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山 名
千石岳(630m)
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山口県新南陽市
登山日 2006年12月10日(日) 概ね晴れ 千石岳(高瀬より)
麓の高瀬から見上げる千石岳
参加者 単独
コース 高瀬サン・スポーツランド(10時55分)〜国道375号線から別れる〜県道180号線分れ〜西迫下登山口(11:10)〜道誤り5分ロス〜24番石仏入口(11:25)〜立ち話5分ロス〜車道に出る(11:50)〜道誤り30分ロス〜望湖窓(12:25)〜尾根(12:40)〜(12:45)千石岳(13:10)〜574mピーク(13:25)〜75番石仏(13:35)〜林道に出る(13:40)〜登山道探索5分ロス〜千石林道起点(14:10)〜立ち話5分ロス〜(14:45)高瀬サン・スポーツランド 所要時間3時間50分(昼食25分とロスタイム45分を含む)
お弁当 千石岳山頂で食べました(180度のパノラマです) 他に適した場所はありません。
駐車場 高瀬サン・スポーツランド(裸地も含めて軽く50台は停められます。できれば裸地の方に停めて欲しいとのことでした。)
千石林道の登山口駐車場(10台くらい停められます。)
トイレ 高瀬サン・スポーツランド管理棟(利用していませんが水洗だと思います。管理棟が閉まっているときは野球場の屋外トイレ)
千石林道の登山口駐車場のところにもあります。
まとめ 年末大掃除の手伝いで山口県光市にある奥さんの実家に帰ることになりました。アッシー君の自分は奥さんを実家に送り届けた後はフリーで毎度の如く山口県の山に登ります。どの山に登るか決めていませんでしたが、当日朝に気象条件と相談して「信仰と展望の千石岳」に登ることにしました。大急ぎで1/25,000図をコピーして家を出る。

 山陽道を山口方面に走る。瀬戸内海沿岸は雲ひとつない青空が広がり運転しながなも心がウキウキしてきます。奥さんを実家で下ろして、先ずは下松の米泉湖の畔を走り「中須の名水」を汲みに行き、それから須々万、大道理、高瀬湖と走り、高瀬サン・スポーツランドに着いたのが11時前。窓口の方に駐車する旨を申し入れ、山の話などをして出発する。


高瀬サン・スポーツランド 高瀬サン・スポーツランドを出て国道376号線を北に向かうとスグに「高瀬峡入口」バス停がある。バスの本数は確か5便くらいだったと思う。過疎の波が高瀬にも押し寄せてバス便が少なくなりバスを利用するにも運行時刻を気にしなければならない。

郵便局を右に過ごし進んでいくと5分で三差路(左が串・須山方面で、右が高瀬湖方面)に出合う。ここは左の片側1車線の新しい道に入り、1分で右に県道180号線を過ごす。従来は県道180号線に入り50m先の「千石岳5.3km」の案内標識のところから登っていたが、新しい道が出来た現在では、この新しい道を真っ直ぐに進んでいけばよい。
高瀬サン・スポーツランド

やがて前方に千石岳(トップの写真)が見えてくる。道路の片側1車線化工事は進捗中のようで三差路から10分くらいで拡幅中の工事現場が見えてきた。地元の人には失礼かもしれないが広い道路が必要なんだろうか?工事現場の少し手前で右手後方に大きく折り返す登り道に入り西迫下の集落に向けて坂道を登っていきます。折り返しの石垣のところにひっそりと立つ「千石岳登山路4.5km→」の古びた案内標識を見落とさないようにして下さい!

西迫下集落に入ると道ばたには、ナズナとホトケノザが群生しているのが目立つ。何故に今ごろ咲くのであろうか?花に聞いてみたい!
右後方に折り返す
取り付き(民家の手前で右後方に折り返す)

西迫上集会所 取り付きから10分余りで西迫上集会所が見えてきた。二股分岐を左にとり100m登っていくと「高瀬八十八所・第24番 ⇒」の円形の案内板のところから山道へと入っていきます。

自分はこの標識に気付かず最奥の廃屋まで登ってしまったので5分余りロスをしてしまった。ガイドブックに記載の「千石岳」の案内標識が見当たらなかったと言うのは言い訳に過ぎないだろう。
山道に入る
西迫上集会所の手前の道は左へ 24番石仏の案内のところから山道へ

山道に入りスグの民家のご主人に登山ルートを確認する。少し時雨れてきたので天気の話をすると、「今日は雨は降らんじゃろう。沖の方は晴れちょるかもしれんが、ここいらはいつもこんな天気じゃ!」とのこと。廃屋を過ぎると雑木林となり、落ち葉の堆積した山道を滑らないように登っていく。登りが緩くなりベロ尾根先端の第37番石仏を過ぎると前方に千石林道が見えてきて、「この先行き止まり」の看板の後ろから林道に飛び出す。

左手麓側20m先にはトイレと駐車場があり、反対の熊坂峠側10m先に「千石岳登山口」の案内標識が立つ。千石林道は道幅が広く、離合もそんなには難しくないので、ここまで車で上がってくる人が多いのではないだろうか。
千石岳登山口
千石林道と千石岳登山口

千石林道登山口から1分で石仏があり、その先の「千石岳登山道あと500m」の道標のあるところから右手の階段道を登っていかなければならなかったのだが、迂闊にもこれを見落としてしまい直進してしまった。杉と桧の植林地を登っていくにつれ道は荒れてきて「おかしいな?」と思いながらも前進する。やがて道は270度と60度の方向に二分し、どちらに進んでも行き止まりだ。思案の挙句進むのを諦めて後退する。どこで間違えたのだろう?千石林道が見えるところまで引き返すと、登山道があるではないか!

どうして見落としたんだろうと考えてみると、千石林道登山口付近の状況のメモを取りながら歩いていたところのようだ。気をつけていれば見落とす筈のない道なんだが後の祭り!気を取り直して横木の階段の続く登山道を登っていく。
石仏の先の分岐
石仏の先で右手の階段道を登る

千石岳山頂 木の間越しに島地川ダムと高瀬湖が望める「望湖窓」を過ぎ、ヒノキ林の中をジグザグに登っていくと尾根に出て急登が終わり平坦な道となり、山頂の無線中継所に電力を供給するための低圧電線がどこからか上がってきている。右手には木の間越しに電波塔の林立する石ヶ岳が見える。その右のお椀を伏せたような形のいい山はどこの山だろうか?まさか青野山があんなに近い筈はないなどと考えているうちに山頂に着きました。

山頂には、高瀬八十八所石仏、高瀬弘法大師石祠、案内パネル、東屋、無線中継局所などがありバラエティに富んでいる。北半分は針葉樹に覆われて展望はないが、東〜南西にかけて切り開かれており、金峰山〜四熊ヶ岳〜大平山がくっきりと見えており、これらの山並みを肴に誰も居ない山頂東屋でお昼を食べる。
千石岳山頂の東屋と無線中継所

千石岳山頂から東〜南方面の眺め(高瀬湖の後方遥かに見えるのは周南市の海沿いの大華山などです)

当初はピストンを予定していたが、山頂から300度の方向に下っている道があるので踏み込んでみると案外踏み跡がしっかりと付いているので、次の574mピークまで行って無理そうだったら引き返す心算で、西に向かって下っていく。鞍部の67番石仏を見送り登り返すと展望のない574mピークに着く。道なりに下っていくと、左に千石岳、正面に四熊ヶ岳、右に大平山を見る。明らかに1/25,000図に載っていない南尾根を下っている。どこに出るんだろうとワクワクしながら下っていき、展望のよい75番石仏を右に過ごし、77番石仏を過ぎると左下に千石林道が見えてきて林道がカーブしているところに飛び出す。飛び出し地点には道標もテープ類もありません。

ここから千石林道を下っていき、巣山集落を通り抜けてスタート地点の高瀬サン・スポーツランドに戻る。窓口の方にお礼を言って高瀬を後にする。帰りに島地川ダム堰堤から眺めた高瀬湖に浮かぶ千石岳の姿が今でも鮮明に思い出されます。
下山地点
千石林道の下山地点

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