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山 名
蓮華山(576m)
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山口県岩国市玖珂
登山日 2007年2月18日(日) 曇り 蓮華山(谷津下より望む)
谷津下より望む蓮華山
参加者 夫婦
コース 登り:比叡神社石段下(9時55分)〜比叡神社参拝〜舗装T字路(10:05)〜(10:15)谷津林道出合(10:18)〜左岸へ渡る(10:30)〜市の迫滝分れ(10:50)〜(10:55)ひよどり越え(11:00)〜(11:15)蓮華山 所要時間1時間20分
下り:蓮華山(12:05)〜ひよどり越え(12:15)〜市の迫滝分れ(12:20)〜尾根分れ(12:30)〜(12:40)市の迫滝(12:45)〜鉄橋を渡る(12:50)〜谷津林道出合(12:55)〜(13:05)比叡神社石段下 所要時間1時間
ガイド 玖珂町散策マップ(玖珂ユウキの会)
お弁当 蓮華山山頂で食べました(他には適した場所がありません。)
駐車場 比叡神社大杉(路肩に3台くらい停められます。) 林道谷津線を左手に進んで道路の膨らんだところにも停められるでしょう。
トイレ 玖珂ふれあいセンター(午前9時より開館) 比叡神社本堂(手洗い水ありません) 市の迫滝の100m下手(簡易トイレです)
まとめ 広島から光市の実家に帰るときに必ずといっていいほど目につく山で、いつかは登りたいと思っていました。その一方で「いつでも登れる山」のイメージが強くて今まで縁がありませんでした。今回やっと実現し念願叶う!

 欽明路道路を西進し玖珂町に入る。八幡下交差点の次の信号機付き交差点を右折したいところだが右折レーンがないので、二つ目の「玖珂中学校前」交差点を右折する。すぐ右手に玖珂体育センターと玖珂ふれあいセンターが並んで建っている。鞍掛山登山口の前を通り、新幹線のガード下を潜って谷津下の集落の中を進んでいくと正面に蓮華山が大きく見えてきた。


比叡神社の鳥居 比叡神社の鳥居のところで道が二分します。蓮華山登山道の大きな案内板のある側の道(右の道)をとった場合は、300m先に「蓮華山登山道」の案内標識があるので左折して山の方に向けて進んでいけばよい。左の道を進んでいけば見事な桜並木の下を通り抜け、100m先で比叡神社の石段下(下の写真)に行き当たりました。

ところで10段にも満たない石段を上がり鳥居を抜ければどこに出るんだろうか?ずっと長い間このことを疑問に思っていました。何たる事ぞ!実は鳥居の先で参道が切れ、アレアレ車道に合流してしまいました。ずっと昔は石畳の参道が本堂まで続いていたことだろう。
比叡神社鳥居と蓮華山登山道案内板

石段下の路肩が広くなっているところに駐車する。左手が「市の迫滝コース」、右手が「室が迫コース」で、ここを基点にして周回できる。今回は右手の室が迫コース(本コース)から登り、左手の市の迫滝コースで下りてくる工程を組みました。

石段下には、お賽銭箱が設置されていて「上の本堂まで上がれない人はここでどうぞ。」ということなんだろう。まずは200段くらいの石段を登り軽くストレッチ。本堂でお参りをして、本道の手前の右に下る道に入りジグザグに下っていき古びた鳥居を潜ると車道に出る。左に進んでいくと1分で民家の納屋の建つT字路(案内標識は無い)にぶつかるので、左折して山の方に歩いていく。
比叡神社石段下
比叡神社石段下(大杉が目印)

田んぼの中の道 最終民家を右に過ごすと舗装が切れ、トラクターが楽に入りそうな田んぼの中の畦道を進んでいきます。蓮華山との間に雲が漂っており生憎山頂部を望むことができないのは残念だ。イノシシ防護柵を抜けると、山道となり道幅が狭くなり、石積み跡の残るヒノキ林を抜けると林道谷津線に出る。ここで衣類調節を兼ねて小休止。

今まではウォーミングアップで、ここから本格的な登りが始まる。案内標識に従って林道谷津線を横切って、4分後に堰堤の左側を乗り越し沢の右岸を登っていく。途中で大きなシェパード犬を連れた4人家族を追い越す。「蓮華山山頂まで登る」と言ってたが、子どもさんが小さいので無理ではなかろうか?結局この家族とは会わなかったので諦めて途中で引き返したんだろう。
田んぼの中の一本道とイノシシ防護柵

少しガレたところを通過し沢を左岸に渡ります。ここから少し登っていき、二股沢の右側の沢の左岸を進んでいく。高度が上がり麓の玖珂の町が木の間越しに見えるようになってきました。それにつれて道は険しくなり息もつかせぬジグザグ登りで一気に高度を稼いでいき、長いトラバースが終わると、市の迫滝分れに着きました。

案内標識に従って右折してジグザグに登っていくと「ひよどり越え」の峠に着く。峠は変形十字路になっており、北10度は二鹿に下る道、東80度は石堂山(東峰)へ45分、南東130度は登ってきた道、そして西280度が蓮華山への道で20m先に古びて朽ちた多老神社の鳥居が見えている。
ひよどり越え
案内標識が多い「ひよどり越え」

蓮華山山頂 鳥居を潜り登っていくと左手から尾根道(市の迫滝コースの尾根ルート)が合流してくる。ここは下るときの要注意ポイントだ。下りではうっかり直進して尾根道に乗らないように注意しなければならない。尤も市の迫滝に下る場合は問題はないのだが・・・。そして主稜線鞍部に出たところで、左に折り返して登っていくと蓮華山山頂に着きました。50畳くらいの広さの平らなスペースの真ん中に蓮華山頂の山頂標識が建ち、片隅に2等三角点と多老神社の祠がある。南西の方向に登山道が下っているがどこに下りる道なんだろうか?

山頂に着いたときは目の前の玖珂盆地にはガスが漂い何も見えなかったが、お昼を食べている最中に段々とガスが消えてきて玖珂〜高森の町が見え出しました。ただしヒノキが成長してきて多少見え難くはなっている。北側半分は樹木に覆われているので展望はありません。
樹木が生い茂る蓮華山山頂

木の間越しにではあるが、岩国の高照寺山や氷室岳が見えている。玖珂の町よりは周東町高森の町の方がよく見える。高森の向こうには中山ダム湖が見え、さらにその後方に光市(旧大和町)の石城山がテーブルトップの山容を見せている。西には竜ヶ岳も望める。展望を邪魔するヒノキを10本ばかり伐採すれば、さぞかし素晴らしい景色が広がるのであろうが・・・。 高森の町(蓮華山山頂より)

登ってきた道を市の迫滝分れまで下り、市の迫滝分れを直進して頼りなさそうな巻き道に入ると、市の迫滝分れから僅か2分で右手から尾根コースが下りてくる。展望のよい尾根道だ!振り返ると蓮華山山頂が高いところに見え、高照寺山〜氷室岳もくっきりと見えている。眼下には鞍掛山の向こうに玖珂盆地が広がっている。

尾根道を下っていくこと10分で「市の迫滝」の案内標識に従って右手の谷に向け、転げ落ちるように下っていきます。沢の近くまで下り、次いで沢の左岸を高巻いて下り、滝の上部付近からジグザクに下れば市の滝観音地蔵の出迎えを受ける。市の迫滝は水がチョロチョロと流れ落ちているだけで迫力がない。冬場だから仕方が無いか!
市の迫滝分れ
市の迫滝分れを直進する

谷津林道に出る 市の迫滝から先は傾斜が緩やかになり、ヒノキ林の中をのんびりと下って下っていき、木橋を渡り、次いで鉄製の橋を渡ると急に道幅が広くなってくる。植林管理用道路が延びてきているのだ。管理道を下っていくこと5分で、谷津林道に出ました。ここからは舗装路をテクテク下ってスタート地点の比叡神社石段下に戻る。

市の迫滝あたりで、広島市内に住む知人から「市内は大雨だが、雨に当たっていませんか?」と心配メールが入る。玖珂町は雨も降らず下山したときには青空が覘いていたほどの天気なので心配無用。だが岩国まで帰ってくると分厚い雨雲が垂れ込めて冷たい雨がシトシトと降ってきた。雨は局地的なものだろうか?それにしても今回は雨に当たらずラッキーでした。
未舗装林道から谷津林道へ出る

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