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山 名
発喜山(476m) 絵下山(593m) 明神山(500m台) 広島市安芸区
登山日 2006年2月4日(土) 晴れ時々小雪 日浦から望む絵下山(04/09/26写す)
日浦山から望む絵下山
参加者 ファミールハイキング同好会
コース 矢野天神バス停(9時45分)〜鷹野宮歩道橋(9:50)〜矢野城跡(10:10)〜(10:32)野間神社(10:40)〜発喜山(10:50)〜(11:05)絵下山三角点home電波塔(11:10)〜絵下山最高点(11:27)〜(11:55)下の展望東屋(12:55)〜鞍部分岐(13:05)〜(13:25)明神山(13:30)〜矢野南5丁目の下山口(14:10)〜(14:25)矢野天神バス停 所要時間合計4時間40分
お弁当 TSS電波塔横の展望東屋で食べました。(地上波デジタル用電波塔の横にも東屋があります。)
駐車場 往復ともバスを利用しました。
トイレ 絵下山山頂(水道の蛇口が故障していて手洗い水は出ませんでした。)
まとめ 今年最初の同好会の山行きは暖かい場所を求めての矢野三山(絵下山、明神山、発喜山)巡りです。今日は二十四節季のひとつ「立春」、しかしながら生憎の小雪の舞う天気となってしまい、まさに春は名のみの風の寒さや・・・でした。

 今冬一番の寒波が日本列島に入ってくるという予報が出ている。自宅近辺では時おり小雪がちらついているものの南の方は晴れているので、ハイキング同好会の絵下山行きを決行する。バスセンターで熊野萩原行きの広島電鉄バスに乗り換え、矢野天神で下車しました。バスの中からは寒そうな姿の絵下山が見えていた。


登山道進入口付近 矢野天神で下車して進行方向(熊野方面)に50m進み、横断歩道を渡って、小規模団地への道に入ります。入口には指導標はありませんが、野間神社云われの説明板がありました。

急坂を50mくらい上っていくと道路が右へ大きくカーブしており、路肩に設置されているカーブミラーの先で左折して細い道を登っていきます。民家に入ってしまうのではないかと錯覚してしまうような道です。
カーブミラーのところから入る
登山道への進入口付近の景色 カーブミラーの先で左の小道へ

ハイキングコースの取り付き 用水路が併設されいてる小道を登っていくと前方に赤い橋が見えてくる。広島−熊野道路に架かる鷹野宮歩道橋だ。この橋を渡った先が矢野天神コースの登山口で「絵下山ハイキングコース入口」と示した標識が建っている。

落ち葉の敷き詰められた登山道を登っていくと見晴らしのよい送電鉄塔に着く。だが呉娑々宇は雪で霞んでおり、お情け程度に海田の日浦山が見えるだけだ。ここから5分くらいで大きな案内板のある矢野城跡だ。南には絵下山、発喜山、明神山の矢野三山が並んで見えているが近すぎてカメラには収まらない。だが絵下山電波塔は発喜山の影に隠れて見ることはできない。
鷹野宮歩道橋を渡ったところが取り付き

矢野城跡の30m先で、矢野ニュータウンからの登山道が右手から合流してくる。ニュータウンのどこから登ってくる道なんだろう?気になります。前方に三角錐のような切り立った発喜山を見ながら雑木林の中に入っていき、岩の多い発喜山の南斜面を巻いて登っていき、ようやく尾根に出たと思ったらそこが野間神社だった。案内プレートによると矢野城跡から50分かかる筈だったが20分余りであっけなく着いてしまったので少々拍子抜けの感がある。

野間神社からは南に絵下山最高点〜絵下山電波塔〜発喜山が並んで見えている。ここから少し下り登り返すと矢野三山のひとつ「発喜山」だ。意識していないとうっかり通り過ごしてしまいそうな山頂にはプレートの類は全くなく、この山は絵下山への単なる通過点に過ぎないようだ。
野間神社
野間神社にて小休止

 明神山への分岐を右に過ごすと、ものすごく段差のある横木の階段が現われてきて、これをこなすと広島homeテレビの電波塔のところに飛び出しました。江田島〜似島〜宇品のプリンスホテル〜海田湾が見えているが、それより遠くの広島市街は雪のせいで霞んで見ることはできない。各種ガイドブックでは、この位置に三角点があると記されている。ある筋からの情報では電波塔の建物の上に三角点が鎮座しているらしい。だが建物の周りはフェンスで囲まれていて、ネコくらいしか中に侵入することは不可能なので、三角点の場所は依然として判らないままだ。

 広島homeテレビの電波塔は車道の終点に建っているので、ここから車道を戻っていく。左手に中国自然歩道の大きな案内板、右手に手洗所を過ごすと、手洗所の先50m先左手に寺屋敷の昭和の森キャンプ場からの登山道が延びてきている。この道に入り、10m先にある近道をやり過ごし300mくらい先にある正規の登山道から絵下山最高点を目指しました。絵下山最高点の大岩の上からは、熊野の小田山、呉の灰ヶ峰が見えているが視界はあまりよろしくない。絵下山山頂からは、50度、180度、300度の方向に道が付いている。50度は登ってきた道、300度は近道なので、180度の方向の道をとる。南尾根をぐる〜っと巻いて下りていくと、でっかい地上波デジタル放送用の電波塔と四階建ての建物が正面に見える。今年10月からスタートする商用放送に向けての工事はほぼ終わったようだ。これから幾度かのテストを経ていよいよデジタル放送がスタートするのだ。だが我が家は未だデジタル放送未対応のブラウン管TVだ!


tss横の展望東屋 手洗所の手前から遊歩道に入り、地上波デジタル放送用電波塔の建つ尾根の突端の570m台ピークを目指す。だが尾根突端の東屋は先客があったので、尾根を下り、テレビ新広島TSS電波塔横の東屋でお昼にすることにしました。にここからは北側180度の展望があり、いくぶん視界が良くなってきて阿武山が見えている。東屋は日当たりは良いのだが、すこぶる寒い。そのうちに指先がかじかんできた。

今回の参加者は山の大先輩SNさん、管理組合の仕事に忙殺されているSIさん、いつも若々しいH嬢、我が家夫婦の5名でした。もっとたくさんのメンバーに参加して欲しいのですが今回に限っては致し方ないか、雪のため中止しようと思ったくらいだから・・・。
TSS横の展望東屋にて

下の展望台からの眺め
下の東屋から江田島〜広島市街方面の眺め(雪が止んだ直後なので視界は良い)

「寒くなってきたので早く下山したい!」との意見が多かったので、明神山経由で矢野ニュータウンに下山することにしました。山頂部から直接明神山に下る道があるのだが、今回は小屋浦方面への縦走路に入り、上じゃくま手前の鞍部から明神山に登り返す正規のルートを使うことにしました。この方が体が温まるから・・・。横木の階段を下っていき、鞍部に建つ案内標識の「明神山」に従って右折して雑木林の中に突入する。このコースは今ではあまり歩かれていないようだ。鞍部から10分で絵下山山頂部からの最短コースと合流すると、突然に快適な道に変わる。左手に天狗岩の稜線を間近に見ながら尾根道を北上していくと展望のない明神山に着きました。

ここから急坂を転げ落ちるように下っていくと、下りきったところに矢野高下谷分岐がある。左手の樹木には「茶臼山・坂町」、右手の樹木には「矢野高下谷へ」の手製のプレートが架けられています。
矢野高下谷分れ(左はJR坂方面)

矢野高下谷分れで右の道をとり尾根道を下っていくと、高下谷分れから20分で1つ目の送電線の下を潜り、さらに5分で送電鉄塔「坂支線9」の左手を下っていくと矢野ニュータウン内(矢野南5丁目の矢野南小学校の裏手)に飛び出しました。最寄りの中国電力の電柱番号は「ヤノミナミ分岐1」です。

ここから広島熊野道路に面した矢野南5丁目のバス停まで歩き来るべき筈のバスを待つ。だが、やってきたバスは手前の信号で左折しニュータウンの中に入っていくではないか!どうやらバス停を間違えたようで、矢野天神バス停まで下る羽目に陥ってしまいました。最後に皆さんにご迷惑を掛けてしまって申し訳ないです。
下山口
矢野南5丁目の下山口

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