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山 名
上蒜山(1202m) 中蒜山(1123m) 下蒜山(1200m) 岡山県真庭市(旧八束村)
登山日 2006年11月3日(祝) 晴れ 上蒜山と中蒜山
百合原より望む上蒜山と中蒜山
参加者 夫婦 Hさん
コース 百合原牧場(9時5分)〜上蒜山登山口(9:10)〜二合目(9:22)〜三合目(9:34)〜五合目(9:50)〜(9:55)六合目(10:00)〜七合目(10:10)〜槍ヶ峰(10:23)〜(10:45)上蒜山最高点(11:05)〜鞍部(11:30)〜(12:00)中蒜山(12:40)〜塩釜分れ(12:45)〜(13:10)フングリ乢(13:15)〜(14:00)肩(14:05)〜(14:15)下蒜山(14:25)〜九合目(14:35)〜七合目(14:53)〜雲居平(15:00)〜五合目(15:10)〜三合目(15:18)〜(15:40)犬挟峠 所要時間6時間35分
お弁当 中蒜山山頂で食べました。
駐車場 塩釜ロッジの登山者用駐車場(ゲスト用駐車場の奥にあります。何十台も停められる相当広い芝生のスペースです。)
トイレ 塩釜ロッジの屋外トイレ(水洗です)
まとめ 上蒜山と中蒜山の二座に登る予定で塩釜ロッジに車を置いて、タクシーを利用して上蒜山登山口から登りました。中蒜山まで来ると遠くに下蒜山が見え、このまま塩釜ロッジに下りるのは後ろ髪を引かれそうなので、予定になかった下蒜山に登り犬挟峠に下りました。

 朝5時に広島市内の自宅を出て、広島北ICから中国自動車道に乗る。千代田を過ぎたころから霧が発生し見通しが悪くなのが、この霧は当日の好天を約束してくれるので有難い。ETCの通勤割引の効くギリギリの東城ICで高速を下りて、新見までは国道182号線を走り、新見から国道180号線に乗り継ぐ。早朝の国道は走っている車が少ないので快適だ。


明智峠から大山を遠望 明智峠を越えると遠くに大山が見えてくる。一面霧のベールに包まれた雲海の上に、麓の日野町を取り囲む山が頭を出し、遠くに伯耆大山が盟主のごとく鎮座している構図は、本当に美しい風景画を見ているようで、何時までも眺めていたい景色です。峠を下り江府町俣野から俣野川沿いの道を渓谷美と紅葉を見ながら走り、広域農道を利用して蒜山に入りました。早朝の蒜山は霧に包まれ、蒜山三山の姿を目にすることはできない。

下山予定地の塩釜ロッジに着くと、先ずは日本名水百選の塩釜冷泉を汲む。名水の取水口は一つしかなく誰もいなかったので今のうちにと用意してきたポリタンクに名水を汲む。これで本日の目的の一つは達成。電話予約していたタクシーが来るまでに大急ぎで登山支度をし、タクシーで上蒜山登山口のある百合原牧場まで運んで貰う。運転手さんの話では霧は午前10時くらいには晴れるだろうとのことでした。でも朝の空気の澄んだときに蒜山の姿が見られないのは少し残念。

タクシーを降りたところは、放牧場入口で、丁度舗装路が切れ砂利道に変わった地点で、スキー場からの登山道が合流してきている。蒜山登山道の案内標識も随所に設けられています。
放牧地入口
百合原牧場の放牧地入口

百合原牧場の放牧地 ここから牧場内に設けられた登山用取り付け道を歩いていきます。広い牧草地からは、牧草地にありがちな匂いが漂ってきます。草の匂い。いえ、違います。牛の糞の匂いです。自分が子供の頃はホルスタインを飼っていたので、牛の糞の匂いはさほど気になりません。懐かしい匂いです。

放牧地内の管理道を横断するときは、有刺鉄線を跨がないといけないので、ひっかけないよう気をつけて下さい。左の写真の道を真っ直ぐに進んで山に行き当たったところが上蒜山の登山口で、大きな「蒜山登山道」の案内板が設置されているので、工程と所要時間を確認したらいいでしょう。
百合原牧場の放牧地の中を行く

登山口を入ると杉林の中に一直線の横木の階段がづっと延びているのが目に付きます。いきなりの段差のある階段は少しきついものがあるが、我慢して登っていくと杉林が切れると二合目の案内標識が見えてきました。尾根道の明るい灌木帯へと変わってきましたが、横木の階段は三合目あたりまで続いていました。眼下には百合原牧場が見えてきたので、タクシーで来た道、降車地点、登山口に至るコースをおさらいしてみる。

南から西にかけては、西中国山地の千メートル級の山が南北に連なっており、一番北側の三平山で落ちている。だが岡山県まで足を延ばすことは滅多にないので山の名前が判らないのが残念です。金ヶ谷山や三平山は六合目で一緒になった地元岡山県の人に教えて貰いました。
百合原牧場
二合目付近から百合原牧場を見下ろす

二合目付近から南西方向の眺め

三合目〜五合目 三合目からは五合目からは緩やかな尾根歩きが続きます。登山口の手前で一緒だった岡山市内から来た夫婦連れと話しをしながら登っていく。この方たちは犬挟峠に車を置いてタクシーで百合原牧場まで来たそうで、自分たちが中蒜山から塩釜に下りることを告げると、「蒜山三座の中では下蒜山が一番眺望が良い。中蒜山で下りるのはもったいない。丁度ペースも同じようだから、是非三座縦走を一緒に・・・塩釜まで送りますヨ」と誘われたが、足手まといになってはいけないので、やんわりとお断りをした。結局この方たちとは中蒜山で顔を合わせたが、自分たちが着いたときにはお昼を食べ終えていたようだった。

五合目が近くなると左手の二俣山と皆ガ山の間に大山主峰が顔を覗かせてきた。時刻は10時前。タクシーの運転手さんの言うとおり、蒜山高原を覆っていた雲海はいつの間にか消えて殆ど無くなってきた。
三合目の先から五合目を見上げる

五合目の先で登山道は右手に直角に曲がる。ここに休憩スペースがあるのだが先を急ぐ。六合目の案内標識のある地点でグループが休憩しているのを見ると、つい休みたくなってしまい小休止。ここで一緒になった7人グループの方たちとは、槍ヶ峰、上蒜山最高点、ユートピア、中蒜山、フングリ乢、下蒜山・・・でも一緒になり、最終的には後述のとおり、随分とお世話になってしまいました。

カシワの多い尾根道を登っていくと四等三角点のある1031mピーク(七合目)に着く。ここから正面に標識の立つピークが見えるが、実は山頂ではなくて、八合目槍ヶ峰だ。尾根道には、アキノキリンソウツリガネニンジンヤマラッキョウリュウノウギクリンドウが咲いていた。
槍ヶ峰
七合目から八合目槍ヶ峰を見上げる

大山(槍ヶ峰より)

蒜山三座 八合目で蒜山三座、大山の展望を楽しんだ後、ブナやウリハダカエデ、ハウチワカエデなど紅葉真っ盛りの広葉樹林の中、錦織り成す秋景色を満喫しながら進んでいくと上蒜山最高点に着く。上蒜山三角点までは往復15分ほど。上蒜山し最高点、三角点ともに展望が無いので、小休止の後、中蒜山に向けて縦走を開始する。
槍ヶ峰から上蒜山・中蒜山・下蒜山の蒜山三座を視界に捉える

上蒜山からはまばらな広葉樹林の中の露岩の多い急斜面を下っていきます。途中に3ヵ所ほど鎖場がありますが、鎖に頼るほどのことはありません。登山者の多い人気の山ですから、安全のために鎖が設けられているのでしょう。最低鞍部まで下るとササ原の快適な道に変わります。辺りにはアキノキリンソウが咲き乱れていて、ユートピアの名に相応しい雰囲気です。

中蒜山の方から40人くらいの団体が下ってきているので、すれ違いのための待機を兼ねて小休止。関西ツーリスト主催の蒜山登山ツアーで、夜行バスで蒜山に入り、朝7時に犬挟峠を出発したとのことでした。ここから緩やかに登ると山頂避難小屋が見えてきて、避難小屋の向こう側を回っていくと大展望の中蒜山に着きました。
上蒜山東斜面よりの眺め
上蒜山東斜面より、中・下蒜山を望む

中蒜山山頂 中蒜山山頂からは360度のパノラマが広がっています。大山南壁は上蒜山に隠れて見ることはできないが、これを除けば文句なし!ただお昼近くになり気温も上がってきたので視界が悪くなってきているのが残念だ。

相当広い中蒜山の山頂は多勢のハイカーで溢れ返り、お昼を食べるスペースを探すのに手間取ってしまう。蒜山高原が望める場所でお昼にする。お昼の最中に・・・せっかくここまで来たんだから・・・下蒜山まで行こう。ということで話がまとまり、早々にお昼を済ませて、下蒜山への縦走にかかる。

中蒜山から5分で案内標識の立つ塩釜分れ。ここでは左手の縦走路に入り、ササ原の道を急降下していく。下りきったこころのフングリ乢で小休止する。ここから下蒜山山頂まで、うんざりする程の長〜い登りが続きます。中蒜山〜下蒜山までは、前述の7人グループの他に、犬挟峠から中蒜山までピストンの若いカップルと前後しながら登っていくことになる。

草原ではカワラナデシコが出迎えてくれ、下蒜山の肩付近ではイブキトラノオも頑張って咲いてくれていて、秋の名残り花に励まされながら登っていくと、フングリ乢から約1時間で、ようやく下蒜山の山頂に着く。
下蒜山
中蒜山東斜面から下蒜山を望む

中と上(下蒜山より) 山頂では3組くらいの先行者が休憩中で2組あるベンチは塞がっていた。下蒜山も中蒜山と同様に素晴らしい眺めなんだが、雲が出てきたのが玉に瑕!西側を振り返ってみると中蒜山と上蒜山が霞んで見えている。

下蒜山下山道 九合目まで下ると、露岩の急斜面を一気に七合目まで下る、下蒜山名物の途轍もない長〜い鎖場があります。そろ〜りと滑らないように気をつけて下っていくと、傾斜が少しだけ緩くなりササ原のジグザグの道に変わってくる。さらに下ると殆ど傾斜を感じさせないくらいの平坦な道に変わり、ササが刈り払われた跡に、咲き残りのウメバチソウマツムシソウが頑張って咲いてくれている。蒜山ではマツムシソウはただの雑草でササと一緒に刈り取られてしまった姿が痛々しい。 下蒜山(雲居平より)
九合目付近から下山道を見下ろす 雲居平から下蒜山を振り返る

雲居平から五合目まで下ると、ロープ場があり、三合目からは横木の階段が続き、バリエーションに富んだ下蒜山の登山道を苦しみながら下っていくと、終点の犬挟峠に着きました。ここからタクシー会社に電話するものの、電波の状態が悪く通じない。雲居峠ではアンテナが3本立っていたのに何たることぞ!メンバー全員がボーダフォンというのもいけなかったようだ。ボーダフォンの人は要注意ですヨ!

仕方ないので電話が通じるところまで歩くことにして300mくらい歩いたところで「途中まで送っていきますヨ」と神の声がして、岡山ナンバーのワゴン車が停まる。上蒜山六合目〜下蒜山まで前後しながら歩いた7人グループの車だった。お言葉に甘えてサイクリングロードの塩釜冷泉入口まで送って頂きました。本当にありがとうございました。お陰で楽しい思い出がひとつ増え、さわやかな印象を抱きつつ蒜山高原を後にしました。
犬挟峠
休憩用東屋の建つ犬挟峠の登山口

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