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山 名
等検境(916m)
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島根県雲南市吉田町
登山日 2006年11月18日(土) 曇のち雨 新生坊峠から望む等検境
新生坊峠から望む等検境
参加者 夫婦 Hさん
コース 行き:新生坊峠(10時55分)〜大万木登山口(11:20)〜舗装路行止まり(11:25)〜(11:40)等検境展望台(11:45)〜(12:20)等検境 所要時間1時間25分
帰り:等検境(12:25)〜954m峰(12:55)〜(13:05)等検境展望台(13:15)〜舗装路に出る(13:30)〜(14:00)新生坊峠 所要時間1時間25分
お弁当 下山してから新生坊展望台で食べました。(等検境展望台は見晴らし抜群でお昼に最適です。)
駐車場 新生坊峠にある毛無山P(10台くらい停められます。)
トイレ 新生坊峠から吉田町側に50m下ったところにあります。(きれいです。手洗い水はありません。)
まとめ 高野りんごが穫れる時期がやってきました。ここ暫くリンゴ狩りとは遠ざかっていたので久し振りに高野町にリンゴを買い求めに行くことにしました。もちろん山付きで、今回は不思議な響きのある等検境に登りました。

 国道54号線を北上し、三次から君田、口和を抜けて高野に出ました。りんご園が広がるフルーツロードの入口を左に過ごし高野町を西から東に走っていくと昨年登った高野毛無山が見えてきて懐かしさを覚える。高野町新市で左折して国道432号線に乗ると、今度は右手に高野毛無山が見え、稜線に鋏を入れた切符のようなヵ所が一瞬だが確認できました。もしかしてあれがハングライダーの飛び出し地点だろうか?運転中なのでじっと見る訳にもいかないのが残念だ。


国道432号線からの進入口 王貫峠の手前左手に篠原集落に入る道があるので左折して杉戸篠原林道を走る。道が少し左カーブして一直線の道になったところだ。目標としては、道路情報の大きな案内板、篠原集落の交通標識、無人野菜市の小屋とその右側に立つ緑色の百姓庵の看板があります。

篠原の集落の中心部を過ぎると正面に切り通しが見える。その先が今回の登山起点の新生坊峠です。道はさほど狭くはないが両側から草が迫り出してきているので、車体をこすらないよう道の中央をゆっくりと登っていく。こりゃあ夏場の通行はかなわんだろう。左手に大万木登山口を過ごすと100mで切り通しがあり、通り抜けるとそこが新生坊峠。正面がパッと開け、等検境が姿を現わす。
国道432号線からの進入口

毛無山駐車場 新生坊峠から西側に道が二本延びている。向かって右側の下る道は吉田町杉戸に向かう杉戸篠原林道で、向かって左側の登っていく道は林道大万木線で、今回はこの林道を奥まで入っていく予定であったが、林道入口に通行止めの看板(写真は反対側から写しているので文字は見えない)が立っていたので、新生坊峠の毛無山Pからピストンすることにしました。

暫く林道を登っていくと、左手の法面の上に新生坊峠の手前高野町側から大万木山・等検境へ向かう登山道が目に留まる。どうやら登山道は林道と並行して走っているようだ。やがて林道は少しづつ下っていき登山道が左手に離れていった。
新生坊峠の毛無山駐車場

新生坊峠から10分くらいで左手の斜面が崩落して林道上に流れ出た土砂が堆積しているのが目に留まり、通行止めの理由はこれだったのかと納得してしまう。土砂崩れは他にもう1ヵ所あり、他にはガードレールが流失していたり、路面にひび割れが発生していたり湾曲したりで、自然災害に対して補修の手が入らないと道路がいともたやすく道路としての機能を果たさなくなってしまうものかと、自然破壊に対する自然の強烈なしっぺ返しの脅威を感じてしまう。

ブナやカラマツ林の中を切り開いた道を進んでいくこと峠から25分で、杉戸集落の奥からの登山道が林道を横断する。右手の斜面を400m下ると杉戸篠原林道の登山口。左手には取り付きが相次いで2ヵ所あり、1つ目は大万木山まで1.7km、2つ目は等検境2.7kmの案内標識が立っている。ここから登っても、その先で再び林道に出てくること必定なので林道を進んでいく。
大万木山登山口
大万木山登山口・等検境登山口

林道行き止まり 新生坊峠から30分で林道は行き止まりで先には行けないようになっている。実はここから先の大万木山の滝見コースを横断したところまで林道の延伸工事が進んでいた筈だ。だが「必要のない林道を作るな」との声に押されて、暗礁に乗り上げ、とうとう中止になったと聞いたのが2年前くらいだろうか。だったら最初から作るなよ〜ぅ!

行き止まりのところには「県民の森(頓原地区・吉田地区)…自然観察ゾーン…」の案内板が立っているので、現在地を確認する。正面には大万木山の山塊。そこに大万木林道。…自然観察ゾーン…ではなくて…自然破壊観察ゾーン…じゃあないか!ここから「等検境オコナデ駐車場」の案内標識に従って登山道へと入っていきます。
林道はここで行き止まり

明るい広葉樹林の中を歩く。木の間越しに左右に広がる展望を楽しみながら落ち葉の堆積した滑りやすい登山道を登っていくと950m台ピークの等検境展望台に着きました。山頂部はベンチが二組設置してあり平坦な大広場のような感じで、270度の大パノラマが展開します。北はこれから進んでいく954mピークだが展望はない。北〜東にかけては島根県の山が連なり、遠くに大山が見える。東〜南にかけては鯛ノ巣山〜吉田毛無山〜大万木山に至る稜線がくっきりと見え、新生坊峠の背後に猿政山がチョコンと顔を覗かせている。南にはでっかい大万木山、南〜西にかけては草峠付近から琴引山に続く稜線が見え、遠くにデコボコ大江高山火山群、沖の郷山の右手に三瓶が、そして麓の谷間には頓原の町が佇む・・・今日は視界が澄んでいるので四方八方くっきりと見える。最高だ!

等検境展望台から西方面の眺め

登山道わきにはアキノキリンソウアキノタムラソウ、季節外れのタツナミソウヤマシロギクくらいしか花が見当たらず、淋しい限りです。登山道は整備が行き届いている。横木の階段、そして、砂利を敷いた道…。これが舗装路行き止まりから等検境までづっと続きます。

等検境展望台からブナ林の中を進んでいき、954mピークでは巻き道を利用する。少し下ると正面に等検境が大きく見えてくる。西斜面はヒノキ林、東斜面は広葉樹林と東西で植生が異なっているのが写真を見てもよく判ります。鞍部まで下り登り返すと、山頂まで100mの案内標識が立っている。直進の水平な道は巻き道で杉戸のオコナデ駐車場に通じる。ここは左手の登る道に入り岩の多い尾根を辿ると5分で等検境に着きました。
等検境
鞍部付近から等検境を見上げる

等検境から東方面の眺め
等検境山頂部尾根から東方面の眺め(大山山頂部は冠雪しており白く見えている。その右側には蒜山が見える。)

等検境山頂 山頂は狭く、等検境の山頂標識がポツンと1本立っているのみで淋しさを感じる。冬間近の季節となり山頂付近の広葉樹はすっかり葉を落し、周囲はスケスケ状態!ぐる〜っと見渡せば、伯耆大山も船通山も鯛の巣山も吉田毛無山も皆な見える。西には三瓶山も見えている。夏場だとそうもいかないでしょうが・・・。

等検境では写真を撮っただけで引き返し、山頂手前の岩場の灌木帯で東〜南に連なる山を確認する。伯耆大山の右の山は皆ヶ山や蒜山三座だろう。比婆・道後の山からもたまに大山が見えることがあるが、こんなに遠くから大山を見たのは初めてだ。しかもくっきりと見えている。天気は下り坂だが空気が澄んでいるのが有難い。

吉田毛無山
等検境山頂部尾根から東〜南方面の眺め(鯛の巣山〜吉田毛無山〜新生坊峠〜大万木山への稜線が眼前に迫ってくる。)

等検境山頂尾根で展望を楽しんだ後は、来た道を引き返します。鞍部まで下り、ササを切り開いたジグザグの道を登り返す。帰りは954mピークに立ち寄ってみることにしました。山頂には「954mピーク」と記した山頂標識が立っているだけで、北側はヒノキ林で展望は全くないが、南側は広葉樹が落葉したお陰で伯耆大山〜吉田毛無山〜大万木山〜琴引山までが木の間越しにではあるが見えている。最高点やピークにこだわらないなら巻き道を!

等検境展望台まで戻ると、西の方が霞んできているのが気になったが、天気予報を信用し、お昼の準備をしていると、ポツリポツリと落ちてきた。慌てて片付けをして新生坊峠まで戻り、屋根付きの新生坊展望台でお昼にしました。こんなときは展望台サマサマです。下山後、高野りんご園で袋一杯のりんごを買い求める。
ササ原の道
ササを切り開いた道を行く

【高谷山の霧の海展望台】

海抜491mの高谷山の山頂にある霧の海展望台から眺めた三次の市街地です。広い盆地に霧が沈んで溜まっており、海のように見えます。霧の海の向こうに見えているるのは島ではなくて、もちろん三次市を取り巻く山です。写真を撮った時刻は朝9時20分頃。この霧はもうじき消滅することでしょうが、霧が晴れて太陽が顔を出すまで、三次にお住まいの人にとってはもどかしい待ち遠しい時間が続きます。(高野に行く途中に立ち寄りました。)
霧の海
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