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山 名 |
頭崎山(504m) | 広島県東広島市 |
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登山日 | 2006年3月26日(日) 曇り |
登山口付近から望む頭崎山
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参加者 | 夫婦 | |
コース | 登り:日南登山口(9時50分)〜山道に入る(10:00)〜(10:15)鳥居の段(10:20)〜(10:30)三の丸 下り:三の丸(11:55)〜車道終点(11:58)〜極楽寺分れ(12:10)〜奥の院(12:20)〜薬師堂(12:25)〜参道入口(12:30)〜(12:40)日南登山口 |
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お弁当 | 太鼓の段で食べました。(他には三の丸西の大岩、煙硝の段が適しています。) | |
駐車場 | 貞重集会所(登山口から50mほど工業団地の方に行ったところにあります。) 日南登山口(大きな案内板の手前に3台くらい停められます。) |
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トイレ | 頭崎山駐車場(ぽっとんです。山頂部なので仕方ありません。) | |
まとめ | 春はすぐそこまで来ていますが、山野草が咲きだすのはもう暫くしてからだろう。今回は中世の城跡探訪という目的を持って、頭崎山に登ってみることにしました。 |
国道375号線を北上し、山陽自動車道西条ICを通り過ぎ3kmくらい走るとJR西高屋駅分れ交差点があります。その300m先に「高屋工業団地」の大きな看板の立つ信号の無い交差点があります。そこを右折してカーブの多い道を5.3km走ると、道路右手にお好み焼きや「仲よし」があり、その50m先に頭崎山登山口があります。
登山口近くに地元の方がいらっしゃったので、「頭崎山に登るので駐車場所を探している」旨を尋ねると、「あそこに貞重集会所があるけえ遠慮なしに停めんさい。」との有難きお言葉を頂戴する。早速登山靴に履き替えて日南登山口に立つ。 登山口には、県史跡「頭崎城跡」の云われを記した大きな案内板が立っていました。 「出雲の戦国大名である尼子経久は安芸の国に南下し、大内氏の支配する鏡山城を攻略した。この事態に対処するために、西暦1523年に白山城主平賀弘保は頭崎城を築き、嫡男興貞の居城とした。標高504m、麓からの比高200mの険しい地形を利用し、その頂上から四方に伸びる尾根に多くの郭を配置した戦国時代の典型的な山城である」東広島市教育委員会 |
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案内板の立つ日南(ひな)登山口 |
登山口から100mで右折し、次いで左折、次いで右折、ぐる〜っと左にカーブして、最後に右折して山道に分け入ります。だが分岐には必ず、左の写真のような道標が立っているので迷うようなことは全くなく、安心して登れます。 竹やぶの中を抜け雑木林の道を登っていきます。東側に回りこむと少し展望が開け南東に高屋工業団地が見えてきました。やがて鳥居の段に到着。鳥居の段は広場になっており大きな桜の木がある。ここから100mで頭崎神宮の鳥居を潜ると、少し傾斜が増してくる。 |
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登山道の案内標識 | 頭崎神宮の鳥居 |
ウグイスの囀りを聞きながら竹林を抜けると三の丸に着きました。正面には頭崎神社、右は太鼓の段、左は煙硝の段・車道です。 左前方に付いている枕木の階段を登っていくとニの丸があり、さらに進むと甲の丸(本丸)です。広場の真ん中に三等三角点がありました。古いガイドブックには周囲が見渡せるとありますが、雑木が成長してしまった現在では、二の丸も本丸も展望が得られませんでした。 |
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登りきったところが三の丸 | 展望のない頭崎山山頂 |
太鼓の段でお昼にする。広場には桜が植えられているが山の上では蕾はふくらんでいるものの花は少し先のようです。雑木が少し邪魔をするが、南側半分の展望が得られ、東には篁山や広島空港が、南には眼下に日南登山口が見えているが遠くの山は霞んで見えない。西には憩いの森のある龍王山が大きく見えるが、虚空蔵山、段原山などは手前の山と重なっているのではっきりしない。 煙硝の段付近からの展望も良い。煙硝の段の先にある明治神宮からの眺めも素晴らしい。広場にはカエデの葉っぱがたくさん落ちているので秋の紅葉の時期に登ってみると良いだろう。斜面にはダンコウバイが黄色の花を付けて早春の山に彩りを添えている。 |
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登山口付近が見えている |
下山は三の丸から煙硝の段の方に向かい、煙硝の段を左に、続いて西の丸を右に過ごすと麓から上がってきている車道の終点に出ました。ここには10台くらいの駐車スペースとトイレが併設されています。 電源開発鰍フ送電線に沿って下っていくと、正面に段原山や鷹ノ巣山が見えてきました。ただし送電線が邪魔をして写真を撮りたいと思うような構図は得られない。左手に立つ「左下る。極楽寺」の案内標識に従って左折し極楽寺へと下っていきます。 |
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車道終点と駐車場 | 極楽寺分れと案内標識 |
ほど良く踏まれた雑木林の道を下っていくと極楽寺奥の院があり、アセビやヒサカキが咲き石仏が建ち並ぶ参道を下っていくと薬師堂、さらに5分で参道入口に出ました。右折して民家の間の道を下っていくと登山道入口と思われる舗装路に出合う。 左右の田畑の畦道に咲くナズナやホトケノザに間近に迫った春本番を感じながら、舗装路をのんびりと10分くらい下っていくと日南登山口に戻ってきました。 |
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極楽寺奥の院 | 極楽寺経由登山道入口 |
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