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山 名
吉名鷹の巣山(428m)
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広島県竹原市
登山日 2007年3月10日() 晴れ
吉名観音谷から望む吉名鷹の巣山
参加者 夫婦
コース 登り:林道駐車地(8時35分)〜椿谷駐車場(8:40)〜(8:50)瀧観音堂(8:55)〜天龍池分岐(9:00)〜尾根出合い(9:17)〜(9:25)三角点分岐(9:30)〜(9:35)展望地 所要時間1時間
下り:展望地(9:45)〜尾根出合い(9:55)〜天龍池分れ(10:10)〜瀧観音堂(10:15)〜椿谷駐車場(10:25)〜(10:30)林道駐車地 所要時間45分
お弁当 午前中ハイキングなので帰宅してから食べました。尾根先端展望地は広いので多人数OKです。
駐車場 椿谷駐車場に10台くらい。最終民家を過ぎると離合がし難い細い道になるので運転に自信のない人は手前に停めた方が良い。
トイレ 椿谷駐車場(手洗い水ありません) 尾根先端の展望地(簡易トイレです。扉が壊れているので取り扱い注意!)
まとめ 昨秋の中国新聞に、吉名奥山(地元では吉名鷹の巣山と呼んでいるようです)の紹介記事が載っていました。吉名町の人が「地域の宝」としている山とはどんな山なのだろうかと手持ちの資料で調べてみると、ご来光ビュースポットだということが判った。ネットでも山行記が数例紹介されており、皆さんご存知の「広島周辺の山歩きと植物観察」のサイトを参考に登りました。「椿谷駐車場」の名があるのだから椿の時期がいいだろう!そのとおりでした。

 西条バイパスを走り東広島市西条町三永から安芸津に向かい、国道185号線に乗る。安芸津町内の道は狭く、先頭を走る大型トラックが後続車を何台も引き連れ、自分の車もその中に巻き込まれてしまった。こうなりゃあ、のんびり走るしかないか!


進入口 JR吉名駅西側交差点を過ぎると間もなく観音谷へ入る道があるのだが、見過ごして行き過ぎてしまいセブンイレブンのところでUターンして引き返す。しかし今度は引き返し過ぎてしまい、三度目の正直で消防団の格納庫のところを左折して、ようやく観音谷への道に入ることができた。進入口には「観音谷」の黄色の案内標識があるのだが、如何せん道路の反対側に設置されているので最初は見落としてしまいました。

観音谷に入るとスグに正面に吉名鷹の巣山が見えてきました。要所要所に立つ「鷹の巣山登山道」の黄色の案内標識に従って、集落の中の細い道を登っていきます。
国道185号線からの進入口 案内標識

最終民家を過ぎ、郷川を左岸に渡ったところから道が極端に細くなってくる。対向車が来ることは滅多にない筈なんだが、来たらどうしようと考えながら離合ができそうもない道を上っていきました。途中で三匹の野生の鹿が道ばたでエサを探しているのを見かけた。近づいていくと山を駆け上がっていった。

あまりにも心細い道なので、椿谷駐車場まで車で上がることを諦めて途中の路肩が広くなったところに駐車して歩くことにしました。運転に自信のある人は難なく椿谷駐車場まで車で行けるでしょうが・・・。駐車地点から2分で右に郷川堰堤を過ごし、さらに3分で椿谷駐車場に着く。駐車場周辺には、広島県みどり推進機構竹原支部と地元の奥山友の会によって植樹された桜や紅葉の木があり、それぞれのシーズンが楽しみといったところです。真紅の花をたくさん付けた椿の木も相当数あり、これが椿谷駐車場の云われとなっているんだろうか?
椿谷駐車場
椿谷駐車場

モミジの幼木 椿谷駐車場からは、右手に休耕田と石積み跡を見ながら整備された道を進んでいきます。集落の荒廃がここ観音谷にも忍び寄っている現状を目の当たりにする。やがて左手に瀧観音堂が見えてくる。お堂の裏手には小さな滝があるので立ち寄ってみるものの水がチョロチョロでは淋しい限りだ。暖冬の影響で今年の冬は「渇水」なので仕方がないか!

天龍橋を渡るころから、ようやく登りが始まる。登山道脇には植樹されたモミジの幼木が防獣ネットで保護されているのを目にする。たぶんシカ対策でしょう。動物園や宮島で見るシカは可愛いものだが・・・。里に暮らす人々にとっては、猪・鹿・猿などの野生の動物は厄介者なのだ!これは街に暮らす人々には理解できないだろう。
防獣ネットで保護されたモミジの幼木

天龍池分岐 天龍池分岐から天龍池までは距離にして20mくらいで目と鼻の先だから足を延ばしてみる。ため池の水位が随分下がっているのが気になります。分岐まで戻り「鷹の巣山・桜谷登山道」の案内標識に従って東方向に向けて登っていくと20mで小さな小屋があり、「愛する奥山」のタイトルで歌詞が書かれた大きな板が壁に取り付けてある。さらに50mで右手に水場を過ごす。

中腹からは小鳥のさえずりを聞きながら少しガレたところをジグザグに登っていく。登山道わきには、シキミ、ヤブツバキが花を付けているのが目立ちます。尾根が近くなるとヤマザクラの多い黒土の歩き易い道に変わり、間もなく尾根に出て右方向にUターンし尾根道を登っていく。
天龍池分岐(左が天龍池、右が山頂)

尾根道を登っていくこと3分で東側が開けた朝日山展望地がある。山頂に電波塔の建つ朝日山は車道が山頂直下まで通じているので車を利用すれば簡単に山頂の展望広場まで行け、ほぼ360度の展望を楽しむことができます。

さらに登っていくと三角点分岐。ここには「展望地まであと200m」のプレートと、ハローキティとミッキーマウスの版画が架けられていますが、三角点の道標はありません。左手にある踏み跡を下って少し登り返すと、30mくらいの高さの避雷針のようなポールの建つ吉名鷹の巣山3等三角点。一体このポールは何?残念ながら展望は全くないので写真を撮っただけで三角点分岐まで引き返し、西にジワリジワリと下っていくと尾根先端の展望地に着く。
三角点
吉名鷹の巣山三角点

展望地にて 展望地は意外に広く、ど真ん中に古びた案内パネルがあり、パネルを見ながら山座同定(と言うよりも島々同定です)をする。晴れた日には四国山脈も見えるというほどの展望を誇る展望地だが、今日の霞んだ天気では四国どころか大崎上島すら満足に見えない。でも視界が良ければ素晴らしい展望が広がることは容易に想像できる。

この山は麓から短時間で登れるので少し物足りない気がするが、その反面手軽に瀬戸の大展望を楽しむことができる山ではないだろうか。空気の澄んだ日に登り、展望地でゆったりとした時間を過ごすのも良いでしょう。下山は登ってきた道を戻る。駐車地まで下ると、道ばたにでっかいスミレが・・・新種のスミレか?近寄ってみると残念ながらツルニチニチソウだった。
吉名鷹の巣山展望地にて

【2006年10月5日(木)中国新聞】 大見出し:お年寄り清掃地域の宝 小見出し:荒れ始めた山シンボルに
瀬戸内海沿いを走る国道185号。道をそれて細い道に入ると、山のふもとに田んぼや畑が広がる。正面には標高410mの奥山。頂上からは、三原市から東広島市安芸津まで一望できる。「晴れた日には、四国山脈も見えるんですよ」と、吉名奥山友の会のA会長は誇らしげだ。頂上へ続く約2.5kmの登山道。きれいにしているのは、会のメンバー26人だ。無職Eさんは「最近、訪れる人が多くなったからね」と笑う。マムシの出没する夏を除いて毎月1回集まり、道沿いの雑草を刈り、岩を取り除き、橋を架けている。かつて里山として賑わった奥山。登山口付近まで水田があったが、現在は休耕田が多い。「昔はまきを取りに小学生が集まっていた。懐かしい思い出がいっぱい」と主婦Oさん。人が入らなくなり、荒れ始めた山を「吉名のシンボルにしよう」と11年前に会が発足した。木や草が生い茂り、ほとんど分からなくなっていた登山道を探り当て、整備を始めた。・・・(以下略 なお、人名は頭文字表記としました。)
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