります。
まとめ 梅雨が未だ明けきらず、はっきりしない天気が続いています。アメダスの画像で備北地方に雨雲がかかっていないのを確認し、猫山の「蛇紋岩マジック」の場所に希少な山野草を探しに出かけることにしました。

 広島市内の自宅を出発するときには小雨が降っていたが、三次市に入る頃には完全に止んでくれたので一安心。庄原市から国道183号線を走り西城町三坂に向かう。今日の猫山は・・・確認すると、猫山スキー場ゲレンデの上半分からは深いガスがかかっており、登ってもササ原からの視界はゼロだろうと諦める。


登山口 猫山登山口に着いてみると広い駐車場には、広島・島根・岡山ナンバーの車が軒を連ね、おまけに黒瀬町のマイクロバスまで入っている。一体今日は何事だろうか?駐車場内は、オオマツヨイグサの黄色い花とシモツケソウのピンクの花で埋め尽くされており、オオバギボウシもようやく花の季節を迎えチラホラと咲き始めたようだ。

登山道に入ると、アキノタムラソウアクシバウツボグサチダケサシが咲いており、ボクチの緑のイガクリ頭も数多く見られる。ヒノキ林の中を登っていくと登山口から20分でリスト終点だ。この辺りからガスが漂いはじめ、細かい雨粒が流れている。しかし樹林が雨を遮ってくれているので、雨具を着けるほどのことはありませんでした。
スキー場駐車場の片隅にある登山口

リフト終点の少し先で黒瀬町からのグループに道を譲ってもらい先に進む。すぐに「猫山⇒」の手製のプレートに従ってトラバース道に入ります。水場の先に山上(さんじょう)さん。お地蔵さまに手を合わせ、ヒノキ林の中の水平な道を進んでいきます。

ジグザグに登って大きくUターンして尾根に乗ると、右手西方向から風が吹き上げてきて噴き出していた汗が一瞬止まるものの、じきに急登が始まって再び汗ビッショリとなる。道端には早くもママコナが群生が見られます。晴れていれば道後山方面や、比婆山方面が木の間越しに望めるんですが、今日は全くダメ!登山道わきに延々と咲くヤマアジサイの花がせめてもの救いか!その他には、見頃を過ぎたアカショウマトンボソウヒヨドリバナが咲き、ヤマボウシは青い果実をつけている。
トンボソウ
トンボソウ

猫山山頂 展望のない猫山山頂は写真を撮っただけで素通りして、その先にあるササ原に向かう。少しだけササ漕ぎをすると目の前がパ〜っと開け、ササ原に飛び出す。そこからは白いガスの大展望が開けます。もちろん登る前から予想されたとおり何も見えません。視界は20〜30mくらいでしょうか。

岡山県倉敷市から来たというカメラが趣味?のご夫婦と花の話をしながら、見える範囲内の花を肴にしてお昼にしました。
小奴可方面(ササ原より)
ガスの漂う猫山山頂 ササ原から小奴可方面の展望

イブキジャコウソウ ササ原には、イブキジャコウソウイブキトラノオイヨフウロカワラナデシコキバナカワラマツバシモツケシュロソウの花が咲いている。梅雨が明けて暑さが続くようになると、真夏の花や秋口から咲く花の競演が見られることでしょう。

同じ山でも、コースを変えたり季節を変えたりすることによって、それなりの楽しみ方ができます。ところが猫山は登山ルートが唯一なのでコースを変えることは出来ず、せめて季節を変えてといきたいところですが、不思議といつも夏場に登っています。やっぱり「蛇紋岩マジック」の場所は夏が最高です!
イブキジャコウソウ

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