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山 名 |
カンノ木山(892m) 鷹ノ巣山(922m) | 広島県東広島市福富町 |
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登山日 | 2006年4月29日(土) 晴のち曇 |
国道わきの福富ダム展望地より望む
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参加者 | 夫婦 Hさん | |
コース | 林道入口P(9時20分)〜登山口(9:23)〜四差路鞍部(9:40)〜(10:05)カンノ木山(10:15)〜四差路鞍部(10:37)〜鷹ノ巣8合目(10:55)〜(11:10)鷹ノ巣山(12:10)〜林道(12:40)〜(13:00)林道入口P 周回所要時間3時間40分 | |
お弁当 | 鷹ノ巣山山頂で食べました。(山頂は広いので大人数でOKです。) | |
駐車場 | 林道入口の広まったところに停めました(5台くらい停められます。) 県央の森公園駐車場もあります。(登山口から徒歩10分くらいです。) |
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トイレ | 県央の森公園(水洗です。ただし当日は故障中のため使用できず。あてにしないこと!) | |
まとめ | 所用のため早めに帰宅したかったので、福富町の鷹ノ巣山に登ることにしました。カタクリが咲くという山ですが果たしてカタクリに巡り会えるかどうか心配でした。でもピッタしのタイミングで可憐なWに会うことができました。 |
山陽自動車道を西条ICで降りて国道375を北上する。福富ダム建設工事現場付近に差しかかると前方に鷹ノ巣山とカンノ木山のツインピークスが見えてきます。付近の状況は以前とあまり変わっていないように見受けましたがダム工事は進捗しているのだろうか?久芳の交差点を左折し、正面に山頂部の落葉広葉樹の目立つ鷹ノ巣山を見ながら県央の森を目指す。そして県央の地モニュメントの手前にある林道始点付近に駐車しました。
駐車地から県央の森方面(奥の方)に上っていき、100mで左手に県央の地モニュメントの大きな案内板を過ごし、さらに50m進んでいくと車道が大きく右カーブするところに差し掛かります。 ここが登山口で、広島四季山歩会により設置された道標がありますが、道標は雑木で隠されてしまっていて、その役目を果たしていないようでした。ここで車道と別れ直進し登山道へと入っていきます。 |
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林道始点の駐車地(手前が久芳) | 鷹ノ巣山・カンノ木山登山口 |
沢の右岸に沿って緩やかに登っていき、暫くして杉林の中へと入っていきます。登山口から10分で沢を左岸に渡ります。登山道は溝状に大きくえぐれているところがありますが概して歩き易いと言えます。登山口から15分ほどで四差路鞍部に着きました。鞍部のよく目立つ位置に「明治百年記念造林。・・・昭和43年10月。農林技官○○○○」と書かれた朽ちた案内板が立っている。何故技官の名前が・・・お役人の売名行為に唖然とする。 鞍部には案内標識がやたらと設置されているので進む方向を誤るようなことはありません。直進は向原町方面に下る道、左は鷹ノ巣山、右はカンノ木山に登る道です。まずは右折してカンノ木山を目指します。 |
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ヒノキ林の中の四差路鞍部 |
植林地の中に付けられた道を延々と登っていくこと四差路鞍部から25分で大きな露岩のあるカンノ木山山頂に着きました。道は先に続いているようだが少し進んでいくと踏み跡が薄くなった。しかし続いていることは確かだ。大岩の上からは眼下に県央の森公園と園内にある池が見え、その後方に目をやると電波塔の林立する板鍋山や野路山も見えているが、野路山の真後ろから西側に連なっている筈の曽場ヶ城山〜水ヶ丸山山系は残念ながら見えない。 南西の方向には鷹ノ巣山が間近に見え、その山頂部にある薄茶色をした落葉広葉樹林は未だ芽吹いていない模様。もうじき新緑に染まっていくのであろうが・・・。 |
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カンノ木山山頂(左後方は鷹ノ巣山) |
鞍部まで戻り、鷹ノ巣山に向けて防火帯として切り開かれた道を登っていく。道はヒノキとスギの混合林の中に一直線に付けられており、変化に乏しい単調な登りが続きます。8合目の標識、山頂まであと500mの標識のあたりから道が緩やかになってくるが、それも束の間で、再び急登が始まる。 急登が終わると南に振れて山頂への最終アプローチ。登山道脇にはカタクリがポツポツと見受けられるようになるが、こちらは北斜面だから、葉っぱだけのものや、固い蕾のものだけで開花はもう少し先だろう。その一方でショウジョウバカマは可愛いピンクの花を咲かせている。 |
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鷹ノ巣山への登り道 |
あと100mの案内標識を過ごすと、前方にコンクリート製の展望台が見えてきて、ようやく鷹ノ巣山の山頂に着く。山頂の展望台に上がると、ほぼ360度のパノラマが展開するが、気圧の谷の影響であろうか空気が湿っており遠くまで見通すことはできない。澄んでいれば野呂山や深入山が見えるんだが・・・。 山頂は風の通り抜けになっているので風の当たらない場所を選んでお昼を食べていると、あちこちから登山者が登ってこられ賑やかになってきた。少し下ったところのカタクリ自生地まで行って来たという夫婦連れから「カタクリ咲いていましたヨ」とのありがたき情報を頂く。向原から登ってきたという単独行の男性はカタクリをご存知ないようで、その夫婦連れに教えを乞うている。人それぞれに山行の目的があるのだからカタクリの花を知らない人がいても当然だろう。 |
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鷹ノ巣山の大きな一等三角点 |
鷹ノ巣山山頂からの眺め。鎌倉寺山の右後方に白木山塊が見えているが写真では今ひとつはっきりしない。 |
帰路は広葉樹林を通って林道に出る。山頂から東の方向に付いている登山道を下っていくと、道の両側にカタクリの花が咲き、足がなかなか前に進まない。カタクリは樹林の奥の方まで咲いているが、無闇に踏み込んでしまうと根を痛めてしまうので、影響のない範囲でカタクリを観察する。 他には、各種スミレ、ニシキゴロモ(白花もあり)、ミヤマカタバミが咲き、ブナ林も見られ、ひとときではあるが大いに癒されました。やはり広葉樹の森がある山はいいですネ!水場分れを左に過ごすと間もなく植林地の中に入ってしまいました。 |
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登山道わきに咲く可憐なカタクリ |
植林地の中を下っていくと林道に出る。うっかり直進してしまうと久芳の方に下ってしまうので注意!ここは左折してぬかるんだ林道を下っていきます。林道は荒れてはいないが土が柔らかいので雨の後は進入しない方がいいでしょう。前方に木の間越しにカンノ木山を見ながら、下っていくこと20分で駐車地点に戻ってきました。今日は自然に咲くカタクリを見ることが出来たので大満足の1日でした。 今回のコースとは逆に、林道を詰めていく場合は、左の写真にあるように、林道の左右両方に案内標識が立っているので見落とすことはないと思います。 |
【乃美のシバザクラ】 下山してから、シバザクラを見に行きました。場所は国道375号線の乃美の交差点から、向原町に向けて数百m走ったところです。 奥行きのある素晴らしいサクラの花壇ができていました。先週の4月23日にシバザクラ祭りが開催され、その直後だから順路を示す道標があちこちに立っていました。 |
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