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山 名 |
極楽寺山(693m) | 広島県廿日市市 |
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登山日 | 2007年6月16日(土) 晴れ |
船倉山より望む極楽寺山(05/10/10)
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参加者 | ハイキング同好会 | |
コース | JR廿日市駅(9:00)〜平良登山口(9:20)〜山陽自動車道極楽寺橋(9:40)〜(9:45)展望所(9:55)〜あと60分標識(10:10)〜(10:25)あと40分標識(10:30)〜(10:55)あと20分標識(11:00)〜(11:25)極楽寺山山頂展望台(11:40)〜極楽寺山最高点(11:55)〜(12:10)蛇の池(13:25)〜さくらの里〜(14:00)アルカディアビレッジ | |
お弁当 | 蛇の池の畔で睡蓮を見ながら食べました。 | |
駐車場 | JRを利用しました。下山のみアルカディアビレッジの無料送迎バスを利用しました。 | |
トイレ | JR廿日市駅、極楽寺展望所、極楽寺山憩いの森駐車場、アルカディアビレッジ | |
まとめ | 広島県地方は先週から梅雨入りしたので天気が心配でしたが、移動性高気圧の勢力が強く梅雨前線が南下し本州から遠く離れたので思ってもいなかった好天気に恵まれ、最高の山行きとなりました。そして蛇の池の睡蓮も咲き始めていて、数多くの色とりどりの鮮やかな花が水面を覆った景色には感嘆しました。 |
JR五日市駅を過ぎると右手に極楽寺山の大きな山塊が見えてくる。今日は比較的空気が澄んでいてくっきりと山容が見えているので極楽寺からの展望が楽しみだ。JR廿日市駅で下車して山の写真を撮ろうと思っていたが、駅裏の竹ヤブが邪魔をして山が見えない。今回登りに使用した平良コースからも山全体が見えるスポットがありませんでした。
JR廿日市駅西側の踏み切りを渡り、セブンイレブンのところから西に向かい、業務用食品スーパーの手前を左折して進んでいく。ここからは住宅地の中の狭い道を北進していくと西広島バイパスが見えてくる。「極楽寺山登山口」の案内板の立つ平良3号トンネルを潜り、道なりに200mほど進んでいくと、右手に「極楽寺⇒」の案内板のある平良コース登山口に着きます。ここまでJR廿日市駅から20分。 | ||
平良3号トンネルを潜る | 平良コース登山口 |
民家の左側から登山道へと入っていくと、いきなり山道となります。登山口から8分で右手後方から別の登山道が合流してくる。塹壕のようなところを進んでいくと、少し平坦な良い道になり山頂部が見えてくるが、これも束の間で再び、雑木林の中を歩くようになる。 登山口から25分で山陽自動車道に架かる極楽寺橋を渡り、コンクリートで塗り固められた急斜面を登っていくと、左手から宮島SAコースが合流してくる。このすぐ先の左手にテーブルのベンチのある休憩所があるので展望を楽しむ。この時期だから願わくば屋根が欲しいのだが、それは贅沢な相談か!見渡すと安芸の宮島〜経小屋山〜船倉山〜大野権現山〜のうが高原までのパノラマが展開する。宮島の朱塗りの大鳥居が鮮やかです。 |
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山陽自動車道に架かる極楽寺橋を渡る |
展望所から望む安芸の宮島。左後方に大黒神島が浮かぶ。 | 極楽寺橋より西側の船倉山山系を望む。 |
あと60分標識を過ぎてから登りが急になってきました。こんなに朝早い時間にもかかわらず、もう下ってくる人がいる。この人たちにとっては、極楽寺山登山は毎朝の日課なんだろうか?左手から速谷コースが合流してくると間もなくあと40分標識。ここで小休止。 さらに登っていくと東側が開けた展望の良いところがありました。五日市港の先に似島〜江田島〜能美島が浮かんでいるのが見える。もちろん広島市街地や、その後方の山並みや呉市の山もくっきりと見えます。右手に三角点のある518mピークを過ごすと、あと20分標識が見えてきた。ここには左手からは平良コースが合流してきている。 |
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原コース合流地点・あと20分標識 |
あと20分標識を過ぎると勾配が緩やかになってきた。小コブを右から巻いて進んでいくと、あたりはモミなどの巨木が林立するの原生林へと変わっていく。登山道わきには、コアジサイ、コガクウツギ、ツルアリドオシの花が咲くのみで花の種類は少ない。 大きな中国自然歩道「極楽寺縁起」の案内板のところから、石段を登り仁王門を潜って極楽寺の参道を進んでいくと、標高661mの極楽寺山に着く。傍には展望東屋があり、そこからは瀬戸の多島美を楽しむことができます。ここで大休止をとりました。 |
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中国自然歩道案内板と仁王門 |
【極楽寺山山頂展望台からの眺め】 極楽寺境内の標高661m地点からの眺めです。お昼近くになり気温が上がってきたので遠望がきかなくなりました。正面に廿日市木材港が見え、その南側には瀬戸の海が広がります。似島、江田島、能美島、大黒神島、宮島が見えます。なお宮島は東側の一部しか見えません。新・分県登山ガイド33広島県の山(山と渓谷社)の裏表紙をご覧下さい。これと同じ写真が見つかりますヨ。 |
極楽寺本堂に参拝し、奥の院から舗装道に出て北進していくと、トイレの併設された駐車場のところに出ました。ここで右手にUターンして案内板の横から階段を登っていくと、東屋のある展望広場に着く。そこが極楽寺山の最高地点(693m)であることを示す標識はあるが、三角点はないのでピークハンターにとっては物足りないかも・・・。最高点からは340度の方向に阿弥陀山が見えているのみで展望は期待できない。大峯山や東郷山に至っては木の間越しに山容が何とか確認できる程度でした。 最高点からは登ってきた道と反対方向に下っていき、倉重コースの分岐を右に過ごすと、間もなく蛇の池の案内標識があるので、左折してキャンプ場の間を下っていくと正面に蛇の池が見えてきた。 |
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最奥の駐車場と展望広場への道 |
【蛇の池の睡蓮】 キャンプ場の方からの眺めです。紅白の睡蓮が咲き始めて湖面を覆っている。池には大きな鯉が泳いでおり、その数は計り知れない。近くでは若者グループがバーベキューパーティで盛り上がっていて、家族連れも多く見かける。極楽寺一帯は瀬戸内海国立公園に指定されているだけあって、整備が行き届いており、ゆったりとくつろげます。まさに、その名の示すとおり「憩いの森」です。 |
今回の参加者は、Kさん、SMさん、SHさん、下の娘、奥さん、自分の6名です。蛇の池の畔のベンチで、睡蓮を眺めながらお昼にしました。 下山はアルカディアビレッジを目指します。さくらの里を経由して、その先から横木の階段を延々と下っていくと、蛇の池から35分でアルカディアに着きました。蛇の池周辺で少し大回りをした分だけ時間がかかってしまった。 |
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蛇の池で記念撮影 | 今は緑が眩しいさくらの里 |
アルカディアビレッジで入浴。広い浴場からは阿弥陀山が近くに見える。そして15時発の無料送迎バスで有難くJR廿日市駅まで送っていただきました。なおバスは満員御礼でした。 今回の企画は参加メンバーにはとても好評でしたが、山行記をご覧の皆さん方からは、「ハイカーの風上にも置けないヤツらだ!」と、お叱りを受けるのではないだろうか。ところで、アルカディアの受付の方が「登山者の中には、施設を利用していないにもかかわらず送迎バスを使う人がいるので困ったものです。」と苦情を漏らされていた。こちらの方が「より風上にも置けない」のではなかろうか! |
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アルカディアビレッジから湯来方面を望む |
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