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山 名 |
燕山(489m) | 広島県大竹市 |
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登山日 | 2007年1月14日(日) 快晴 |
栗谷地区から望む燕山
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参加者 | 夫婦 Hさん | |
コース | 登り:Aコース駐車場(9時40分)〜#124鉄塔(10:05)〜(10:25)稜線双子岩(10:30)〜(10:45)燕岩 所要時間1時間5分 下り:燕岩(11:55)〜稜線双子岩(12:10)〜尾根分岐(12:25)〜#125鉄塔(12:35)〜(12:45)Aコース駐車場 所要時間50分 |
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お弁当 | 燕山山頂(360度のパノラマです) | |
駐車場 | 三倉岳Aコース駐車場(20台くらい停められます。) | |
トイレ | 三倉岳Aコース駐車場(バイオトイレできれいです。) | |
まとめ | 三倉岳自然公園内にある山は三倉岳だけではない。三倉岳の陰に隠れるマイナーな山だが、タコ入道のような異様な形をした燕山は三倉を訪れる人の目に留まるはずだ。三倉岳は先週降った雪が残っているかもしれないので、お隣の燕山に登ることにしました。 |
佐伯町友和から県道河津原栗谷線を南下する。道ばたには残雪があり、路面も凍みているのでゆっくりと走ることを心掛ける。今日は楽な工程なのであせることはないだろう。今日は全国的にとんどの日で、栗谷地区でもご多分に漏れず「とんど祭り」の準備中のようだ。竹を満載した軽トラックが走っている。
駐車場で登山支度中の単独行の男性と挨拶を交わす。「今日はいい天気で山日和ですね。」が先方の第一声で、そう、空を見上げても雲ひとつない快晴で、空気も澄んでいるので見通しもよさそうだから、今の時期にしては申し分のない条件だろう。三倉岳を縦走するという男性と前後して出発する。 駐車場から三倉岳Aコース登山口の方に100m向かうと、Aコース登山口の少し手前右手に鉄製の小橋が架かっている。ここが燕山の登山口です。小川に架かる小橋を渡り、中国電力の鉄塔巡視路へと入っていきます。登山口を探すのに手っ取り早いのは送電線を見つけることだ。なぜなら途中まで送電線の巡視路を利用するからです。 |
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Aコース駐車場から見た登山口 |
道幅が2mはありそうな巡視路を東へと進んでいきます。広い道だが陥没しているところが何ヶ所かあり注意していないとハマってしまいそう!登山口から5分で右手に堰堤を過ごし、さらに3分で左手山裾に送電鉄塔#125を見る。さらに2分で道が二分岐するが、黄色の巡視札が架かっている左手の登っていく道に入ります。ここから道は細くなってきますが、巡視路だけに明瞭な道が続きます。 だらだらと登っていくと巡視路が左右に分岐しているので左側に折り返すと1分で#124鉄塔に着きます。なお右の道が巡視路で広島西CC方面に出ます。#124鉄塔の右側を通り抜け赤白ポールの立っているところから尾根に取り付きます。コシダに覆われた道ですが、踏み跡は比較的明瞭なので心配することはありません。如何せん急斜面だから休まずに一気に稜線まで上がる。 |
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シダに覆われた急斜面の尾根道 |
稜線まで上がると双子の岩があり、南側の岩の上に立つと燕山の岩だらけの山頂部が間近に見える。果たしてあの山頂に上がっていくルートがあるのだろうか?三倉岳も近くに見える。だが栗谷から見える三本槍が左右に並んでいるのに対し、こちら側からは重なって見えるので、やや迫力に欠けるのが残念。でもデカく見えることは確かです。 山頂直下からは赤テープが山頂まで誘導してくれる。赤テープに忠実に岩の間をすり抜けたり岩を登ったりしてくと岩だらけの山頂に着きました。山頂を示す標識は見当たりませんでした。結構ハードなところがあるので女性だけのグループだと難儀をするだろう!でも登れないことはないので果敢にチャレンジしてみて下さい。 |
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稜線双子岩から望む燕山山頂部 |
山頂の大岩からは恐らく、ぐる〜りと周囲が見渡せそうだが足掛かりがなく、その上に立つことは出来そうもないので、立つ位置を変えながら360度のパノラマを楽しむことにする。西には三倉岳の三本槍や人口壁が、北には雪を抱く寂地山塊や吉和冠山がくっきりと見え、上下勝成山の間に大峯山が顔を覗かせる。東から南にかけては大野権現山、河平連山、経小屋山、傘山、高鉢山と大竹市の山が連なる。麓には広島西CCや栗谷の集落が広がり、遠くには山口県瀬戸内海沿岸の山並みも見える。 山頂部は岩が点在しているものの、休憩するスペースは充分にある。山座同定をしていると日が暮れても下山できそうもないくらい多くの山が見える。だが20万図を忘れたので日没を気にする必要はなさそう。 |
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燕山山頂の花のお嬢さん(後方は三倉岳) |
燕山山頂から北〜東方面の眺め。 |
下山は稜線双子岩まで戻り、そこから真っ直ぐ尾根道を下っていきます。こちらの尾根道は比較的緩やかだから下りに使ったのは正解だろう。稜線双子岩から15分でリョウブの幹にテープがあり道が左右に分かれている。左手の山裾に#125鉄塔の先端部が見えているので、それを目標に下っていくことになります。左手南側の尾根に乗り尾根を外さずに鉄塔の方向に下っていくと10分余りで、#125鉄塔の紅白ポールのところに出ると、道幅の広い巡視路が目の前に見えている。ここからは登ってきたコースを下り出発点に戻る。 マロンの里に立ち寄り、次いで蛇喰磐を見物して家路に着く。燕山はいい山だ!山頂からの展望は申し分なく、岩登りのスリルも楽しめます。一度登ってみて下さい。 |
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#125鉄塔のところに下りてくる |
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